上越よみうりは読売新聞に無料で折り込まれる日刊紙です。旧上越市を中心に政治・経済・サークル活動・スポーツ・イベント等、身近な話題を取材報道している市民新聞です。

2013年5月アーカイブ

山岳信仰の山、米山で山開き

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 柏崎市と上越市柿崎区の境に位置し伝説と山岳信仰の山で知られる米山(993メートル)が26日、山開きした。山頂には薬師如来をまつる米山薬師堂があり、条件が合えば能登半島まで見渡せるという360度の見晴らし。山頂で行われた安全祈願祭には約150人が訪れ、山の安全と健康を祈願した。

 山開きに合わせ、柿崎観光協会は米山登山を実施した。中には小学2年生の参加者も。登山によく出かけるという村山秀幸上越市長を含めた90人が下牧口から出発し、山頂で安全祈願祭に合流した。山頂では柿崎山岳会(西村道博会長)による豚汁が振る舞われ、参加者は舌鼓を打った。

 職員ら23人と訪れた同市北新保の和・同医療福祉グループ理事長、川室優さんは「病院の敷地に薬師堂があり、その縁で参拝に来ました。大勢で登ることができ、楽しかったです」と語った。

 家族で訪れた同市の山本みずき君(12)は「これからも山に登りたい」とはにかみながらも笑顔を見せた。

 山頂で安全祈願をした同薬師堂の別当寺で同区米山寺「密蔵院」の佐藤義隆住職によると、下牧コースと水野コースのある柿崎口は表登山口と言われ、昔から多くの参拝者を迎えてきた。水野口の三十三観音などの石仏から、当時をしのぶことができる。

 午後3時には同区水野の「水野集落センター」で露店市場が開かれ、水野地区で取れたコガネモチを使った笹団子や虫除けのトウキなどが販売された。

 柏崎市にある大平登山口の山開きは6月2日、米山駅前で行われる。

吹上・釜蓋遺跡応援団 稲作発祥しのび苗を植える

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 2015年春に開業する北陸新幹線の上越駅(仮称)西側に広がる釜蓋遺跡などの魅力を発信しようと、地域住民などからなる「吹上・釜蓋遺跡応援団」は26日、上越市大和5の遺跡北側で今年度最初の活動を行った。応援団のメンバーらは弥生時代から続く稲作をピーアールしようとメッセージが書かれたバケツに稲の苗を植えた。

 応援団は昨年10月に発足。現在メンバーは40人ほどで、「楽しみながら遺跡の魅力を発する(ハッスル)」を標語に活動している。

 遺跡の魅力を市民に気付いてもらい、自発的な活動を促すことが目的。現在行っているのは市の提案するきっかけ作りの活動で、その中から新しいアイデアや組織が生まれることが期待されている。

 遺跡は稲作の始まったとされる弥生時代のもので、2年前の発掘調査では竪穴式の建物跡から米が出土したこともある。今年は遺跡を「米どころ越後のルーツ」として発信するためにバケツで稲の栽培を行う。

 同地ではピーアールのための実験水田を整備する予定だが、現段階で田植えができないため今回はバケツで栽培。バケツに入れる土や稲の苗は地域住民が用意した。

 参加者は2000年以上前から変わらぬ山々を見て当時の稲作に思いを馳せながらコシヒカリなどの苗を植えた。

 今年から参加した大和5の阿部和子さん(73)は「近くに住んでいるので遺跡には思い入れがある。新幹線の駅もできるので、どんどんみんなに知ってもらえれば」と話していた。

 今回苗を植えたバケツは参加者が持ち帰り育てるほか、道路から見えるよう実験水田脇に並べる、メッセージが1文字ずつ書かれたバケツも用意した。今後は育てた稲の品評会や、石包丁での稲刈りなども予定している。

 今年はこのほかにも花の植栽や土器づくりなどのイベントも計画しており、応援団では参加者を募集している。

 問い合わせは市教育委員会文化行政課545・9269。

上越建具組合連合会が保育園で修繕ボランティア

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 上越地域の建具職人でつくる上越建具組合連合会(藤本常清会長)は25日、上越市内3か所の保育園で、戸の建て付けなどを無償で直すボランティア活動を行った。

 建具職人の仕事を多くの人に知ってもらおうと毎年、この時期に市立保育園に出向いている。ボランティアで行うのは大規模な修繕ではなく、戸の動きの調整などが中心。

 この日は5人の建具職人が東本町、富岡、有田の3保育園で、動きの悪い木製の引き戸を直したり、本棚に仕切りを追加したりといった作業を行った。このうち東本町保育園では、授乳室の引き戸の動きを良くする調整を行った。同園の金井真理子園長は「スムーズに動くようになって大変助かった」と話していた。

 藤本会長は「喜んでもらえてうれしい。こういった活動を通して建具職人の仕事を知ってもらえれば」と話していた。

高田高校友会がゴルフコンペ

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 県立高田高校の卒業生でつくる同校校友会が19日、妙高市関山の妙高カントリークラブで、ゴルフコンペを開いた。地元のほか県外在住の同校卒業生約150人が参加し、久しぶりの再会を楽しみながらプレーを行った。

 ゴルフコンペは毎年この時期に行われており、今年で10回目。この日は晴天に恵まれ、妙高山を仰ぎ見ながらプレーを楽しんだ。

 個人戦(一般、シニア)のほか団体戦も行われ、21回卒チームが優勝した。

大手町小5年生 高田郵便局で詩の作品展

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 上越市立大手町小学校(加藤誠雄校長)5年生による青田川を題材に詠んだ詩の作品展が、同市大手町の高田郵便局で開かれている。31日まで。

 同展では、児童が繰り返し足を運んだ同校の近くを流れる青田川の魅力やゴミの問題などを、詩と絵で紹介している。青々と澄んだ川に魚が泳ぐ絵とともに「青田川音楽隊」と題し詠まれた作品など、活動の中で感じた素直な心を表現。そのほか、昨年行った川学習の活動をポスターで紹介した。同局を訪れた人からは「面白いことをしているんだね」などの声が聞かれた。

