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2014年5月アーカイブ

詐欺被害防ぐ 上越署がコンビニなどに感謝状

20140529詐欺未然防止で感謝状 (2).jpg

写真=一人ひとりに感謝状が贈られた

 上越署は29日、電話などを通じて高齢者らから金をだまし取る特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、上越市内のコンビニエンスストアや金融機関、対応した従業員に感謝状を贈った。特殊詐欺を未然に防いでコンビニエンスストアに感謝状が贈られたのは同署では初めてという。上越署は「特殊詐欺事件が多発する中で被害を食い止めてありがたい」としている。
 感謝状が贈られたのは、3月から4月の間に金融商品取引や商品購入を名目とした特殊詐欺の被害を防いだ4団体と4人。中でもローソン春日山町二丁目店は4月19日、郵便物を送ることができるレターパックが欲しいと店を訪れた市内在住70代女性の詐欺被害を未然に防いだ。店によると、女性は現金をレターパックで送りたいと申し出たという。レターパックで送金できないことを知っていた同店の従業員、林夢乃さん(21)が太田政幸オーナー(36)に報告。女性は説得を聞かずに購入したが、太田オーナーは、アルバイト従業員に女性の自宅を確認させて警察に通報。特殊詐欺を未然に防いだ。
 林さんは「レターパックを知らないようでメモを持っていた」と当時を振り返り、太田オーナーは「高齢者、レターパック、現金は詐欺という話を聞いていた。あまりにも心配だったので自宅を確認させた」と話した。
 同署によると、管内で今年発生した特殊詐欺事件は28日現在、16件で被害額は5428万円。昨年は1年間で11件、被害額は3200万円だったため、既に昨年1年間分を上回っている。同署生活安全課の藤田和徳課長は「発生件数は県内30署で最も多い。注意してほしい」と話している。
 感謝状が贈られた団体、個人は次の通り。
 ▽第四銀行高田営業部(田中信也営業部長)▽同部渉外係の林有希さん▽頸城郵便局(相沢春男局長)▽同局窓口係の高橋夕香さん▽ローソン上越高田駅前店(竹澤晴文オーナー)▽同店従業員の古川裕紀代さん▽ローソン上越春日山町二丁目店(太田政幸オーナー)▽同店従業員の林夢乃さん

海岸の危険か所を確認 県などが合同パトロール

20140528水難事故で合同パトロール.jpg写真=危険か所の状況を把握する参加者(西ケ窪浜)

 上越市柿崎区上下浜で4日、長野県に住む子供を含む5人が死亡した水難事故を受けて、県などは28日、上越市の海岸8か所で関係機関合同のパトロールを行った。県や市など7団体から担当者32人が参加。海岸の危険な場所などを確認した。
 事故を受けて県は13日、関係機関を集めた連絡調整会議を実施。上越市内約40キロの海岸のうち、危険か所を把握しようと合同パトロールを行うことを決めた。
 28日は県や市のほか警察や消防、上越海上保安署など7団体が参加。事故が起きた海岸や、高波の危険性がある所、駐車場があって釣り客が集まりやすい場所、過去に水難事故で死者が出た場所など8か所でパトロールを実施した。参加者は上越市漁業協同組合の担当者らから説明を受け、海岸付近の地形や駐車場の有無などを確認。配られた点検表に記入していた。
 県上越地域振興局地域整備部の歌川実副部長は「10メートルも行かないうちに急に深くなっている海岸が多かった。釣り人にはライフジャケットの着用を求める。小さい子供がいる場合は、大人が目を離さないでほしい」と話していた。
 県は今回のパトロール結果を分析し、6月に予定されている第2回の連絡調整会議で安全対策について検討するとしている。

歓声と水しぶき 小猿屋小でプール清掃

20140527プール掃除.jpg写真=デッキブラシでプールを磨く児童たち

 夏の水泳授業に向けたプール清掃が上越市内の各小学校で始まった。27日、小猿屋小(本間和貴校長・児童114人)でもプール清掃が行われ、4年から6年の67人が取り組んだ。
 同日、上越市内は青空が広がり汗ばむ陽気となった。新潟地方気象台の発表によると、上越市高田の最高気温は午後1時24分、7月上旬並みの26・7度を記録。夏日となった。
 児童たちは絶好の陽気の中、半袖、短パンの体操着にサンダル姿でプールサイドに集合。4年生はプールサイドの草取り、5年生はプールの外側をたわしで磨き上げた。
 6年生は中側の清掃を担当。まずは冬場にたい積した泥や落ち葉を一角に集めてすくい上げる作業を行った。続いてデッキブラシを使用してゴシゴシ磨き、水しぶきや歓声を上げながらピカピカに仕上げた。
 6年の竹内愛賀さん(11)は「葉っぱが多くて大変だったけど、水が冷たくて気持ち良かった。今年は(水泳大会で)自己ベストが出せるように頑張りたいです」と話した。
 同校の水泳授業は6月中旬から開始予定。

柿村書店社長 文科大臣から功労者表彰

20140523柿村書店教科書功労者表彰のコピー.jpg写真=文部科学省などから功労者表彰を受けた柿村社長

 柿村書店(本部・上越市中央2)の柿村徳成社長(70)が、教科書取次供給事業に長年従事した人を文部科学大臣が表彰する本年度の教科書供給功労者に選ばれた。22日に東京都内で行われた、表彰式(文部科学省、全国教科書供給協会主催)に出席。「より一層、身を引き締めて仕事に励みたい」と話している。
 表彰は1976年度から行われており、教科書取次供給事業に45年以上従事し、教科書の完全供給を通じて学校教育の充実発展に貢献があった書店などの代表者が対象。39回目の本年度は50人が表彰され、県内からは柿村社長のみだった。
 柿村書店は1893年(明治26年)の創業時から教科書を取り扱っていたという。戦後は直江津地区や大潟、頸城などの学校に児童、生徒分の数をそろえて教科書を供給。昭和40年代は学校が多かっただけでなく、道路事情が悪く配達に苦労した。柿村社長は「春先まで雪が残り、そりで引いて教科書を学校まで運んだこともあった」と振り返る。教科書は一般書籍に比べて利幅が少ないというが、「児童や生徒分の数をしっかりそろえて学校に届けることに誇りを持てる仕事」ときっぱり話す。
 現在は市内の小学校から高校まで計24校に教科書を供給。創業時から従事してきた教科書供給で功労者表彰を受けて、柿村社長は「身に余る光栄。これをきっかけにさらに身を引き締めたい」と語った。

妙高酒造がIWC本醸造酒部門で最高賞

20140523妙高酒造が最高賞1.jpg

写真=本醸造酒の部最高賞の「本醸造妙高山」と松田社長

 世界最大規模の酒のコンテスト「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」の日本酒部門の審査がこのほど行われ、妙高酒造(上越市南本町2、松田治久社長)の日本酒「本醸造妙高山」が「本醸造酒の部」の金賞を受賞し、金賞の中から最も優れた銘柄に贈られる最高賞「トロフィー」にも輝いた。同銘柄が最高賞を受賞したのは2012年以来、2年ぶり2度目。
 IWCは1984年にイギリスのロンドンで始まり、2007年からは日本酒部門も設けられた。今年は261蔵725銘柄が出品され、同部門は「本醸造酒」や「純米酒」など七つの部で審査が行われた。各部で金賞を選び、その中の最も優れた銘柄にトロフィーが贈られる。
 本醸造妙高山は県産のこしいぶきと、妙高山の伏流水に、独自開発した酵母で醸造した。
 松田社長は「初出品した2年前よりもレベルが上がっている中での受賞は驚いたし光栄。会社としてもモチベーションが上がる」と話している。同社はこのほか4銘柄が銀賞や銅賞に入り、計5銘柄が受賞した。
 本醸造妙高山はトロフィー受賞で、日本酒部門で最高賞「チャンピオン・サケ」の選考対象となる。発表は7月16日(ロンドン時間)に行われる。また金賞受賞で外務省の酒リストに登録され、海外の日本大使館や日本総領事館の公用行事などで提供される。

7000株のカキツバタが見頃

カキツバタ5.jpg写真=紫や白の花が美しいカキツバタ(26 日)

 上越市大豆の春日山城史跡広場の監物堀でカキツバタが見頃を迎えている。地元5町内で作る史跡広場管理組合(小林榮理事長)が草取りをするなど手入れをしており、新緑の中、紫と白のコントラストが見事だ。
 史跡広場は発掘調査で確認された土塁や堀などを復元し、中世の春日山城を体感できるよう市が整備したもので、堀には7000株のカキツバタが植えられている。史跡広場の管理を受託している同組合によると、今年は5月10日頃から咲き始め、先週から見頃を迎えている。同組合では、花の見栄えを良くするために、池に入りショウブやセリなどカキツバタ以外の草を除去するなどの手入れをしてきた。
 26日、管理組合の会員30人余りと草刈りをしていた小林理事長は「今年は天候に恵まれて例年より少し早く花が咲いたが、あと数日は楽しめると思う」と話していた。

