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石田記念福祉館 旧眼科医院を改装し障害者と高齢者の一体施設に

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 社会福祉法人上越つくしの里医療福祉協会と、社会福祉法人上越老人福祉協会(両法人とも川室優理事長)が、上越市本町2の石田眼科医院(石田誠夫院長)の旧施設を改装し、4月1日に高齢者へのサービスと障害者の就労訓練を一体で手掛ける福祉施設「石田記念福祉館」を開所する。一つの建物で高齢者と障害者の両方を対象にした福祉施設は市内では初めて。3月20日は現地でしゅん工式が行われた。

 石田記念福祉館は、石田眼科医院が現在の場所に新築移転した後、旧施設の活用方法を模索していた石田院長に、いとこの川室理事長が提案して実現した。

 福祉館は3階建てで延床面積は約1400平方メートル。高齢者福祉サービスとして食事や入浴などを行うデイサービスセンターと、介護の必要な人を短期間受け入れるショートステイを実施。障害者には、自立した生活を目指して一定期間、訓練を行ったり、継続的に働くことを目指した就労訓練などを実施する。

 障害者の就労支援として施設を利用する高齢者に食事を提供。いずれはレストランとして市民にも利用できるようにするという。このほか福祉施設「つくし工房」で作ったパンなどを販売する「つくしショップ」も開く。

 総事業費は約1億9000万円。そのうち3700万円は県からの交付金を活用した。

 しゅん工式で川室理事長は「施設を通じ地域活性の一助になればと思う。様々な世代交流ができれば望外の喜び」と話した。また石田院長は「素晴らしい企画をしていただいた。施設がこの町の明かりとなってほしい」と期待した。

 高齢者の問い合わせは523・0255。障害者は523・0202。