 5年生の児童42人は、総合学習の一環で昨年から青田川で清掃活動や看板を設置するなどの取り組みを行ってきた。5年生の学年の名称は「ときめき」で、昨年総合学習を始める際、何がときめいたか問われ、児童が真っ先に上げたのが「青田川」だった。展示は児童と同じ「ときめき」を多くの人たちに感じてもらおうと開催された。

シニアスポーツ大会 1200人が参加

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 本年度の上越市シニアスポーツ大会(市、市老人クラブ連合会主催)が22日、下門前のリージョンプラザ上越で開かれた。60歳以上の約1200人が参加。玉入れや小学生と一緒のデカパンレースなどを行い、はつらつとした姿を見せた。

 大会はスポーツを通じた高齢者らの健康保持と交流などが目的で、1974年に始まった。以後毎年行われ、今回は節目の40回。旧市域の老人クラブの会員が対象で、今年は84のクラブから参加があった。最高齢は春日野1の岩下豊作さん(99)で、観客席でレースを見守った。

 大会は紅白対抗形式で8種目が行われたほか、全員が参加して民謡を踊った。中でも市立春日新田小の4年生約130人と一緒に行ったデカパンレースや、大河ドラマ「天地人」にちなんだ文字合わせレースでは参加者と児童が手をつないで走り、ゴールすると互いに笑顔を見せていた。

 文字合わせレースでトップでゴールした大和2の栗原芳子さん(74)は「毎年参加していてとても楽しい。子供のおかげで1位になることができた。1位はやっぱりうれしい」と喜んでいた。ペアを組んだ長谷川鈴奈さん(10)は「おばあちゃんも一生懸命走ってくれた。自分も元気をもらえる」と話していた。

 市老人クラブ連合会の山田公一会長は「みんなでわいわい楽しくやることで心身のリフレッシュになる。40回を迎えさらに続けていきたい」と話した。

「居酒屋 春ちゃん」地魚料理をお得価格で「特上料理プラン」予約受付

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写真=同プランに入る料理や酒の一例

 オープン1周年を迎えた上越市中央5の「居酒屋 春ちゃん」。旬な魚介類を生かした魚料理の数々がお得な価格で楽しめる、「特上料理プラン」の予約を受け付けている。
 同プランは、自慢の特上魚料理7品が付き、地酒や焼酎、生ビールなどが2時間飲み放題。1人通常4980円だが、5月31日までに4人以上で予約を入れると、1人4500円になる。
 鮮度抜群の魚料理を楽しめる同店。店主の池田全宏さんは卸問屋経営の経験があり、厳しく目利きした食材を独自ルートで仕入れているため、低価格で料理を提供できるという。「皆様に満足していただくため日々精進しています。さばきたての新鮮な逸品をぜひ」と池田さんは話している。
 このほか評判メニューは、本マグロ中トロなどが入る「おまかせ握り(11貫)」(1280円)や「本マグロ中トロ刺し」(980円)、「和風牛タン トロトロ煮」(880円)など。2階には個室を備え、20人までの宴会に対応可能。
 営業時間は午後5時30分~午後11時。不定休。電話545・2188。

「保阪邸」春季の一般公開 25〜27日の3日間

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 江戸中期から明治期にかけての豪農、保阪家の邸宅「保阪邸」(上越市戸野目)などが25日から27日までの3日間、一般公開される。新緑の庭園や、京風建築の客間「怡顔亭」など、歴史ある空間を満喫できる。時間は午前10時〜午後5時。

 毎年春季と秋季に数日間一般公開しており、今回は保阪邸と怡顔亭、江戸時代の町家「環翠亭」の3か所が会場となっている。入場料は1000円で、各会場を回ることができる。また、コーヒーまたは抹茶券も300円で販売している。

 怡顔亭内では保阪家伝来の綸子の白無垢や鹿の子絞のじゅばんなどの華美な着物が飾られている。また、会津藩士で幕末〜明治に活躍した教育者、南摩羽峯ら保阪家ゆかりの文人の手紙なども展示され、歴史ガイドによる解説も行われる。

 環翠亭では町家見学やフリーマーケットなど、各会場で様々な催しがある。現当主の保阪洋子さんは「花の咲く春の庭の散策やお茶をゆっくり楽しんで下さい」と話している。

 問い合わせは保阪さん080・5484・5725。

上越市体育協会 前年度後期表彰式を開催

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 上越市体育協会(木浦正幸会長)の2012年度後期表彰式が18日、中央1のホテルハイマートで開かれた。市内スポーツ界に功績のあった人や、12年度に全国大会などに出場した競技者ら8人に賞状などが贈られた。

 功績者表彰では直江津早朝野球連盟の結成などに尽力し、40歳以上を対象にした上越BBシニアリーグの会長を務める上越市野球協会の小林實さん(79)が選ばれた。

 また全国大会出場などで選ばれる優秀競技者表彰は7人。そのうち今年2月の全国高校スキー大会女子回転で9位入賞した長崎舞さん(当時関根学園高校3年)は、直江津高校同窓会関東支部表彰にも選出された。

 木浦会長が「これまでの精進に敬意を表したい。今後も努力をし続け市が掲げるいきいきスポーツ都市に向け、大きな推進力になることを期待している」と話した。受賞者を代表して小林さんが「野球が好きで試合をする場を求めて活動してきた。今後は競技力のさらなる向上を目指して今まで以上に活動に協力したい」とあいさつした。

 表彰者は次の通り(敬称略)。

 ◇功績者表彰▽野球 小林實(上越市野球協会)

 ◇優秀競技者表彰▽水泳 中村雅也(直江津東中)▽柔道 牛木瑠那(直江津東中)▽空手道 後藤大地(上越市空手道連盟、城東中)古川千尋(上越市空手道連盟、雄志中)▽スキー 長崎舞(関根学園高)増田小枝(安塚中)宮崎祐奈(中郷中)

 ◇直江津高校同窓会関東支部表彰▽スキー 長崎舞(関根学園高)

レルヒの会が発足50周年迎え記念総会

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 日本に初めてスキー技術を伝えたレルヒ少佐を顕彰する上越市の市民団体「レルヒの会」(小堺昭一会長)は18日、同市西城町3の高陽荘で発足50周年総会を開いた。