自転車愛好家が156キロに挑戦 銀輪で上信越路駆ける

20140525自転車センチュリーライド.jpg写真=午前7時に船見公園を出発した参加者

 上越市内の自転車愛好者サークルによる手作りの長距離走大会、第18回センチュリーライド上信越が25日、中央の船見公園を発着点に行われた。全国から集まった約80人の参加者は新緑の上信越路を1周する156キロのコースに挑戦した。

 大会はバイシクルチーム・アイオロスが主催して毎年この時期に行われている。一般公道を自由な速度で走る「長距離フリーラン」の大会で、参加者は国道18号に沿って妙高から長野県に南下。長野、須坂、中野、飯山を通り、国道292号の富倉峠から県内に入り、上越大通りを北上して船見公園に戻ってくる。途中2か所のチェックポイントを通過する。制限時間の10時間。順位表彰はなく、船見公園に戻ってくると完走証が贈られる。そのため初心者から経験豊富まで幅広いライダーが参加する。
 近年は自転車人気の高まりから県内だけでなく、全国各地から集まってくる。今年は北は宮城県、南は鳥取県から、21歳から70歳までの男女約80人が参加した。
 昨年に続いて、2回目の参加となる上越市東城町1の吉田洋さん(38)は「ゴール後の達成感が忘れられなくて今年も出た。限界に挑戦したい」と意気込んでいた。
 カラフルなジャージーを身にまとった参加者は、サドル位置の高いスポーツ用サイクルにまたがり午前7時に船見公園を元気いっぱいに出発。沿道で応援する家族や友人に手を振る姿も見られた。

スーパーフリマ大盛況 2500人以上が来場

スーパーフリーマーケット.jpg写真=多くの市民でにぎわった会場

 上越市春日新田5の上越市環境衛生公社は25日、同公社内の駐車場を会場に、不要品販売と物産展、縁日が一緒になったイベント「第10回スーパーフリーマーケット」を開催した。好天に恵まれ、午前10時の開会前から多くの市民が詰めかけ、午前だけで2500人以上が来場した。
 地域貢献の一環として2009年から春と秋に開催しており、今回が10回目。65組が出店した。
 子供のおもちゃや衣類、手製のアクセサリー、野菜、山菜などの販売のほか、茶席、足湯なども設けられた。そば、唐揚げなど多彩な飲食ブースも出て会場は家族連れらでごった返した。同公社が事業を継承した「魚住かまぼこ店」のブースでは、揚げたてかまぼこも販売された。かまぼこの詰め合わせが当たる大じゃんけん大会も大いに盛り上がった。
 またフリースクールのやすづか学園の生徒が東日本大震災の義援金の募金活動を行った。
 家族とともに訪れた市立春日新田小3年の前澤楓希君は「初めて来たけど、店がたくさんあって楽しかった」と話していた。

「アニーズ痩健美サロン」と「上越の湯」 岩盤浴ヨガが県内初登場

20140521ホットヨガスタート.jpg写真=「岩盤浴ヨガ」の指導を担当する古川さん

 「健康的に美しく」をテーマに、運動指導やボディメーク、美容メニューを展開する上越市藤野新田の「アニーズ痩健美サロン」はこのほど、同市富岡の入浴施設「上越の湯」の協力を得て、女性限定プログラムのホットヨガ「岩盤浴ヨガ」をスタートした。同サロンは「幅広い年齢の方々にぜひ体験していただきたい」と話している。
 同サロンによると「岩盤浴ヨガ」は県内初登場。レッスンは「上越の湯」内のブラックシリカ岩盤浴場で実施している。室温40度、湿度60%の環境で行うので、常温のヨガと比べて汗をかきやすく、代謝量も上がるため脂肪燃焼効果があり、ダイエットにもおすすめ。デトックス効果もあり、美肌や冷え性改善に導くという。
 レッスンは同サロン所属のスポーツインストラクター古川郁美さん(31)が担当。約1年前まで、東京のホットヨガスタジオで指導していた。古川さんは「汗をかきにくい方、冷え性の方なども無理なく体の芯から温まります。体質にもよりますが、想像以上に汗をかきます。初心者の方も気軽に参加できるプログラム」と話す。
 レッスンは毎週日曜日と火曜日。午後5時、7時、9時の各3回行われる。45分コースと60分コースがある。価格は「上越の湯」の入館料(3時間利用)付きで、45分コース3150円、60分コース3450円。各回の定員は20人。
 参加者はTシャツ短パンなど、体を締め付けない服装で受講する。下に敷くバスタオルと汗拭きタオル、1リットル以上の水分を持参する。予約は不要。
古川さんは「夏に向けて体と心をきれいにデトックスしませんか」と話している。
 6月末まで「1000円オフキャンペーン」を実施中。男性も参加できるスタンダードヨガなどのプログラムもある。
 問い合わせはアニーズ痩健美サロン520・6455、上越の湯520・8526。

国道8号沿いの「えいしん」 手作業にこだわる料理が自慢

20140522えいしんラーメン.jpg写真=たっぷり野菜ととろとろモツが乗った「トロモツ味噌ラーメン」

 上越市夷浜新田の国道8号沿いにオープンしたラーメン店「えいしん」。オープンから2か月が経過し、連日にぎわいを見せている。
 店主の池田毅さんはこれまで、上越市内のラーメン店やホテルなどで料理の腕を磨いてきた。「厳選した食材を使用し、時間と手間をかけ、全て手仕事で調理する。お客さんに喜んでいただける料理を提供したい」と話す。
 自慢のラーメンスープは国産の豚ゲンコツと、さば節やかつお節などの魚介を使ったダブルスープ。下処理から調理まで、長時間かけて作るモツを使った「トロモツ味噌ラーメン」(850円)が人気メニューだ。
 強火で一気に炒めた野菜と口の中でとろけそうなモツがたっぷり乗る。県内産の2種類の白みそがベースで、ニンニクやショウガが効いたパンチのある1杯。リピーターも多いという。このほか、チャーシューメン(830円)も人気。じっくりと時間をかけて作り上げる自家製チャーシューは「肩ロース肉」を使用し、スープとの相性も良い。
 座敷もあるので、小宴会も対応可能(要予約)。飲み放題プランもあり。宴会料理の内容は応相談。
営業時間は午前11時~午後2時(土、日、祝日は同2時30分)、午後5時30分~8時30分。定休日は水曜日。問い合わせは同店512・1315。

青苧の文化を学んで 栽培地で焼き畑

20140524青苧焼畑.jpg写真=カラムシの畑に火を放った中学生

 上杉謙信の財政を支えた植物のカラムシの繊維「青苧」を伝える活動をしているNPO法人越後青苧の会(近藤紀一郎代表)が23日、上越市谷愛宕の愛宕谷公園で焼き畑を行った。会員のほか地元の中学生も参加。良質な青苧が採れることを期待して次々と火を放った。
 青苧はイラクサ科の多年草木、カラムシから取り出した繊維。古くから布の原料として重宝され、戦国時代には謙信の財政を支えたと言われる。同NPOは青苧の文化を後世に伝えようと、市の許可を得て愛宕谷公園でカラムシの栽培を行っている。
 同NPOによると、焼き畑は発芽をそろえて良質なカラムシを育てるために行うもので、害虫の卵や雑草を駆除する。謙信の時代も行われていたという。同NPOでは10年ほどから毎年この時期に実施している。
 この日は会員のほか春日中の生徒ら約20人が参加。枯れた杉の葉などで畑に火を放つとあっという間に燃え広がった。火が消えた後、成長するカラムシが風で互いの繊維を傷つけないようにするため畑を覆うように防風用のネットを設置した。春日中2年の堀内優花さん(13)は「今年は地域の活動を頑張ろうと参加した。少し熱かったけど、いい青苧ができてほしい」と話していた。
 カラムシは1・5メートルほどに成長し7月下旬ごろから8月下旬頃に収穫時期を迎える。同NPOは繊維を取り出す作業を行い、青苧のコースターやタペストリーなどを作るという。近藤代表は「昔から続く青苧を再認識してほしい」と話していた。

春日新田、大和、黒田の各小学校 140周年で記念運動会

20140524春日新田小運動会 (1).jpg写真=長さ4メートルの棒を運ぶ児童(春日新田小)

