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まいどや酒店がイチジクのリキュール酒発売

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写真=限定販売の「無花果ものがたり」

 上越市春日新田1のまいどや酒店がこのほど、大潟区特産のイチジクを使ったリキュール酒を新発売した。
 新幹線開業を控え、地元の特産品を使った酒を造りたいと考えていた杉田彰店主。「まちづくり大潟」の協力で大潟区のイチジク生産者を紹介された。同区は以前イチジクの生産が盛んだったが近年は減少。3年前から住民に日本イチジクの苗木を販売し、イチジク作りを復活させる取り組みを始めており、昨年から実が採れ始めたことで商品化を決めたという。
 イチジクは日持ちしないため、朝採りのものを毎日現地まで引き取りに行ったり、完熟させすぎて風味が悪くなったりと苦労も多かったというが、醸造会社と試行錯誤を重ね完成に至った。
 名前は「無花果ものがたり」。「まだ序章だが、多くの生産者を巻き込んで物語を作っていきたい」(杉田店主)という思いを込めて名付けた。アルコールは7%。実をすり潰してつぶつぶ感を出し、イチジクの味わいがストレートに出る仕上がりになっている。ラベルのイラストや文字、デザインはすべて同店で制作した。
 「今回の商品は、地域に必要とされる店になるという経営理念の一環で、大潟の誇れる特産品となるよう生産者の力をお借りしながら、完結のない物語に挑戦していくつもりです」と杉田店主。720ミリリットルで税別1500円。280本限定で販売している。
 店舗は午前9時~午後7時30分。日曜定休。電話543・6727。