 県内外から約35人の会員が集まった式典で、小堺会長は「会が立ち消えになりかかったこともあるが、ようやく50周年を迎えることができた」とあいさつ。来賓の村山秀幸上越市長は「50年積み重ねてきた歴史を続けてほしい」と、活動に期待を寄せた。

 発足50周年記念事業として、レルヒ少佐が高田に滞在中に書いた日記を翻訳した冊子や、会の歩みを会員に配布した。本年度は長岡外史についての研修、「スキーの日」のカレンダーへの掲載活動などを行う。

 同会は1963年1月28日、レルヒ少佐の次女ホリヤーさんが当時の高田市に来た際に「レルヒ会」として結成。80年に「レルヒの会」に改称した。一本杖スキー技術の継承や、冊子の発行、資料の収集などを行っている。事務局は日本スキー発祥記念館内にある。会員を募集中。電話523・3766。

「ヘアデザインゆう」薄毛、細毛の悩みに最新の頭皮ケアが好評

s-ヘアデザインゆう.jpg上写真=最新の専用機器専用「ドクター・スカルプ」

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ヘアデザインゆう今年4月.jpg上写真=施術を受けた20代後半の男性の頭頂部。上が昨年11月、下が今年4月

 

 上越市春日新田2の美容室「ヘアデザイン ゆう」(桐木千鶴子代表)が男女問わず薄毛、細毛に悩む人を対象に実施している頭皮ケア「スカルプ・ドクター・コース」が好評だ。髪と頭皮のケアに特化した最新の専用機器を使い、発毛、育毛のサポートを行っている。

 クレンジングオイルで頭皮をマッサージし、炭酸泉で頭を洗った後、専用の機器「ドクター・スカルプ」による施術を行う。12本の電極の付いたヘアブラシのような機器で、頭皮に血行促進をサポートするなど各種成分の入った液体を塗ってマッサージする。電気パルスにより発毛・育毛成分の浸透効率を高めている。週1回の施術を続けると3~6か月で変化が実感できるという。
 「昨秋から導入して1か月ごとに頭頂の写真を撮影して効果の検証をしてきた。その結果、施術を続けたお客様には喜んでいただいている」とスタイリストの桐木真志さん(29)。「ブースも隔離されているので、気兼ねなく施術を受けていただきたい」と話している。
 施術は1回2100円(初回は半額)。このほか同店では新規顧客限定で6月末までカットなど料金20%オフのキャンペーンを行っている。
 営業時間は午前9時から午後9時。定休日は月曜と第1火曜、第3日曜。場所は上越北消防署北側の住宅街。
 問い合わせは、同店543・9970。

「鵜の浜ニューホテル」料理と温泉日本海とともに 予約受け付け中

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写真=「心を込めた接客をさせていただいております」と話す客室課スタッフ

 頸城砂丘の高台に位置し、広大な松林に囲まれた閑静な温泉宿として人気の「鵜の浜ニューホテル」。日本海の海の幸や温泉など、景色を見ながらくつろげる癒やしの時間を提供している。
 鵜の浜海岸まで徒歩5分で、海水浴シーズンはファミリーに人気の同ホテル。館内はバリアフリーを随所に取り入れるなど人に優しくゆったりと過ごせる環境で、露天風呂からは松林や日本海の絶景が楽しめる。料理は四季折々、旬の海鮮をメーンとしたプランを用意しており、素材、味覚から彩りまでを堪能できる新鮮な海の幸をたっぷりと提供する。
 客室は落ち着いた和室、モダンな洋室などを用意。接客担当の客室課では、より気持ち良くくつろいでもらえるよう、定期的に専門の講師を招き、テーブル作法や接客基本動作、畳宴会場での作法などを学ぶ研修を実施している。「おもてなしの心を込めた笑顔で、くだけ過ぎず、かゆい所まで手が届く接客を心掛けています」と客室課長の日野累理香さんは話している。
 現在、日帰りプランや手頃な価格で料理が楽しめる特別企画も実施中。
 上越市大潟区雁子浜。電話0120・68・2622。

学ぶ楽しさ伝える寺子屋塾 「言葉の力」6月開校

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写真=「学ぶことの楽しさを体感させたい」と話す中村さん

 受験対策から各教科の学習、学校での悩み相談、礼儀作法まで幅広くサポートする寺子屋風の塾「言葉の力」が、上越市栄町1に6月1日、開校する。対象は小、中学生で、現在児童、生徒を募集している。
 「未来を作るのは子供の力。子供の力の源は言葉の力です」と話す塾長の中村新さん。上越地域を中心に、小学校の教諭を26年にわたり務め上げた。今年3月の退職後、学校では行き届きにくい細やかな指導を行い、学びの楽しさを子供たちに伝える環境を作ろうと開校を決めたという。
 「学ぶことの楽しさを体感させることを授業の核と位置付けています」と中村さん。同塾は、表現や理解、判断には言葉の力(国語力)が欠かせないとして、その向上を中心としながら、個別を基本とした少人数制補習で生徒一人一人に合わせた指導を行う。科目は国語や算数、英語を中心に理科、社会、外国語(ポルトガル語)など。図工、習字などが学べるプログラムも計画している。
 入会金5000円、教材費2000円。週4回コースの月謝は小学生1万4000円から、中学生1万8500円から。週2回コースもある。
 場所は、塚田こども医院の斜め前。問い合わせは544・8335。

春日山城跡で小中学生も協力して松葉かき

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 上越市に春日山城跡で19日、松林を美しく保つための松葉かき作業が行われた。春日山城跡保存整備促進協議会(小山正明会長)に地元の立春日中学校の生徒らが協力し、合計約190人で作業に汗を流した。

 春日山観光の入り口となる場所に位置する相撲場周辺の松林は、数年前までは低木で覆われ地面が見えない状態だった。美観を保とうと低木を伐採し昨年から松葉かきを行っている。19日は、地元町内会などでつくる同協議会の49人と上越教育大の学生ら15人、生徒会の呼び掛けで集まった春日中の生徒126人が参加した。22日には地元の市立春日小学校4年生116人が作業する予定となっている。