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写真=大きな声が響いた王様じゃんけん種目(黒田小)

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写真=白熱した140個の玉運びレース(大和小)

 上越市内の小学校では運動会シーズン真っ盛り。創立140周年を迎えた市立春日新田小、大和小、黒田小では24日、記念運動会が開かれ、青空の下、子供たちが元気いっぱいにグラウンドを駆け回った。
 上越地域で最も児童数が多い春日新田小(807人)では、創立140周年を記念して語呂合わせで140を「いっしょ」や「いっしょう」と読んでリレーや親子綱引きの種目名に取り入れた。また全校児童が参加して棒をリレーする種目「未来につなGO! 春新タイフーン」では、四つのチームに分かれて競った。約4メートルの棒を1年生から6年生まで一緒になって運び次走者にリレー。優勝チームは大喜びだった。
 大和小(219人)では「140」にちなんだ4種目を取り入れ、赤白対抗で計18種目を実施した。「力を合わせて!140個玉運びレース」では、2人1組で2本の棒に玉入れの玉を乗せて運び、最後はじゃんけんに勝ったらゴールするゲーム。来春に北陸新幹線が開業することを記念して、電車ごっこゲーム「新幹線でゴー!」も行われた。
 黒田小(182人)では校区の住民も参加して大運動会が開かれた。開会式では全校児童や来賓が、自分の夢などを書いたメッセージ入りの風船250個を飛ばし、140周年を祝った。新種目として全校児童が赤白対抗で実施した「王様じゃんけん」では、次々とじゃんけんをして勝ち上がり、最後に団長とじゃんけんをして勝った人の数で競う競技。終盤はデッドヒートし、大いに盛り上がった。

淡雪庵で年代物の藍染め・かすりを30日まで販売

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写真=藍染めの古布は無地のほか、紋入りも取りそろえる

 上越市大豆2の「古美術 淡雪庵」は25日から30日まで、藍染めとかすりの古布即売会を同店内で開く。入場無料。
 明治期の品物を中心に、庶民の暮らしになじみ、日用使いされた藍染めの一反風呂敷や回し合羽などを豊富に用意し、開く。中には江戸時代から受け継がれた品もあるという。無地が多く、ほかに「丸に三ツ柏」「丸に蔦」など紋入りがそろっている。
 生地はしっかりしており、状態が良い。インテリアや店舗のディスプレイをはじめ、服やバッグなどにリメイクする素材としても重宝しそうだ。他にかすりの着物類が7点ほど並ぶという。
 ほぼ一点物なので、早めの来店がおすすめ。同店は春日山城史跡広場や高井脳外科クリニックの付近、道路沿い。午前10時から午後4時まで。
 問い合わせは545・5622。

上越市内の高校生らが自転車マナーを同世代に呼び掛け

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写真=同世代の高校生らにちらしを配って呼び掛けた

 上越市のJR高田駅などで23日朝、地元の高校生が自転車の安全利用を呼び掛ける街頭活動を行った。登校する同世代の高校生に啓発用のちらしを配って自転車マナーを守るよう呼び掛けた。
 高校生による街頭活動は、5月の自転車安全月間の取り組みとして毎年行われている。この日は同市内8校の高校生23人に加え、上越警察署、市、地元住民ら総勢約50人が参加。JR高田駅前とJR南高田駅前に分かれて活動を行った。
 活動に参加した高校生は、駅前の駐輪場で自転車が車道の左側通行であることや、雁木やアーケード下は自転車から下りて歩くなどと書かれたちらしを登校する同世代の高校生に配った。
 上越高校3年の中嶋裕亮君(17)は「朝は自転車が多くて、高田駅前はすごく混んでいる。ルールをしっかり知って、マナーを守って自転車に乗ってほしい」と話した。
 同署によると、管内では年間70件程度の自転車が関与する人身事故が発生しているという。昨年は77件で前年(2012年)と比べて4件多い。そのうち死亡事故は2件。上越署交通課の山井一之課長は「気温が高くなるこれからの時期に自転車が絡む事故が増える傾向になる。自転車も車両。ルールを守ってほしい」と呼び掛けている。

稲田小5年らが樹齢800年の大ケヤキに肥料埋め込み

20140522稲田小大ケヤキ肥料埋め込み・たて.jpg写真=大ケヤキの近くに固形肥料を埋め込む児童

 上越市立稲田小学校5年生82人が22日、市の天然記念物で樹齢800年という稲田諏訪神社(稲田1)の大ケヤキに固形肥料を埋め込む作業を行った。児童は「長生きしてほしい」と願いを込めて、地元住民でつくる保存会と一緒になって作業に取り組んだ。
 大ケヤキは800年前の鎌倉時代、親鸞が布教の際に植えたといわれ、高さは25メートルで幹回りは9・3メートル。2002年には市の天然記念物に指定された。だが近年は枯れた木に発生するサルノコシカケが出るなど弱っており、2年前には記録的な大雪で大枝が折れる被害が発生した。
 固形肥料を埋め込む作業は、同小児童と稲田地区の各町内会長や神社の総代でつくる「お諏訪さんの大ケヤキ保存会」によって、04年からほぼ毎年行われている。
 この日の作業は五泉市在住の樹木医、佐藤賢一さん(63)の指導を受けて行われた。まず幹回りを測るなどして児童はケヤキの大きさを実感。その後、窒素やリン酸、カリウムを含んだ長さ15センチほどの固形肥料50本を根が張っている地中に木づちで埋め込んでいった。
 同小5年の古賀豊君は「穴を開けるのは大変だったけど楽しかった。800年生きているのはすごい。元気になってほしい」と期待した。保存会の山田彌市会長(71)は「子供たちには、来年春に葉が出たら、肥料を埋め込んだ成果だと思ってほしい。大ケヤキは地域の宝であるので子供たちには毎年続けてほしい」と話した。

上越市シニアスポーツ大会で1125人が熱戦

シニアスポーツ大会①.jpg写真=手を取り合って駆ける出場者と児童

 健康維持と参加者相互の交流などを図る上越市シニアスポーツ大会(上越市、同市老人クラブ連合会主催)が21日、上越市下門前のリージョンプラザ上越で開催された。1974年から始まり、本年度で41回目。1125人が出場した。同連合会役員が裏方として運営を支えた。
 競技のうち2種目に同市立戸野目小学校の5、6年生合わせて60人も参加した。このうち「デカパンレース」では、出場者と児童が組んで、号砲とともに駆け出した。大きな声援を受けながら、各ペアが呼吸を合わせてゴールを目指した。
 レース後、6年生の松縄颯太君が代表し「今日の経験をもとに、身近な地域のおじいちゃん、おばあちゃんといろんなことをしてみたいです」とあいさつした。
 同大会の最高齢出場者、同市春日野1の岩下豊作さん(100)は、観戦しながら「皆さんが活躍する姿に勇気づけられています。元気をもらってまた来年も参加しなくちゃね」と快活に話した。

八千浦中学校 地域住民と連携して避難訓練

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写真=避難場所となった校舎屋上を目指す生徒たち

 上越市立八千浦中(佐久間俊明校長・生徒111人)は20日、地震による津波から身を守るための避難誘導訓練を実施した。生徒と職員のほか、近隣の保育園児や地域住民らも参加し、万が一の場合に備えた。
 地震に伴う津波発生時、安全、敏速に避難する基本ルートや方法を知り、地域住民らと連携した防災意識の高揚を図ることが目的。数年前から地域へ声かけをして行われている。同日は下荒浜、南荒浜、上荒浜の3町内から27人、八千浦保育園園児74人と職員、グループホーム「百寿の家」の利用者3人と職員も参加した。
 午前10時50分、地震を知らせる放送が入った。その後の放送で、津波の危険から身を守るため、生徒たちは避難場所となる海抜17・6メートルの校舎屋上へ向かった。
 生徒たちの中には、教科書で頭を守りながら避難する姿も。小さな園児たちは保育士や地域住民に抱きかかえられるなど、協力しながら避難場所に集まった。約6分で避難が完了した。
 佐久間校長は2007年に発生した中越沖地震での自らの体験を語った後、「地震は周囲を見渡し、落ちてくるものから体や頭を守って」とし、「地震や津波はいつ来る分からないので、日頃の訓練を大事にしていきたい」と述べた。
 3年生の加藤悠君は「早く避難できて良かった。実際の津波に備え、訓練は大切だと思います」。下荒浜の笠原武町内会長は「学校と地域などが一体になって行う訓練は大切。いざという時に備え、今後も地域で参加していきます」と話した。

