上越よみうりは読売新聞に無料で折り込まれる日刊紙です。旧上越市を中心に政治・経済・サークル活動・スポーツ・イベント等、身近な話題を取材報道している市民新聞です。

上越市のマゼランペンギンがしながわ水族館に引越し

20130327マゼランペンギンの旅立ち2.JPG

 日本一のマゼランペンギン飼育数を誇る上越市立水族博物館(西本町4)から、マゼランペンギンの若鳥5羽が東京都の「しながわ水族館」に引っ越すことになった。27日、ペンギンたちは職員に見送られながら生まれた場所を旅立った。

 しながわ水族館では現在11羽のペンギンを飼育しているが、この先飼育数を増やすために、遺伝的な多様性を持たせようと、上越市立水族博物館から有償譲渡してもらうことになった。

 引っ越すペンギンは10か月〜2歳の若鳥。繁殖ができるまでに5年ほどかかり、繁殖期にならないと性別は分からないという。6時間ほどかけて車でしながわ水族館へ運ばれ、予備プールでなじませた後、飼育エリアの「ペンギンランド」で展示する。

 この日、ペンギンたちは上越市立水族博物館の飼育担当、七森清一さん(51)の手で輸送用ケージに移された。七森さんに持ち上げられるとバタバタと体を動かしたが、ケージに入るとおとなしくなり、新居に向けて旅立った。

 しながわ水族館で飼育を担当する学芸員の鈴木正勝さん(42)は「繁殖まで4、5年かかるが、その間にほかのペンギンと関係を築いて、ペアが出来れば。ほかの施設の模範となれるよう頑張りたい」と話していた。

 上越市立水族博物館のマゼランペンギンの数は104羽から99羽に減るが、飼育数日本一は変わらない。七森さんは「無事向こうに着いて施設になじんでもらいたい。巣立っていく形でほっとしている」と心境を語った。

 同館のペンギンは昨年2月に東京スカイツリー内の「すみだ水族館」にも譲渡されている。