 好天に恵まれ午前8時から作業を開始した。生徒らは20班に分かれて熊手を手に落ち葉を集める作業に汗を流した。1時間ほどで1トン袋20個分の落ち葉などを集めた。

 同協議会の小山会長は「地元の小中学生が地元の宝を自分たちで守るという気持ちを持ち、自ら率先してこういった活動に参加してくれて本当にうれしい」と話していた。

 春日中生徒会副会長の秋山知穂さん(3年)は「たくさんの人が参加してくれた。作業は大変だったけど、松林が奇麗になって良かった」と話していた。

岩の原葡萄園で新酒利き酒

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 昨年仕込んだ熟成中のワイン原酒と製品化されたワインを飲み比べる催し、「新酒利き酒会」が18日、上越市北方の岩の原葡萄園で始まった。今回は国産ワインコンクールでの入賞予想も行われ、参加者は楽しみながらワインのテイスティングを楽しんでいた。

 市の文化財に指定されている第2号石蔵では、樽に入って2か月というマスカット・ベーリーA品種の赤ワイン2種類と、ブラック・クイーン品種を使った新樽熟成の赤ワイン1種類が提供された。参加者は専用のワイングラスを持ち、ピペットというガラス製の道具で樽から注がれたワインの色、香り、舌触り、味わい、風味の持続などを確かめた。

 今回から各自が試飲の評価を記入する表に、コンクール予想が加わった。昨年開かれた国産ワインコンクールで、同葡萄園のワインは金賞をはじめ6種類が入賞しており、今年はどんな賞を獲得するかを落選も含み予想するもの。

 月に2本のワインを飲むという燕市から来た布施聡さん(58)は「ブラック・クイーンは良い赤ワインになりそう。レッド・ミルレンニュームの白は、甘口なので好みではないが、人気が出そう」と予想していた。

 このほか、タンク熟成の白やロゼワイン2種類、製品化されたワイン3種類など、計8種類が試飲できる。同葡萄園によると、熟成途中のワインが試飲できる利き酒会は県内ではほかになく、全国でも珍しいという。2日間で計500人の参加を見込んでいる。

 参加費は1人1000円(グラス代込み)。高田駅前から無料シャトルバスが午前10時30分から午後2時30分まで、1時間おきに出ている。問い合わせは同葡萄園528・4002。

8千房のフジが見頃 子安新田の吉村さん宅

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 上越市子安新田の吉村正治さん(74)宅のフジが見頃を迎えている。広さ20畳ほどの藤棚に薄紫色の花が咲き誇り、通行人の目を楽しませている。

 フジは13年前に吉村さんが植えたもの。庭の藤棚のほかに、病院へ向かう人に見てもらい、心が和らげばと管理するアパートの壁面でもフジを育てている。いずれも約8000の房が垂れるほどに成長した。

 庭のフジは「三尺藤」と呼ばれる房の長さが1メートル近くになる品種。今年は天候が不順で葉の方が良く育ったというが、見事な花を咲かせている。現在が見頃で、あと4、5日は楽しめるという。

 花が好きだという吉村さん。種を付けさせないため見頃が終わると、4日ほど掛けてすべての房を切り落とすなど丁寧に手入れをしている。「手入れは大変だけど思った形で花が咲くのが楽しみ。香りとともに楽しんでほしい」と話していた。

特殊詐欺防いだ職員に感謝状

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 家族や友人をかたって現金を振り込ませようとする特殊詐欺を窓口で未然に防いだJAえちご上越と日本郵便の職員らに15日、上越警察署で橋本洋一署長から感謝状が贈呈された。いずれも窓口での説得が防止につながり、橋本署長は「金融機関職員の意識が高くなっている。ありがたい」と感謝した。

 感謝状はJAえちご上越上越支店の窓口担当、茂原麗子さん(29)と同店を代表して支店長代理の丸山進さん(48)、春日山郵便局の窓口担当、森本美紀さん(36)と同局を代表して局長の上野誠一さん(56)に贈呈された。

 茂原さんは4月11日、定期預金の解約を申し出た市内の90歳代の男性の引き出し額が300万円と多額だったため、理由を尋ね上司の丸山支店長代理に報告。前日に男性の孫を名乗る人物から現金を用意するよう電話があったというが、丸山支店長代理が男性の孫と連絡を取ったところ現金を要求しておらず、詐欺であることが分かった。

 森本さんは4月12日、窓口を訪れた市内に住む70歳代の男性とその妻が50万円を振り込もうとした際、理由を尋ねたところ、男性の友人を名乗る人物からトラブル解決のために現金の振り込みを依頼されたという。報告を受けた上野局長と説得し、一旦自宅に帰った男性が友人の自宅に電話したところ、詐欺であることが判明した。

 感謝状を受け取った茂原さんは「まさかここで起こるとは。大切なお客様の財産を守れてよかった」、森本さんは「普段利用している方だったので、防ぐことができて良かった」と話していた。

真行寺幼稚園で「花まつり」

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 上越市中央5の真行寺幼稚園(中戸賢裕園長、218人)は15日、釈迦の誕生日を祝う「花まつり」を行った。色鮮やかな稚児装束に身を包んだ年長園児67人による稚児行列や、釈迦の降誕を表した誕生仏に甘茶をかける灌沐が行われた。

 全園児が同園大ホールに集まる中、女児は冠、男児は烏帽子をかぶって登場し、お参りが行われた。中戸園長は片手で天を指す釈迦像から「天にも地にも我ひとり尊し、という姿を表している。命は一つしかない尊いもの。命を大切にしてください」と園児に話した。

 その後園児らは保護者と手をつなぎ、直江津駅前の互の市広場までの約500メートルを住民らに見守られながら練り歩いた。汗ばむ晴天の中、持参した水筒の水を飲む姿も見られた。互の市広場では、数珠を持った年長児童一人ひとりが誕生仏に甘茶をかけ、手を合わせた。

