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小川未明文学賞贈呈式 大賞の浅野さんらを表彰

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 上越市などが主催して公募で実施した創作児童文学賞「第21回小川未明文学賞」の贈呈式が24日、上越市本城町の高田図書館内小川未明文学館市民ギャラリーで行われた。大賞に輝いた「木かげの秘密」の作者で千葉県船橋市の浅野竜さん(64)らが表彰された。

 この賞は上越市出身の児童文学者である未明の精神を継承し、新しい時代にふさわしい児童文学作家を輩出することが目的で、1992年に創設された。今年の応募総数は昨年より23編多い456編。国内のほか海外からも応募があった。

 浅野さんの作品「木かげの秘密」は、荒れている小学生の学級がテーマで、児童の一人が飼っている金魚を通じて、登場人物の心理的葛藤などを描いた。

 贈呈式で浅野さんは未明作品をテーマにしたブロンズ像「赤い蝋燭と人魚」と賞金100万円を受け取り「未明の作品は希望や感動だけではなく、子供の様子をありのままに受け入れ寄り添っている。私もこれを胸に精進したい」と語った。優秀賞に輝いた沖縄県浦添市の島尻勤子さん(52)、神奈川県川崎市のうのはらかいさん(64)も表彰された。

 また昨年が未明生誕130周年だったことを記念して市内小学生を対象に初めて実施した読書感想文コンクール「野ばら賞」の表彰も行われた。