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上越警察署で東日本大震災の写真展示

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 上越警察署は2011年3月11日に発生した東日本大震災の被災地に派遣された同署員が撮影した現地の写真などを同署ロビーで展示している。発生から2年経った震災を風化させないようにと今回初めて実施した。初日の7日は、派遣された署員が現地での制服姿で、来庁者らに活動の様子を話していた。13日まで。

 震災を受けて、上越署にも小隊がある関東管区機動隊新潟大隊は11年3月11日から今年2月までに福島、宮城、岩手県へ述べ16回、205日間出動。11年夏ごろまで行方不明者の捜索を、それ以降は福島第一原発の警戒区域内で検問やパトロールを行っている。

 同署には同機動隊上越小隊の隊員16人がおり、同署署員を兼任。災害時には機動隊員として出動している。今回は震災を風化させないため、また上越署からも被災地に赴いて活動していることを市民に知ってもらおうと、初めて写真を展示した。

 同署入口近くには活動の様子をまとめたパネルや写真アルバムなどを展示。宮城県南三陸町や、岩手県宮古市での捜索活動、福島県南相馬市での検問などの写真を地図と共に紹介している。

 初日の7日は現地で活動した署員が、災害現場で着用する水色と黄色の制服姿で来庁者に写真の説明を行った。

 同機動隊上越小隊隊員で同署地域課の藤倉直樹さん(36)は「現地の人は先が見えない状況だったと思う。少しでも困っている人の手助けになればと思い赴いた。現場では津波と地震のエネルギーの大きさを実感した」と話していた。

 展示は平日の午前9時〜午後5時。