 丸山愛可ちゃん(5)の母親の丸山綾子さんは「着付けが大変でした。幼稚園も今年が最後なので、良い思い出になります」と語った。

 釈迦の誕生日は4月8日だが、同園では例年5月に花まつりを開催している。

ツツジ寺で茶会 園児も一服

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 境内に植わる約150本のツツジで有名な寺町3の大嚴寺(佐藤信明住職)で、ツツジの開花に合わせて16日まで茶会などのイベントが開かれている。14日、同寺に隣接する明照幼稚園の園児が抹茶を味わい、笑ったり苦さに顔をしかめたり様々な表情を浮かべた。

 ツツジはつぼみが多いが、日当たりの良い場所では白い花がまばゆく咲いていた。佐藤住職によると今年は寒さで開花が1週間ほど遅れており、今週末から見ごろを迎えるという。

 茶会では裏千家の村越宗竹さんがお点前を披露。園児たちは緊張しながらも並んで正座し、甘いまんじゅうを味わった後、茶碗を手に少しずつ抹茶を飲み干した。

 中には苦さに顔を歪める園児もおり、植木美来ちゃん(6)は「すごく苦いけど不思議な味」、手塚晴輝くん(6)は「苦くない、とってもおいしい」と話していた。

 茶会は16日までで、時間は午前10時〜午後3時。同市藤新田の陶芸家、森橋丈明さんの作陶展も同時開催しており、地元の素材を使った「春日山焼」の茶器や花入れなど約70点が展示されている。

 また、16日午前11時から、フルートの高橋由実さんとシンセサイザーの近藤則絵さんによるミニコンサートが開かれる。

直江津-釜山に新航路

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 海運大手の日本郵船は13日、上越市の直江津港と韓国・釜山港をつなぐ定期コンテナ航路を開設した。円安による輸出産業からの需要増を背景に上越地域や長野県などの企業の貨物を見込む。13日、新航路の第一船が直江津港に入港し、記念の式典が行われた。

 新航路は月曜に直江津、水曜に釜山と釜山新港、土曜に苫小牧に船が着く。直江津と釜山を結ぶ定期貨物航路は、韓国資本の海運会社が週3便を運行しており、今回の日本郵船による航路で週4便となる。

 新航路開設にあたって日本郵船では、上越地域や長野県の企業が生産した化学品や機械などを見込んでおり、円安による輸出向けの貨物需要拡大とともに、太平洋側の港を活用するよりも輸送コストが圧縮できるという直江津港のメリットを強調している。

 13日午前、第一船となるリベリア船籍の運搬船「オーエムモフラム」が入港した直江津港東ふ頭コンテナヤードで開設式典が行われた。上越市の山岸行則副市長は「航路拡充により上越地域の産業の振興や、後背地である長野からの需要拡大の起爆材になれば」と期待を寄せた。

 直江津港のコンテナ取扱量は2012年に過去最高の2万9259個(20フィートコンテナ換算)を記録しており、新航路でさらなる拡大を目指す。

連合上越地域協議会が救援米の田植え

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 食料不足に苦しむアジアやアフリカの人々へ送る救援米の田植えが12日、上越市上野田の水田で行われた。親子など約70人が参加し、暖かい日差しの下、裸足で土の感触を楽しみながら稲の苗を植えた。

 救援米の田植えは連合上越地域協議会が主催し、毎年行っている。昨年に続き、今年もカンボジアに送るため、水田のうち10アールに早生品種の「こしいぶき」を植えた。

 子供たちはカエルを見つけてはしゃいだり、転んで泥だらけになりながらも、一本一本腰をかがめて苗を植えた。家族で参加した楡井愛深さん(9)は「田んぼはぐちょぐちょして歩きにくかったけど、友達と田植えができて楽しかった」と話していた。

 この取り組みは救援米の栽培のほか、子供たちに米作りを体験してもらい農業の大切さを学んでもらおうと、長岡や新潟市でも行われている。昨年は上越で615キロ、県内で合計1238キロを収穫し、今年3月にカンボジアへ送った。

 この日植えた稲は9月に収穫する予定だという。

図書館こども祭 リサイクル市など大にぎわい

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 上越市の市立高田図書館、直江津図書館、浦川原分館、頸城分館で11日、図書館こども祭が開かれた。古くなった児童書などを無料で提供する「リサイクルブック市」など本に親しむ様々なイベントが行われ、多くの家族連れでにぎわった。

 図書館こども祭は、子供のころから本に親しみ読書習慣をつけてもらおうと毎年行われており、今年で16回目。

 リサイクルブック市は市民から募ったり、貸出していて古くなった絵本、児童書、紙芝居、雑誌などを無料で来館者に提供する毎年人気のイベント。高田図書館では午前10時15分の開始前から親子連れら100人近くが列を作り、用意された1600冊の大半が1時間ほどでなくなった。

 また、袋を開けてみるまでどんな本が入っているか分からない「図書館こども福袋」も人気を集めていた。

 5歳の娘と1歳の息子とともに訪れた同市高土町2の主婦(38)は「図書館にはよく本を借りに来ている。リサイクルブック市は、気に入った本を自分のものにできるので毎年楽しみにしている」と話していた。

 また、高田図書館ではこども祭に合わせて、絵本作家、川浦良枝さんによる「しばわんこ原画展〜和のこころ・四季の庭〜」も始まった。多くのファンが原画やラフスケッチなど作者直筆の絵を楽しんでいた。原画展は26日まで。

林泉寺笹川住職 遊心堂100周年記念で初の個展

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 上杉謙信ゆかりの林泉寺(上越市中門前1)の笹川元祥住職の墨書を展示する「笹川元祥師 墨蹟展」が16日から、本町4のアートサロン遊心堂で、開かれる。今年で創業100周年となる遊心堂の記念事業で笹川住職にとって初の個展。名筆といわれる墨書約70点を展示する。笹川住職は「書を展示するのは最初で最後になると思う。書にしたためた禅の教えを学んでほしい」としている。21日まで。

 笹川住職は第40代の林泉寺住職。檀家などに送った墨書は評判が高く、名筆といわれている。遊心堂とは長年の交流があり、深田正明社長から個展を提案された。これまで個展を開催したことがないという笹川住職だったが、快諾した。

