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小林古径記念美術館で生誕130年特別展が開幕

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 上越市の高田公園内にある小林古径記念美術館で23日、小林古径の生誕130周年を記念した特別展「生誕130年記念 小林古径展─内なる美を求めて」が開幕した。全国の美術館や大学などの協力を得て、古径の代表作の本画と素描などを一堂に展示している。

 小林古径は1883年に現在の上越市(高田)に生まれ、画家を志して16歳で上京。簡潔で気品のある作風を描き続け、長く日本画壇の重鎮として活躍した。1957年没。生まれ故郷上越市での特別展は2001年以来となる。同市などの主催で、古径が教鞭をとった縁などから素描などを多数所蔵している東京芸術大学の学術協力を得て開催している。

 全国の博物館や美術館などの協力を得て古径作品約160点を展示する。初期の歴史画から晩年の静物画、動物画に至るまで幅広い作品をそろえた。今回は「出湯」、「異端(踏絵)」、「竹取物語」といった代表作も多数展示している。また本画とともに、習作や素描、下図を展示している。古径が本画を描く際に得た着想や試行錯誤の過程を見ることで、古径の内面の美に迫る企画展となっている。

 初日は開会式が行われ、学芸員による開設や講演会などが行われた。

 会期は5月19日までだが、前期、後期に分けて作品の大半を入れ替える。前期は4月21日までで、後期は4月23日から。