甲府市長らが除雪支援に感謝の訪問

20150519除雪感謝.JPG写真=感謝の辞を述べ、村山上越市長に感謝状を手渡す宮島

 今年2月、記録的な大雪に見舞われた山梨県甲府市へ、上越市から大型除雪車や人員を派遣した「除雪支援」に対し、19日、お礼として宮島雅展甲府市長ら5人が上越市を訪問。村山秀幸上越市長と面会し、感謝の言葉を述べたほか、上越市に対して感謝状を贈った。
 甲府市の降雪は今年2月15日の時点で114センチを記録。過去120年で最も積雪の多かった1998年の49センチを2倍以上上回る記録的な大雪となった。宮島甲府市長らによると、当時はコンビニエンスストアやスーパーは買い物客があふれた。主要道路が通行できなくなり、生鮮品などを中心に物資が届かなかった。また、農作物の被害額は約7億円にまで上ったという。
 宮島甲府市長は「(除雪の)予算も取っておらず、予備費を5000万円流用したが、とても我々の力ではどうにもならなかった。(上越市から)手を差し伸べてもらい、日常生活を取り戻せた」と述べ、「みんなで生きていることを実感した。ありがたかった。助けてもらったことを次の世代に伝えていきたい」と感謝した。これを受け、村山上越市長は「甲府市民の方からもお礼のメールなどをいただき、職員や議会にも報告した。心強いパートナーとして両市が手を組み、市民のために頑張れれば」と話した。
 今回の派遣は2012年7月20日に上越、甲府のほか静岡、長野の計4市で結んだ「災害時相互派遣協定」に基づいて行われた。上越市からは大型除雪車やロータリー車など4台と、民間の除雪事業者や市職員ら計18人が甲府市に派遣され、2月17日から同28日まで作業に当たった。今回かかった除雪費用は上越市が全額負担した。
 除雪支援を受け、甲府市民からも感謝のEメールなどが上越市に送られてきており、これまでにメール17件、手紙2件、電話3件があったという。

千代の光酒造が夏向けの限定酒

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写真=リニューアルした夏向けの限定酒2種

 妙高市窪松原の千代の光酒造(池田哲郎社長)は22日、夏向けの限定商品「純米吟醸生貯蔵酒 ちよのひかり」と、「本醸造生貯蔵酒 千代の光」を、クール感があるブルーの瓶にリニューアルして発売する。
 純米吟醸生貯蔵酒は、大吟醸と同等の仕込みで手造り。酒造好適米の越淡麗の特徴である味の幅とふくらみが楽しめる。720ミリリットル入り1998円、300ミリリットル入り700円。
 本醸造生貯蔵酒は、酒造好適米の五百万石の特徴を生かし、やわらかくすっきりした仕上がりになっている。720ミリリットル入り1296円、300ミリリットル入り497円。
 いずれもこれまでのつや消し瓶から、紫外線を通しにくいブルーのクリア瓶にリニューアルし、すっきりした飲みやすさを強調した。
 7月10日には、雪室貯蔵の生酒「雪中淡月」と、「雪室熟成 千代の光」を発売する。いずれも数量限定品。
 問い合わせは、同社0255・72・2814

書道でパフォーマンス 「高田の四季」の一節描く

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写真=多くの見物人が見守る中で筆を進める渡邉さん

 上越市本町4のイレブンプラザで17日、同市大豆1の書道家、渡邉谿雪さんによる書道パフォーマンスが行われた。渡邉さんは大きな和紙に新緑の妙高山を描き、市民に長く歌い継がれる「高田の四季」の一節を書いた。
 イレブンプラザでの書道パフォーマンスは今年1月に続いて2回目。今回は「高田の四季」の1番を流しながら書いた。
 書道教室を主宰する渡邉さんは、高田の四季を、子供の頃から聞いており、20年以上前から何度も歌詞を作品として書いてきた。縦2・6メートル、横4・3メートルの大きな和紙の上に妙高山と新緑の山々、「高田の春は爛漫と」で始まる「高田の四季」の1番の歌詞と山々の絵を20分ほどで書き上げた。
 渡邉さんは「こういうパフォーマンスを通して、書道は堅苦しいものではなく、楽しいものと感じてもらえれば」と話していた。
 会場では新茶も振る舞われ、訪れた市民は渡邉さんのパフォーマンスに見入っていた。
 市内の60代女性は「私も書道を習っているが、こういうパフォーマンスは初めて見た。素晴らしい」と話していた。
 作品は19日から6月1日まで、イレブンプラザの壁面に飾られる。

中部電力上越火力発電所 4基すべて営業運転

 中部電力は15日、上越市八千浦の上越火力発電所で4基ある発電設備のうち、4基目が営業運転に入り総合運転を開始したと発表した。4基の出力の合計は暫定で230万2720キロワット。発電された電気は長野県に送られる。
 同発電所は、中部電力にとって初の供給区域外に立地する大規模電源。液化天然ガス(LNG)を燃料とし、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせて発電機を回す「コンバインドサイクル」と呼ばれる最新鋭の方式を採用している。
 2012年7月に1基目が、13年1月に2基目、同年7月に3基目がそれぞれ営業運転を開始した。
 1基当たりの本来の出力は59万5000キロワットで、4基の合計出力は238万キロワットとなっているが、昨年4月に設備に異常があり、現在は暫定出力となっている。

同級会・町内会旅行に 赤倉温泉さんほてる

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写真=宿泊料理の一例

 妙高市赤倉の赤倉温泉「まごころの宿 さん ほてる」はこのほど、町内会などで利用できる「大人の修学旅行」プランを始めた。新緑まぶしい高原の涼風を感じながら、源泉かけ流しの温泉や旬の味覚を使った自慢の手作り料理が楽しめる。
 大人の修学旅行は、同級会や町内会、老人会などの身近な旅行に使ってもらおうと企画。受け付けは5人からで、1泊2食付き一人税込み9000円と、1泊3食付き同1万1000円のプランがある。送迎は応相談。希望者にはバスで妙高周辺の観光案内も行う。
 そのほか日帰り向けには、食事と温泉入浴がセットになった「ランチプラン」がお薦め。部屋でゆっくりくつろぐことができ、午前11時30分~午後2時の利用で一人2000円。もっと楽しみたい人には、午前11時~午後3時の利用で同3000円の「ゆったりプラン」もある。いずれも受け付けは二人からなので、親子や友人となどで楽しみたい。
 同ホテルは、赤倉を愛した美術史家・岡倉天心の六角堂の近くにあり、樹木に囲まれた静かな宿。源泉かけ流し100%の温泉と、妙高の水で炊いたコシヒカリ、自家菜園栽培の四季折々の高原野菜など地元の素材をふんだんに使った料理が堪能できる。
 申し込みは同ホテル0255・87・2610。

将来の夢や職業考えて イチゴ園で仕事体験

20140516雄志中イチゴ園で職業体験.JPG写真=イチゴを摘み取る生徒

 上越市立雄志中学校3年生は16日、同市大潟区長崎の観光農園「苺の花ことば」でイチゴの栽培作業を通じた仕事体験を行った。将来の夢や職業について考えてもらうことが目的で、生徒64人は、ビニールハウスの中でイチゴの葉のせん定や収穫体験を行った。
 観光農園は、雄志中の校区内である同市高和町在住の高橋和樹さん(30)が経営し、今年2月にオープンした。高橋さんはサラリーマンを辞めてイチゴ栽培について学び、農園を始めた。同校では校区内に住む高橋さんに依頼して、生徒に職業や将来の夢について考えてもらう講話会を14日に実施。16日は仕事を体験してもらおうと、農園で現地学習を行った。
 生徒は、高橋さんから説明を受けて約450平方メートルのビニールハウスに入ってせん定作業を行った。イチゴの実に光が届くように生い茂った葉をはさみで切り取った。
 その後、生徒はイチゴをパックいっぱいに摘み取り一部を試食。満足そうな様子を見せた。
 西田桃佳さん(14)は「イチゴは甘くておいしかった。同じ作業を続けるので高橋さんの苦労が分かった。自分は、将来デザイン関係の仕事をしたいと考えているので、目標に向けて勉強したい」と話した。