 個展は1913年(大正2)創業の遊心堂の100周年記念事業として開催される。展示作品は禅の言葉などをしたためたもので、掛け軸や額などに収められて展示される。笹川住職は「筆で書かれた禅の言葉を多くの人に見てもらって、禅の教えを学んでもらえれば」と呼び掛けている。

 林泉寺を支援するチャリティー企画にもなっており、作品販売も実施する。深田社長は「林泉寺は大事な上越市の文化遺産。お寺を支援したいと思った」と話している。

 時間は午前10時〜午後6時。期間中の16、18日は笹川住職の作品解説が行われる。時間は両日とも午後1時30分と午後3時の1日2回。

 問い合わせは遊心堂526・8383。

ティラノサウルス効果で月1万人突破

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 上越市下門前の上越科学館の4月の入館者が1984年の開館以来最多の1万120人を記録した。3月下旬からの動く恐竜模型の常設展示が人気を集めたためで、昨年同月と比べて2倍以上の入館者数となった。同館では「思っていた以上の入館者で驚いている」としている。

 同館によると、これまでの4月の最多入館者は85年の1万91人。近年は4000〜7000人程度で推移しており、昨年は4543人だった。

 また入館料などによる収入は、今年4月が約200万円で、約90万円だった昨年の2倍以上だった。

 動く恐竜模型の展示は3月30日に始めた。模型は市が1500万円で購入した。全長8メートルのティラノサウルスが首を動かしたり、雄叫びを上げるなどの仕掛けがあり、初日から子供たちの人気を集めた。

 4月は春休みや土、日曜のほか、平日も来館者が前年よりも増えたという。永井克行館長は「恐竜模型の展示を始めて多くの人が訪れたと思う。1か月の入館者目標は設定していないが、前年の2倍以上は考えられない」と話している。4月下旬からの大型連休でも入り込みが多く、昨年を3000人上回る約9300人が入館。5月6日で締め切った恐竜模型の愛称募集には約1300人から応募があったという。

 同館では、休日に実施する簡単な工作で科学を学べるイベントや、ロビーで人を集めて行う実験などが好評という。永井館長は「地道な活動やピーアールも年間を通じてやってきた。恐竜模型だけでなく、ほかの展示やイベントも見てもらいリピーターを増やしたい」と話している。

青空の下 元気良く 直江津中でがんばり行軍

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 上越市立直江津中学校(渡辺千一校長、449人)は8日、全校生徒が海岸沿いの道路を歩く伝統行事の「がんばり行軍」を行った。青空が広がる中、生徒は元気な足取りでゴールを目指した。

 がんばり行軍は、体力づくりや精神力を養うことなどが目的。学校創立から毎年欠かさず行われており、今回で67回目となる。海沿いの久比岐自転車道を使い名立区で折り返す32キロと、糸魚川市(旧能生町)の磯部小学校で折り返す42キロの2コースから生徒は一つを選択して歩く。

 午前8時過ぎから順次スタート。この日は青空が広がり、新潟地方気象台によると、最高気温は上越市高田が16・3度、糸魚川市能生が14・2度。降り注ぐ日差しを受け、自分のペースでゆっくりと歩く生徒もいれば、軽快なピッチを刻んで走る運動部の生徒もいた。コース沿いには、保護者らが駆けつけ声援を送っていた。

 42キロのコースには約120人が挑戦した。トップは陸上部で長距離が専門の本間大基君(3年)で歴代4位の3時間7分をマーク。「途中の関門で少し歩いたぐらいでそれ以外は休まず走り通した。後半は暑くてきつかったけど、昨年のトップのタイムよりも速くゴールできてよかった」と笑顔を見せた。

鴨島3の斉藤房枝さん 鴨島郵便局で個展

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 脳出血を乗り越え油絵を描き続ける上越市鴨島3の斉藤房枝さん(69)の個展が、同市鴨島3の鴨島郵便局で開かれている。高田公園の桜や初冠雪の妙高山など、四季折々の上越地域の風景などを描いた作品11点が並んでいる。31日まで。

 斉藤さんは12年ほど前から趣味で油絵を描き始めたが、2007年4月に脳出血で倒れ入院。右手右足が麻痺する後遺症が残ったが、4か月のリハビリを経て同年12月から創作活動を再開した。

 復帰後は右手足が自由に動かない中、足など全身を使う必要のある大きな絵にも挑戦。夫の栄一さん(71)もスケッチの現場まで車を出すなど活動を支えている。

 50号のキャンバス一杯に描かれた木々に明るくも柔らかい日差しが降り注ぐ「初夏の森」は、妙高市のいもり池まで何度も足を運んだという。このほかにも居多神社の柳の大木や、高田公園の秋のハスなど、生命の力強さあふれる作品が並び、郵便局を訪れた人を楽しませていた。

 個展は今年で3回目。10年ほど前の作品から最近の作品まで、初出品の作品を展示している。夫の栄一さんは「私の前では涙を見せませんが、非常に苦労していたと思います。この展示が病気をされている方の励みになれば」と話していた。

「ここちすたいる」 ありがとうを雑貨で 母の日ギフト販売中

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写真=オリジナルのエプロン

 閑静な住宅街にあり、自然素材の雑貨などを多数取り扱っている「インテリア&なごみ雑貨ここちすたいる」(秋山綾子代表)。12日の母の日に向けて、さまざまなギフトをそろえている。
 同店のお薦めは、北欧&英国生地のオリジナルエプロンやプリザーブドフラワーアレンジなど。エプロン(3675円)は、同店が生地から縫製したもので、綿麻の張りのある風合いや輸入生地ならではの色柄が楽しめる。プリザーブドフラワー(3500円)は、横浜市在住の作家「プティフルール」のオリジナルアレンジで、豪華なバラを中心に上品に仕上げている。クリアケース付きなので、ほこりの心配なく長期間楽しめる。
 そのほかにも店内には手ぬぐい、かばんなどの和雑貨、北欧雑貨が充実。母の日ギフトにはメッセージカードとラッピングをサービスする。
 店舗は上越市土橋、ファミリーヘルプ保育園裏側の住宅街、電柱看板が目印。営業は午前11時~午後6時。不定休(5月5日は休み)。電話522・5669。

