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高田高校 1年生対象に未来展望セミナー

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 県立高田高校(若山宏校長)は4日、1年生を対象に将来の進路に向けて参考にしてもらおうと、同校OBを講師に招いて学生生活や仕事について講演を聞く「未来展望セミナー」を開催した。生徒約280人は真剣な様子で「先輩」からのアドバイスに耳を傾けていた。

 未来展望セミナーは2006年度から毎年行われており、今回で7回目。卒業生でつくる同校校友会の東京支部が協力しており、社会人として活躍するOBが1年生に職業を選んだ理由のほか、就職するまでの経緯、仕事の醍醐味などを話す。

 今回の講師は東京農業大学教授で、上越市吉浦の農場「じょうえつ東京農大」の社長を務める藤本彰三さんと、虎ノ門南法律事務所に勤務する弁護士の浦部明子さん、富士通に勤務する小川晃一さんの3人。

 このうち浦部さんは「大学に入ってから将来は何かやりがいのある仕事をしようと考えだした。こつこつ勉強するのが好きだったので日本一難しい司法試験に挑戦しようと思った」と語った。また弁護士登録までの過程や、弁護士として破産した会社を立て直したことなどの仕事を紹介。最後に「高校生のうちに趣味や部活などを楽しみながら、自分で考える力を持ってほしい」などとエールを送った。

 3人の講演後は生徒と質疑応答する分科会が開かれた。稲垣みゆきさん(16)は「人と関わることと教えることが好きなので、将来は教師を考えているけど、教師のほかにも自分に合った仕事を探りたいと思う。そういう意味で今日の講演は参考になった」と話した。