真行寺幼稚園 衣装鮮やか 花まつり

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写真=稚児姿で園を出発する年長児と保護者たち

 上越市中央5の真行寺幼稚園(中戸賢裕園長・園児234人)は15日、釈迦の誕生を祝う「花まつり」を行った。稚児行列が実施され、年長組64人が稚児の装束に身を包み、保護者と手をつないで直江津駅前を練り歩いた。
 釈迦の誕生日は4月8日だが、同園では例年5月に花まつりを実施。同日は全園児が参加した式典後、きらびやかな衣装を着用した年長児がやや緊張した面持ちで保護者と手をつなぎ、園を出発。行列では商店街の人たちが見守り、園からほど近い直江津駅前通りにある「互の市」広場を目指した。
 同広場では大勢の人が見守る中、「灌沐」を行った。「灌沐」は釈迦の誕生を祝って甘露の雨が降ったいわれにならい、甘茶をかけるもの。園児たち1人ずつが誕生仏に甘茶をかけ、手を合わせた。
 年長組の中島祥君(5)は「ぞうりを履いて上手に歩けたよ」と笑顔。母親の多仁子さん(42)は「幼稚園生活で大きな行事の一つなので、親子でこの日を楽しみにしていました。成長した姿を見ることができました」と話していた。

杉田玄さんが個展  ボタニカルアート100点

杉田さん個展.JPG写真=「白い花は背景と同化しないよう工夫します」と制作について語る杉田さん

「杉田玄 花の肖像展2」が20日まで、上越市本町4の遊心堂で開かれている。入場無料。
 杉田さんは1997年、精緻に描写する植物画「ボタニカルアート」を知って以来、現在まで描き続けている。2000年に初めて同市で個展を開き、これまでに新潟市でも2回、作品を発表してきた。大潟区の杉田医院院長で、間もなく8周年を迎える樹下美術館(頸城区)の館長としても知られている。
 作品の題材はツバキやモクレンなど季節の花が中心だ。鋭利な観察眼と丹念な描写で仕上げている。作品はどれも物静かで簡潔な印象だ。そこに花の気品が香り立っている。光と陰影が巧みに表現され、植物の存在感がより際立つ。
 制作は身近な植物のスケッチから始めるという。茎や花弁などの輪郭線を見定め、チャコペーパーを使い、本画用の厚いケント紙に写す。線を3ミリのシャープペンシルでなぞるなどし、水彩で色付けする。乾かしながら薄く塗り重ねていくため、すっきりとした透明度が保たれるという。
 杉田さんは「人間が考えるよりずっとたくましく生命力あふれる植物に畏敬の念を抱いてきました。花の美しさや気品を絵に残したくて描いています」と話している。
 午前10時から午後6時まで、最終日は午後5時で終了する。

大町小らが都市景観大賞で栄冠

20140513大町小大賞受賞.JPG写真=雪が降る中、雁木通りで角巻を着て歩く児童たち(大町小提供)

 景観に関する優れた地区・活動に対して表彰する本年度の「都市景観大賞」(「都市景観の日」実行委員会主催)の結果がこのほど、国土交通省から発表された。「景観教育・普及啓発部門」で上越市立大町小(神村大輔校長)の昨年度の6年生45人が総合学習で取り組んだ「人がつなぐ雁木のまちの歴史景観」が、大賞となる「国土交通大臣賞」を受賞した。
 受賞したのは同小をはじめ、NPO法人「街なみフォーカス」(高野恒男理事長)、市民団体「あわゆき組」(関由有子代表)の3団体。同小の活動を2団体が全面協力してきた。
 児童たちは「わたしの生きるまち」をテーマに、「個性と魅力ある町にしよう」と取り組む市民とつながり、交流を深めながら雁木などに焦点を当てて学習。「高田のまちと雁木」に関して多くの関係者から講義を受け、住民への直接ヒアリングも実施した。町家づくりの家を見学、高田花ロードへ住民らとの合同出展、雁木の切り干し大根作り、防寒具の角巻を着てのまち歩きなどを通し、雁木保全のための提案などを1年間かけて行ってきた。
 大賞受賞を聞き、昨年度6年担任の小林順子教諭と岡田啓吾教諭も喜ぶ。岡田教諭は「子供たちの気持ちや思いなど、学習してきたことが審査委員の方に通じ評価され、サポートしてきた身として非常にうれしい」。また、あわゆき組の関代表は「総合学習の中身が充実していた。6年生はすでに卒業していますが、今後も雁木を生かしたまちづくり体験を続けてほしい」と話した。
 審査委員からは「雁木を題材に、地域の専門家や住民の協力を得ながら、子供たちが体験的に町並みやその伝統的生活を学ぶ景観教育は極めて優れており、都市景観大賞にふさわしい活動」との評価を得た。
 同大賞は、良好な景観形成の動きを国民運動として全国展開していくための普及啓発活動の一環などとして、1991年から毎年行われている表彰制度。2011年からは、同部門と「都市空間部門」の2部門で実施している。

寺町3の大嚴寺で150株のツツジ見頃

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写真=境内のツツジを鑑賞する園児たち

 「ツツジのお寺」として知られる上越市寺町3の大嚴寺(佐藤信明住職)で、「お花とお茶と木のかほり」と銘打った催しが行われている。会期中は、咲き誇るツツジを鑑賞できるほか、地元作家の作品展や茶会、コンサートなどが行われる。15日まで。午前9時~午後6時。最終日は午後5時まで。入場無料。

 同寺の境内には約150株のツツジが植えられており、ツツジ鑑賞などを目的に毎年この時期に同催しを実施している。佐藤住職によると今年は5月上旬から開花。現在、日当たりの良い場所では満開を迎えている。
 初日の13日、隣接する明照幼稚園の年長組29人が茶会に参加。裏千家の村越宗竹さんがお点前を披露し、園児たちは「ちょっぴり苦いけどおいしいね」と話しながら茶を味わった。また、年少組は咲き誇るツツジを見ながら境内を散歩した。佐藤住職は「今年は珍しく会期中に見頃を迎えた。多くの方に見ていただけたら」と話している。
 今年は本堂で、市内在住で日本工芸会正会員の大蔵豊彦さんによる木と漆の器展をはじめ、檀家による絵画、人形などの作品展示、同幼稚園園児の絵画も飾られている。茶会は今日14日午前10時から午後3時まで。明日15日午前11時からは、高橋由美さんのフルート、近藤則絵さんのシンセサイザーのミニコンサートが開かれる。
 問い合わせは同寺523・5524。

「平成版 瞽女宿の記憶」発刊 希望者に無料配布

瞽女宿冊子、小川さん.JPG

写真=「多くの方に読んでもらえたら」と呼び掛ける事務局の小川さん

 高田瞽女と、巡業先である農山村部の瞽女宿とのつながりに焦点を当てた冊子「平成版 瞽女宿の記憶」がこのほど発行された。発行元の高田の文化遺産継承実行委員会は現在、希望者に無料配布している。
 昔の高田を拠点に、目の見えない女性たちが唄や三味線の師匠である親方の下で共同生活を営みながら芸の稽古を積み、年間約300日の旅に出た。高田瞽女と呼ばれ、上越一円と長野県飯山市など同県北部の村々を巡業し、芸を披露した。1950年代頃まで約400年の歴史があるが、現在はなくなった。
 巡業に欠かせなかったのが大字ごとの定宿「瞽女宿」だった。民家などの家人が毎年訪れる瞽女に無償で食事や風呂を提供し、その結びつきは深いものがあったと伝えられている。現在、瞽女宿の役目を果たした家は消えつつあり、当時を知る人も高齢になった。
 同誌は「当時の様子を知る人から聞き取り、記録として今残しておかなければ」との趣旨から、NPO法人高田瞽女の文化を保存・発信する会同誌調査編集部が取材、執筆した。これを同実行委員会が2013年度文化芸術振興費補助制度を活用し、発行した。
 内容は、年間の巡業ルートや瞽女宿だった家の人々から聞き取った回顧録のほか、研究者・市川信次による瞽女宿調査票などを資料として収めた。瞽女宿を地図に表した「西・中頸城」「東・中頸城」「妙高・飯山」の3点も別添した。
 事務局の小川善司さんは「福祉という言葉がない時代、瞽女さんたちは芸を誇りにして励み、暮らしました。それを支えたのは巡業を待ちわびた農山村の人々の人情。深い信頼関係は瞽女宿の思い出を語ってくれた方々の言葉から伝わってきます。冊子を通じ、高田のオンリーワンである文化を多くの人に伝えたい」と話している。
 同誌は、事務局である上越市本町7の「きものの小川」(522・3400)で無料で受け取れる。また郵送希望の場合は、はがき申し込みに限る。申し込み先は、郵便番号943・0832、上越市本町7・3・22、高田文化遺産継承実行委員会事務局。

