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静岡の映画館寄贈のシート 高田世界館に設置

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写真=館内に据え付けられる新シート

 現存する日本最古級の映画館として知られる上越市本町6の高田世界館で5日、静岡市から寄贈された観客用シート3席の取り付けが行われた。カップホルダーつきの広くゆったりとしたシートは、今後「特別席」として人気を集めそうだ。
 このシートは静岡市葵区七間町にあった映画館「ピカデリーZERO」で使用されていたものだが、2011年3月に閉館。建物には公益財団法人静岡市まちづくり公社(佐野勝理事長)が入居。映画館部分は「コミュニティーホール七間町」に改装され、シートの大半は廃棄処分された。
 残された1脚3席の寄贈先として浮上したのが、現在は静岡市の区となっている旧清水市とかつて中学生の交歓交流事業があった上越市。高田世界館に設置されることが決まり、同公社職員自らワゴン車で運搬。昨年9月29日に世界館で引き渡し式が行われた。
 高田世界館を管理する街なか映画館再生委員会(岸田國昭委員長)では設置場所を検討。その結果1階最後列中央に設置されることとなった。
 現在、同館では3月初旬完工を目指してトイレの洋式化改装工事も行われており、岸田委員長は「シート設置とトイレ改修が、より一層人々に親しまれる場所になるきっかけになれば良い。ぜひ足を運んでほしい。3月には映画イベントを予定している」と今後の展開に期待を寄せた。
 同館では今月22日に北陸地域のご当地アイドルイベントが予定されており、同シートが一般にお披露目される最初の機会となる。