清里区棚田稲文字祭り 住民らで稲文字づくり

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 稲で田んぼに文字や絵を描く「稲文字」で中山間地の魅力を発信するイベント「第9回棚田の稲文字祭り」が4日、上越市清里区棚田で開かれた。地域住民や関係者ら約60人が参加し、合わせて15アールの田んぼに協力して稲を植え、稲文字の完成に期待を膨らませた。

 同地域は名前の通り、斜面に階段状の田んぼ「棚田」が広がる。祭りは棚田の魅力を発信し、中山間地に人を呼び込もうと地元有志による「棚田の稲文字研究会」が中心となって毎年行っている。

 稲文字を描く田んぼは2枚で、一つは「稲田」の文字の形に組まれた木道があり、稲が成長すると木道の部分が文字になる。もう一つは毎年テーマを決めて文字の形に稲を植えている。

 今年は米と地域の関係を稲文字を見た人に思い描いてもらおうと、「米で」と「地域」の文字の間に握手をする手がデザインされている。主催の棚田町内会では今後、文字の間に入る絵の読み方を募集し、プレゼントも用意する。

 イベントでは同町内会長の田浪研一さん(62)が「棚田から地域の絆を深め、地域の元気を発信して行きたい」とあいさつ。地域の子供から大人のほか、同市牧区泉の住民や村山秀幸市長も参加した。

 参加者は同研究会の作った文字の外枠に沿って苗を植えた。子供たちは裸足で田んぼに入り、泥だらけになりながらも笑顔で植えていた。

 清里小3年の田浪優太君(8)は「田植えは難しかったけど、土の中は温かくて気持ち良かった」と話していた。

 同町内会によると、植えた苗は2〜3週間ほどで青々と伸び、5月後半には稲文字を見ることができるという。

五智歴史の里会館で「八重桜祭り」

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 上越市国府1の五智歴史の里会館は3日、「八重桜祭り」を開催した。満開の八重桜の下、演武や和太鼓の演奏などが繰り広げられたほか、今年からフリーマーケットが行われ、多くの来場者でにぎわった。

 八重桜祭りは市内3団体(大潟区の海音鼓、吉川区の鼓舞衆、柿崎区の夢幻DAN)からなる「北くびき担ぎ桶胴連」が、同館に隣接する駐車場から和太鼓演奏を行いながら入場し、スタートした。朝の雨で会場は足元がぬかるんでいたが、鳴り響く太鼓の音に、多くの親子連れらで込み合った。

 続いて国府1の松野 鳳さん(63)が上杉謙信の詠んだ「九月十三夜」を吟唱し、上杉おもてなし武将隊の上杉謙信役が、金扇を振りながら優雅な舞いを披露した。

 今年初めて開催したフリーマーケットには8店が出店。同市大豆2の加藤愛子さん(63)は、手作りのバテンレースを施した古布のバッグなどをを並べ、多くの来場者が商品を手に取り楽しんでいた。

 同市春日新田3の佐藤香代さん(34)は「イベントが色々あり楽しかった。こんなに八重桜が奇麗に咲いているとは思わなかった」と驚いていた。

高田城築城に南葉山の巨木 開府400年に向けPRへ

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 上越市後谷にある青田南葉山(949・3メートル)の登山道に「木落峠」という場所がある。1614年(慶長19年)の高田城築城の際、南葉山の山麓に生えていた巨木を投げ落として運んだことに由来するという。高田城築城400年を祝う来年の「高田開府400年」に向けて、山の中腹にある南葉高原キャンプ場を管理する管理運営協議会では、高田城と縁のある南葉山として、開府400年に花を添えるイベントなどの計画を練っている。

 南葉高原キャンプ場は、バンガローやテントサイトのほか、飲食のできるロッジなどを備え、ハイカーや家族連れらに人気のアウトドアスポット。例年4〜11月のシーズンに約1万5000人が利用する。今シーズンは4月29日にオープンした。

 来年の高田開府400年に向けて、南葉山のピーアールを考えているのはキャンプ場管理運営協議会会長で元市議の田村恒夫さん(76)。田村さんによると、1951年刊行の旧金谷村の村史「金谷村」に、高田城築城についての記述がある。南葉山は頂上に向かって道が急峻で、木落峠は高田城築城の際に茂っていた巨木を切って投げ落として運んだことに由来することが記されている。峠はキャンプ場から1時間半ほどで山頂に着く登山道「木落し坂コース」にある。

 田村さんは「来年の開府400年に向けて縁のある南葉山をあらためて見直してもらうために、今後イベントなどを企画し、多くの人にピーアールしていきたい」と話している。

上越緑の少年団 みどりフェスで募金

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 上越市の小学生が自然の大切さを学ぶ「上越緑の少年団」が4月29日、同市高田公園で開催された上越市みどりのフェスティバルで、緑の募金活動を行った。同じユニホームに身を包んだ団員41人は「緑の募金にご協力お願いします」と、来場者へそろって元気に声を掛けていた。

 同少年団は、上越市内の小学4年生から6年生で構成され、本年度は新入団員35人を含む47人が在籍。月1回程度、市内の里山や公園で花壇整備や森遊び、キャンプなどを行いながら、自然や環境への知識を深め友情を育んでいる。

 同日は同市土橋の市民プラザで入団式を行った後、本年度初の活動として募金活動を行った。200円以上の募金をした先着70人に、植樹活動を行う「にいがた緑の百年物語緑化推進委員会」から寄贈された、ヤマボウシとユキツバキの苗木を手渡した。集めた募金は市の施設の募金とともに同委員会へ寄付され、例年市内外の緑化支援事業や同少年団の活動助成金に還元されている。

稲田商店街 1日と15日にミニ朝市

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 上越市の稲田商店街(佐藤康夫理事長)は、5月から12月までの1日と15日に稲田2の空き店舗を利用してミニ朝市を開催する。地域に住む高齢者らが気軽に足を運び買い物ができる場として企画したもので、昨年に続いての実施。2年目のスタートとなる今日1日は午前9時30分オープンで、新鮮な野菜や山菜のほか手作りの惣菜が並ぶ。