「たけのこの里まつり」にぎわう 正善寺工房

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写真=採れたてのモウソウダケが大量に並んだがんぎ市

 旬のタケノコや山菜など春の味覚を存分に味わうイベント「たけのこの里まつり」が11日、上越市下正善寺の農産物加工体験施設「正善寺工房」で行われた。イベントが集中した昼前を中心に、大勢の家族連れなどでにぎわった。
 会場には地元正善寺の住民らが、採れたてのモウソウダケやネマガリダケのほか、ワラビ、ウド、フキなどの山菜、笹ずし、ちまきなどの加工品を並べた。食べ物では、タケノコ20キロを大鍋で煮た粕汁や、タケノコ入りおにぎりが人気で、午前中に早々と売り切れた。
 タケノコを買った上越市の主婦(65)は「スーパーの半値ほどなので、得した気分。酒粕が入ったタケノコ汁は初めて食べたが、風味があっておいしかった」と話していた。
 参加型イベントでは竹細工体験、大竹早切り競争、ちくわ作り、塗り絵コーナーが子供たちの人気を集めた。このほか、越後上越上杉おもてなし武将隊や、S・O・Pストリートダンススクールによるパフォーマンスが繰り広げられ、観客から声援が飛び交った。
 恒例の餅つきには子供たちも杵を持って参加。「よいしょ」のかけ声でついた白餅と草餅計9キロは、来場者にふるまわれた。

今年もカンボジアへ 連合上越が救援米の田植え

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写真=初めて田植えを体験して喜ぶ兄妹

 食料不足で飢えに苦しむアジアやアフリカの人たちへ栽培、収穫した米を送る活動を行っている「連合新潟上越地域協議会」(羽深浩一議長)の本年度の田植え作業が11日、上越市上野田の水田で行われた。家族ら約75人が参加した。
 毎年実施している救援米運動の取り組みは今年で18年目を迎えた。救援米作りのほか、子供たちが土と触れ合い、農業の大切さを肌で感じてもらおうと行われている。
 同日、参加者たちはズボンをまくり、はだしで水田に入り、約10アールの水田に、わせ品種「こしいぶき」の苗を植える作業に取り組んだ。子供たちは泥まみれになって楽しみながら、苗を1本ずつ丁寧に植えた。
 参加した南本町小5年の楡井愛深さん(10)は「家族で毎年参加しています。送ったお米でアジアやアフリカの人たちの生活が楽になればいいな」と話した。作業終了後はとん汁も振る舞われた。
 昨年は約540キロを収穫。今年3月、長岡と県央で収穫された米とともに国連を通じカンボジアへ送った。今年の稲刈りは9月上旬の予定で、今年も収穫された米はカンボジアに送られるという。

上越市勢3チーム初戦突破 学童野球上越支部大会

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写真=初戦で完投した大和ツインズの青木翔投手

 高円宮賜杯第34回全日本学童軟式野球大会の上越支部大会が10日、上越市富岡の市少年野球場で開幕した。上越地域の8チームが2ブロックに分かれて熱戦を展開。初日は1回戦4試合が行われ、上越市学童野球連盟所属の3チームが初戦を突破した。
 大会には上越市学童野球連盟から4チーム、柏崎市と糸魚川市から各2チームずつが出場した。4チームずつ2ブロックに分かれて、各ブロックの上位1チームが6月14日開幕の県大会(新発田市五十公野公園野球場など)に出場する。
 上越市学童野球連盟からは白峰ジュニア、小猿屋幼年野球、大和ツインズの3チームが1回戦を突破。大潟フェニックスは敗退した。
 今日11日は午前9時から各ブロックの代表決定戦を行う。同球場A面では大和ツインズが柏崎市の槇原スパークと対戦。B面では白峰ジュニアと小猿屋幼年野球が戦う

前髪、まゆ毛カット大歓迎 美容室パルク

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写真=ブライダルのヘアメイクも受付中

 オープンから8年目を迎える美容室パルク。その人に合うヘアスタイルの提案と髪の悩み解決へのアドバイスが人気を呼び、施術予約がすぐ埋まるほどの人気となったが、同店では髪以外での来店も呼び掛けている。
 「美容室はいろいろできるところです。エステやまゆ毛、前髪のカットだけでも大歓迎」と話す中川木綿子店長(37)。エステはフェイシャルマッサージ、デコルテアロママッサージで税別3000円から。まつ毛はエクステンションやカールなどを行っている。
 まゆ毛カットは「メガネをかけているのでうまくできない」という人に特に人気。男女によって切り方が違うといい、切り方や足し方、描き方など、最適なアドバイスを行う。男性の来店ももちろんOKだ。まゆ毛のみは同1000円、他のメニューも一緒に行うと同500円でできる。
 「総合的にきれいにするのが美容室なので、ネイルやブライダル、着付けなど何でもご相談ください。1対1ですのでお気軽にどうぞ」と同店では話している。
 完全予約制。営業は午前10時~午後6時。0、5のつく日と31日定休。電話523・3223。

読売テレビの春川正明氏が6月に講演

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写真=講師の春川正明氏

 公益社団法人高田法人会は6月4日、第4回通常総会に合わせ、記念無料講演会を行う。講師に読売テレビ報道局解説副委員長の春川正明氏を迎える。
 春川氏は1961年大阪市生まれ。関西大学社会学部卒業後、読売テレビに入社。神戸支局やNNNロサンゼルス支局長などを経て2007年から解説委員。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」などにニュース解説者として出演している。
 同日は「時代の風─政治経済の変化を読む─」をテーマに講演する。会場は上越市西城町3のデュオ・セレッソで、時間は午後4時30分~午後6時。一般市民を含め入場無料だが申し込みが必要。
 なお、社会貢献活動の一環で当日は不要の古タオル、古シーツの回収を行う。寄付できる人は当日会場まで持参する。
 講演会への参加申し込みは平日に高田法人会まで。電話525・0450。

日差し受け伝統のがんばり行軍 直江津中学校

20140508がんばり行軍1.JPG写真=強い日差しを受けながらも元気に走る生徒(有間川交差点)

 上越市立直江津中学校(渡辺千一校長、439人)は8日、全校生徒が海岸沿いの道路を歩く伝統行事の「がんばり行軍」を行った。生徒は強い日差しを受けながらも元気な様子でゴールを目指した。中にはコースを走り通して、42キロを3時間以内で駆け抜ける男子生徒もいた。
 がんばり行軍は、苦しい行程を歩き通すことで、達成感を味わうほか、互いに励ましたり助けあうことで生徒同士の連帯感を深めることが目的。学校創立の1947年から毎年欠かさず行われており、今回で68回目。学校を出発し海沿いの通称久比岐自転車道を通って、名立区名立大町の新井町コミュニティーセンターで折り返す32キロと、糸魚川市(旧能生町)の磯部小学校で折り返す42キロの2コースあり、生徒は一つを選択する。
 生徒のほか保護者や一般参加者を含め約440人が参加し、午前8時過ぎから順次スタート。この日は朝から青空で、新潟地方気象台によると、上越市高田の最高気温は23・1度。強い日差しを受けて、自分のペースで歩いたり、中には走る生徒もいた。コース途中の関門では、教員が通過状況を確認していた。
 42キロには約100人が参加。最初に帰ってきたのは、バスケットボール部に所属する2年生の松林史遠君(13)で、歴代2位の2時間58分で走破した。「2時間台はうれしいけど、歴代1位まであと1分なので残念な気もする。暑かったけど応援で頑張ることができた。来年は歴代1位の記録を更新したい」と話していた。

水族博物館でシロウオや熱帯の生物など展示

20140506水族博物館展示1.JPG写真=体が透けて見える体長約5センチのシロウオ

 上越市西本町4の市立水族博物館で春にちなんだ水生生物や魚の展示が行われている。
 同館1階観覧通路では、春の企画展「サンゴ礁にすむ海の花」と題し、サンゴ礁の周りで生息する赤や青など、花のように色鮮やかな水生生物約50種類を展示している。
 名前の通りの色を持つクレナイニセスズメやキイロハギ、網目模様の体で尾びれが黄色いアミメチョウチョウウオなどが水槽ごとに展示されている。
 このほか1階の水槽では「イサザ」の名で知られるハゼの仲間、シロウオが展示されている。内臓が透けて見えるほど透明な体が特徴。通常は岸に近い浅い海で生息するが、春になると産卵のために川をそ上する。県内では4月中旬から5月下旬に見られ上越地方の川にも上ってくる。シロウオ漁は春の風物詩にもなっている。
 同館では、同市有間川在住の田原正好さん(81)からの寄贈を受けて、桑取川をそ上してきた体長5~6センチのシロウオを展示している。
 春の企画展「サンゴ礁にすむ海の花」は25日まで。シロウオの展示は6月1日まで。問い合わせは543・2449。

白峰ジュニアが7年ぶり∨ 幼年野球4チームが支部大会へ

20140505学童タイムス旗優勝白峰.JPG写真=7年ぶり2度目の優勝を果たした白峰ジュニア

 高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会上越市予選を兼ねた第12回上越タイムス旗争奪幼年野球大会の決勝が5日、富岡の市少年野球場で行われ、最終回で逆転した白峰ジュニアが5-3で小猿屋幼年野球を下し7年ぶり2度目の優勝を果たした。両チームのほか3位の大和ツインズ、大潟フェニックスの計4チームが10、11の両日、同球場で行われる上越支部大会に出場する。
 白峰は二回に3点を先制される苦しい展開だったが、終盤に反撃。六回に1点を返すと、最終七回は四球や安打など、打者一巡の猛攻で一挙4点を挙げて逆転した。
 この試合で完投し、最優秀選手賞に輝いた瀬戸景大主将(新井小6年)は「チームはこの大会で最近結果を残していなかったので、優勝できたのはうれしい。3点取られた後もしっかり守備で我慢し、六、七回は打線でつなぐことができた」と笑顔で振り返った。
 また手塚満宏監督(46)は「これまでの大会では守備の乱れがあったが、今日はしっかりしていた」と選手をたたえた。
 支部大会は8チームが出場し上位2チームに県大会の出場権が与えられる。瀬戸主将は「積極的なプレーで勝ち上がり県大会に行きたい」と意気込んだ。

戦争の惨禍後世に 5年ぶりの集いで平和誓う

20140505直江津空襲の集い.JPG写真=戦時中を振り返る杉みき子さん

 太平洋戦争末期、県内で初の空襲となった直江津空襲から69年になる5日、上越市黒井の黒井公園で「直江津空襲と平和を考える集い」が開かれた。5年ぶりの開催で関係者や近隣住民ら20人余りが集まった。参加者は空襲の犠牲者を慰霊し、戦争のない平和な世の中を誓った。
 直江津空襲は1945年5月5日午前11時15分にあった。米軍の爆撃機、B29が爆弾7個を黒井周辺に投下、3人が死亡し、重軽傷者は少なくとも4人を数えた。
 集いは91年5月5日に、同公園に直江津空襲を示す標柱が建立されたことをきっかけに、地元住民らでつくる「直江津空襲と平和を考える会」が始めた。2009年まで、住民から寄せられた数十のこいのぼりを並べるほか、ミニコンサートも行うなどして続けてきた。だがほぼ一人で準備をしてきた関川幹雄代表(71)の体力的な負担が大きく、集いは翌10年以降開かれなくなった。
 その後、地元住民や関係者からの再開を望む声が出てきた。加えて「以前のような大掛かりでなくてもいい」という声もあり、5年ぶりの開催となった。
 この日の集いはこいのぼりなどは飾られず、規模を小さくして行われた。小雨が降る中、参加者全員で黙とう。標柱の碑文を書いた児童文学作家の杉みき子さん(83)が戦時中を振り返り「あの時、直江津の空襲は知っていたが、死者や負傷者がいるということを戦争が終わってから聞いた。平和を守るという気持ちを忘れないでいきたい」と話した。最後に全員で童謡「こいのぼり」など3曲を歌った。
 直江津空襲でおじを亡くした同市春日野2の木澤文男さん(85)は「働いていたおじが亡くなり、家族は悲しんだ。戦争のない世の中になってほしい」と願った。
 関川代表は「関係者や近所の人が集まってくれて良かった。来年は70年という節目を迎える。こいのぼりを並べるなどして、子供たちに黒井でも空襲の被害があったことを伝えていきたい」と話していた。

太平洋戦争資料展13日まで 佐々木さんコレクション

20140501佐々木さんコレクション展.JPG写真=会場には佐々木さんのコレクションが展示されている

  上越市大和3在住で前島記念池部郵趣会会長の佐々木雄二さん(68)のコレクション展「歴史を物語る太平洋戦争資料展」が現在、本町2のシニアセンター本町ふれあい館で開かれている。13日まで。時間は午前9時~午後6時。最終日は同4時まで。
 元中学教師で郵便コレクターの佐々木さん。児童や生徒たちへ行う平和教育学習の際、「戦争に関する本物の資料を見せたい」という思いなどから戦争に関する資料集めを始めた。これまで資料は、主に小中学校で紹介されているが、一般の公開はあまりないという。
 会場には1941年12月に真珠湾攻撃から始まった太平洋戦争に関する新聞や、「12月8日午前零時を期して戦闘行動を開始せよ」という意味の暗号電報「新高山登レ一二〇八」の写し、被災者が友人に送ったはがきなど、当時の貴重な資料が並ぶ。このほか、終戦後5年間の切手価格推移を表したはがき展示などもされている。
 佐々木さんは「70代、80代の方は昔を思い出し、『戦争をしたくないという気持ち』を後世に伝えていただきたい。資料から戦争の真実をつかんでほしい」と話す。
 なお、佐々木さんの自宅隣には「赤いポスト」と名付けたホームギャラリーがある。展示物は会期終了後も随時鑑賞可能。入場無料。見学希望者は事前に連絡を入れる。問い合わせは佐々木さん524・5661。

超満員で熱気!市環境衛生公社でコンサート

環境衛生公社コンサート.JPG写真=演奏する大柴さん(左)と江川さん

 上越市春日新田5の上越市環境衛生公社(上石秀一理事長)は地域貢献事業の一環としてこのほど、サクソフォーンとギターによるスプリングコンサートを同社の大会議室で開いた。定員を大幅に超える150人以上が集まった。
 演奏者はNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のテーマ曲を演奏したメンバー、サックス奏者の江川良子さんと、ギター奏者の大柴拓さんの2人。昨年12月12日に開いたコンサートが好評で、もう一度聴きたいという声が多かったため、アンコール公演となった。
 スコット・ジョプリンの「ラグタイム・ダンス」で楽しい幕開け。続いてなじみのアイルランド民謡「ロンドンデリーの歌」などを演奏した。ギターをつまびく柔らかな音色にサックスのまろやかな音がからみ合い、多様な音楽世界が表現された。

上越市学童野球連盟 合同開会式に34チーム

学童野球統一開会式.JPG写真=合同開会式で選手宣誓をする東頸サンライズの高橋涼主将

 上越市学童野球連盟の合同開会式が3日、同市富岡の市少年野球場で開かれた。高田ジュニアリーグと直江津幼年野球に所属するチームを中心に、昨年より2チーム少ない計34チームが一堂に集まり、1年にわたり試合に臨む決意を新たにした。
 会場にはチーム名の入ったプラカードを先頭に34チームが整列した。前年度の優勝旗返還などの後、同連盟の小日向俊郎会長が、「日本文理高の飯塚、鎌倉選手はこの連盟から育ち、全国制覇に向けて頑張っている。9月までの長丁場だが、日頃の練習成果を発揮して、悔いのない一年にしてほしい」とあいさつ。選手を代表して、東頸サンライズの高橋涼主将が「野球が好きな仲間とともに、最後の一球まで戦うことを誓います」と宣誓した。
 本年度の大会は、同日から始まった上越タイムス旗、JAえちご上越農協旗、上越信用金庫旗、上越よみうり杯学童野球オールスター戦、イチコ・日本ハム旗のほか、新しく上越地区郵便局長旗大会が9月に行われることになり、計6大会となる。

酒コンセプトの特別列車 高田駅から出発

20140502越乃しゅくら運行開始.JPG写真=関係者が集まってセレモニーが行われた

 JR東日本は2日、上越市の高田駅と十日町市の十日町駅間で特別列車「越乃Shu*Kura(しゅくら)」の運行を始めた。新潟が誇る酒をコンセプトにした列車で、初日は高田駅で出発セレモニーが行われた。
 JR東日本の大型観光キャンペーン「新潟ディスティネーション・キャンペーン」の一環。限定の大吟醸酒などを含む地酒が試飲できるほか、新潟の食材にこだわったつまみなどを楽しめる。またジャズの生演奏を聴くこともできる。6日まで毎日運行され、その後は毎週金、土、日曜。6月下旬まで1日1往復運行される。
 セレモニーでJR東日本新潟支社の関森多市郎支社長は「おいしい新潟の地酒と季節の食材をそろえた。来年は北陸新幹線が開業するので上越新幹線と合わせて周遊観光ルートに結び付けたい」と話した。その後、村山秀幸市長ら関係者が、鏡開きやくす玉割りを行って運行開始を祝った。列車は午前9時半前に高田駅を出発した。
 事前予約制だが、6日まではほぼ定員に達している。予約や問い合わせは高田駅などJR各駅で。