 ミニ朝市は、地元の住民から身近で食料品などを買うことができる場所がほしいという要望を受けて企画された。空き店舗の多い商店街の活性化も目的で、昨年6月から本格的な降雪期前の12月まで実施。旧沢海商店にある9坪という小さい売り場ながらも新鮮な野菜や惣菜が人気を集め、利用者の反応は「近くに店ができて便利になった」など好評だったという。

 同商店街では好評だったことから、今年は昨年よりも1か月早めて開催することにした。市の補助金などで運営し会場は昨年同様、旧沢海商店。佐藤理事長と知り合いの中々村新田、牧区、三和区などの農家から採れたての野菜が並ぶ。初日はトマトや山菜が中心という。また好評だった地元住民の手作り焼き鳥、煮物、おこわなど惣菜も販売する。値段は野菜が100円から、惣菜は2、300円から。出店料が発生しないため、値段も手頃という。

 佐藤理事長は「ミニ朝市は商店街としても長く続けていきたいので、地元の人に足を運んでほしい」と話している。

 時間は午前9時30分から正午。会場となる旧沢海商店裏側には10台程度の臨時駐車場もある。

高田公園でみどりのフェスティバル

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 緑の大切さや自然の役割を体験を通して考えてもらおうと「第15回上越市みどりのフェスティバル」(同フェス実行委員会主催)が29日、上越市高田公園で開催された。会場には大勢の親子連れらが訪れ、動物との触れ合いや木工体験などを楽しんでいた。

 同フェスは例年5000人以上が訪れる人気のイベントとなっている。今年は緑鮮やかな青空の下、市内の自然や福祉にかかわる22団体が参加した。

 ポニーの乗馬体験や木工教室のほか、花苗や飲食物の販売などを行った。また市民から募ったコンテナガーデンのコンテストや、樹木の手入れについての相談コーナーなども設置された。子供たちは歓声を上げながら、県産ブランドの「越後杉」の積み木で遊んだり同市が用意したかんなくずプールに飛び込んでいた。

 花苗を販売した県立高田農業高校のブースでは、午前10時の開店から48鉢あったカーネーションが20分余りで売り切れるなど、市民が殺到。例年行っていたウサギやヒツジと触れ合える「ミニ動物園」は、中国でまん延する新型鳥インフルエンザの影響から、上越家畜衛生保健所の指導により自粛した。

 かんなくずプールで遊んでいた同市北本町4の山本桜ちゃん(2)の祖母は「孫と来たのは今年で3回目。孫の成長を見られる良い機会」と目を細めた。

南葉高原キャンプ場 4月29日オープン

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 上越市後谷の南葉高原キャンプ場が29日、オープンした。オープンを前に28日、安全祈願祭が行われ、関係者がシーズン中の無事故を祈った。

 キャンプ場は南葉山(949・3メートル)の中腹に位置しており、1981年に開設された。宿泊できる南葉山荘や食堂などがある南葉ロッジ、バンガロー7棟、テントサイトなどを備える。四季折々の自然が楽しめるほか日本海まで一望でき、例年シーズン中に約1万5000人が訪れる。

 昨年は大雪でオープンが5月下旬にずれ込んだが、今年は通常通りに営業を開始する。

 南葉ロッジで開かれた安全祈願祭には関係者約35人が出席。キャンプ場の指定管理者、南葉高原キャンプ場管理運営協議会の田村恒夫会長は「ちょうど芽吹きの季節なので山菜なども楽しめる。もう少しするとカタクリも見ごろを迎えるので楽しんでほしい」と話していた。

 問い合わせは南葉ロッジ524・9046。

高田ジュニアリーグ 19チームで開会式

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 上越市学童野球連盟高田ジュニアリーグの第30期統一開会式が27日、市立富岡小学校体育館で行われた。全19チームから約300人の選手が集い、活躍を誓った。

 1984年にスタートした高田ジュニアリーグは節目となる30年目のシーズンを迎えた。宮越馨氏が昨年度限りで会長職を退き、役員は検討の結果、会長空席のままリーグを運営することを決めた。今年は選手数の減少などから昨年より1チーム少ない19チームでシーズンを戦う。

 開会式で片山修榮理事長は「今年で30年を迎えた。練習の成果を発揮して優勝を目指してほしい。またけがのないように頑張ってほしい」とあいさつ。昨シーズン行われた大会の優勝チームが優勝旗を返還した。選手を代表して寺三キングの半田唯人主将(大町小6年)が「野球ができる喜びといつも支えてくれる皆さんへの感謝の気持ちを持って全力でプレーし、最後まで諦めずに全員野球を目指します」と元気よく宣誓した。

 この日は市少年野球場で開幕戦となる第30回会長旗争奪大会が行われる予定だったが、雨によるグラウンド不良で順延。試合は今日28日に清里区の清里スポーツ公園で行われる。

ホテルハイマートの駅弁「磯の漁火」 JR会誌で紹介

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 JR東日本、北海道で割引などの特典を受けることができる「大人の休日倶楽部ミドル」の会誌5月号に、上越市中央1のホテルハイマート(山崎邦夫社長)が製造、販売する駅弁「磯の漁火」が取り上げられた。

 男性は50歳以上64歳以下、女性は50歳以上59歳以下が入会できる会で、年会費を払うと運賃や旅行商品の割引などの特典が受けられる。磯の漁火が掲載されたのは各地の駅弁を紹介する連載「情熱駅弁白書」の第1回で、有名所の駅弁を抑えての第1回掲載に同ホテルは「驚きのほうが大きい」としている。

 1989年から販売し、日本海の魚介類を中心にこだわって作られている同駅弁に対する思いを山崎社長が語る内容。同ホテルの山崎敬一取締役は「取り上げられたのはお客様あってのこと。これに恥じないようにまい進して行きたい」と話している。

 同駅弁は1個1150円。JR直江津駅で購入できるほか、同ホテルに3日ほど前に注文すればフロントで購入できる。問い合わせは543・3151。