清里区棚田の稲文字 4日に田植えイベント

文字001.jpg写真=祭りを介し集落の人びとが集う(2007年秋)

 清里区棚田の有志が中心となり盛り上げてきた、同集落の稲文字祭りが節目の10周年を迎え、記念誌が完成間近だ。4日には、本年の文字「願いを米10(テン)」の田植えイベントを開く。
 同集落の「棚田の稲文字研究会」(10人)が2005年から集落内外に参加を呼びかけ続けてきた。清里区総合事務所前の青柳高田線を坊ヶ池方面に向かい走行すると、左手に「稲文字の里 棚田」という大きな木製看板が現れる。看板付近の棚田が稲文字の舞台。
 毎年、まず伝えたいメッセージを決める。デザインに沿い、ゴールデンウイークに参加者を募り苗を植える。一貫して手作業にこだわってきた。5月下旬には緑の文字がくっきり現れる。自由に観覧してもらえるように展望台も設置している。刈り取り後も株は残るため、鑑賞シーズンは降雪前までの約半年間。
 記念誌では「米」を主役に地元の櫛池小学校閉校の際に「くしいけに心米て」、平成の大合併時には「米じょうえつ」、結婚するカップルの名前を形作り祝福した年もあったことなどを振り返っている。はさ掛けタイムレースや秋の餅つきなど、関連行事にも趣向を凝らしてきたことにも触れている。
 同研究会の武田公夫さんは「集落の人たちが寄り集まる場となり、田んぼで出たわらを年明けのさいの神行事に活用するなど、稲文字を中心とした循環型行事を地域づくりにつなげたい。人口が減少する中、我々がここで暮らしていけるもとになるように祭りを続けたいです」を話す。
 4日の田植えイベントは午後1時30分から同3時まで同所で。約1時間かけて苗を手植えする。終了後、同集落の伝統食「殻粉焼き」の振る舞いもある。参加希望は武田さん(090・5812・3013)へ。

バロー上越モールに巨大恐竜など登場

バロー恐竜.jpg写真=恐竜王国

バローダンボール.JPG写真=ダンボール迷路

 上越市とよばのバロー上越モールは、ゴールデンウィークに合わせ、今日5月1日から主に子供を対象としたさまざまなイベントを開催する。
 1日~6日は、「わくわく恐竜王国」を開催。ソフトバンク前のイベント広場に、自分で動く高さ5メートルの大型恐竜ロボット2体と、手元のコントローラーで動かして楽しめる高さ2メートルの中型恐竜3体が登場。中から顔を出して写真が撮れる約1・5メートルの大きさの卵もある。時間は午前10時~午後9時で、いずれも無料で楽しめる。
 3日~6日には、同じくイベント広場に「ダンボール迷路」が登場。ダンボールで作った巨大迷路から脱出するゲームで、脱出できたら菓子がもらえるというもの。小学生以下が対象で、料金は1回200円。時間は午前11時~午後4時。
 問い合わせは同モール521・5086。

直江津中2連覇! 読売旗直江津地区親善野球大会

20140429読売旗直江津地区親善野球大会.JPG写真=2連覇を飾った直江津中の選手たち

 第37回読売旗争奪兼会長杯争奪直江津地区中学校親善野球大会(上越市直江津早朝野球連盟主催、読売センター直江津など後援)の決勝戦などが4月29日、春日新田2のスポーツ公園で行われた。その結果、直江津中が名立中を4-0で下し、優勝。直江津は全試合を無失点に抑え、昨年に続いて二連覇を飾った。
 決勝は先制点を挙げた直江津が終始リードを守り、さらに六回に1点を追加して逃げ切った。試合後、飯塚教裕監督は、全試合無失点で抑えた島田拓実(3年)、幸村拓馬(3年)、山本雅樹(2年)の3投手の好投に「よく投げた」と振り返り、今後は「チャンスを生かして確実に点を取ることが課題」と話した。
 笠原圭主将は「チームも自分自身もミスがあったが、傷を広げずに抑えていけた。(前年の)先輩の記録を超える『県制覇』を目標に頑張りたい」。今大会最優秀選手賞を獲得した島田投手は「点を取れるところでしっかり取れなかった。今回の優勝で満足せず、ワンチャンスをものにできるよう努力していきたい」と話した。3位は柿崎中、4位は吉川中。

みどりのフェス 市民らでにぎわう

20140429みどりのフェスポニー.JPG 写真=ポニー乗馬体験を楽しむ子供

  「上越市みどりのフェスティバル」が29日、高田公園芝生広場で開かれた。多彩なイベントや体験コーナー、飲食ブースが並び、家族連れなどでにぎわいを見せた。
 今年で16回目。みどりの大切さや花の美しさ、自然や森林の役割について考えようと行われた。各コーナーのイベント主催者や出店者などで組織する同フェス実行委員会(青木ユキ子実行委員長)が主催。
 同日は自然観察会や体験コーナー、「かんなくず」を使ったプール、クイズラリー、一般来場者による投票が行われた「ガーデニングコンテスト」などを実施。地元団体による飲食類の販売も人気を呼んだ。
 このうち、ポニー乗馬体験は午前午後の2部で行われた。例年、子供を中心に行列ができる人気コーナーだ。乗馬を楽しんだ上越教育大付属小1年の中村若菜さん(6)は乗馬を毎年楽しみにしており、「ポニーに乗って気持ちよかった」と笑顔。
 県立高田農業高生徒による鉢花、木工作品、菓子やジャムなどの販売も好評。販売前から来場者の行列ができた。草花園芸コースの生徒たちが育てた花は売れ行きが好調で、途中、トラック2台分の商品を追加。3年の千葉京香さん(17)は「朝から大盛況です。自分たちで育てた花が売れてうれしい」と話した。
 実行委員長の青木さんは「回を重ねるごとにイベントが定着している。継続してアピールし、さらに活動が広がっていくよう、続けていけたら」と話していた。

最優秀は「日本設計」に  新水族博物館の基本設計業者決まる

新水族博物館.jpg写真=村山市長に審査結果を報告する倉田委員長(右から2人目)

 上越市は28日、新水族博物館建設の基本設計を行う業者を日本設計に決めた。プロポーザル方式で45社から応募があり、専門家による基本設計プロポーザル選定委員会(委員長・倉田直道工学院大学教授)が審査し、「日本設計」を最優秀者として村山秀幸市長に報告した。
 新水族博物館は、「五感で学ぶ日本海」を基本コンセプトに、子供から大人までが楽しみながら学べる施設とする基本計画が策定されている。公募型プロポーザルで基本設計を行う業者を募ったところ、86社が参加を表明し、このうち45社が実際に提案した。
 審査は建築や設計、水族館運営の専門家など6人で作る選定委員会が行い、書面による1次審査を通過した6社が27日に公開プレゼンテーションを行った。
 28日朝、村山市長に結果を報告した倉田委員長は「日本海をテーマに強くアピールして、水族館としても新しさのある提案で、技術も経験もあり優れた内容だった」と最優秀の日本設計の提案を評価。「今回の提案は設計者を選ぶためのものなので、今後も市民の声を反映してよりよい水族館にしていただきたい」と話した。
 村山市長は「これがスタート。市民の声を聞き将来を見据えて、取り組んでいきたい」と話した。
 市は今後、指定管理者の選定を行うとともに本年度に基本設計に着手し、2017年夏の完成を予定している。

開府400年で発展を 南葉高原キャンプ場オープン

20140428南葉高原キャンプ場安全祈願祭.JPG写真=雪が残る中、安全祈願祭が行われた

 上越市後谷の南葉高原キャンプ場は今日29日、今シーズンの営業を始める。オープンを前に28日、関係者約30人が集まって安全祈願祭が行われ、シーズン中の無事故を祈った。営業は11月3日まで。
 キャンプ場は南葉山(949・3メートル)の中腹にあり、1981年に開設された。食堂がある南葉ロッジや、バンガロー7棟、テントサイトなどを備えている。昨年は1万6000人余りが訪れた。
 キャンプ場の指定管理者である南葉高原キャンプ場管理運営協議会(田村恒夫会長)によると、この冬は例年より雪が少なかったものの、4月以降、朝晩の気温低下で雪消えが進まなかったという。そのため場所によっては1メートル近い積雪が残っている。
 安全祈願祭では、関係者が集まり神事が執り行われた。田村会長は「安全安心でこの1年を頑張りたい。今年は高田開府400年。高田城築城の際、南葉山の木を切って使ったという故事がある。開府400年でキャンプ場が発展することを願う。また来年の新幹線開業でさらに多くの人に活用できるようになれば」と話していた。
 問い合わせは524・9046。