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高田地区で日蓮宗の「寒修行」始まる

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 上越市高田地区の、日蓮宗の寺の住職や檀家らが夜に町内を練り歩く、恒例の「寒修行」が大寒の20日夜、始まった。高田の各町内でうちわ太鼓の音と、お経を読み上げる声が響いた。2月3日の節分までの15日間、毎晩行われる。

 高田地区の寒修行は昭和初期に始まり、今回で82回目。日蓮宗には過酷な状況で心身を鍛え、地域住民の平和や健康などを願う修行があり、寒修行は豪雪時や戦時中も毎年行われてきた。

 高田地区の日蓮宗9寺の住職や檀家が当番の寺に一時集合し、仲町、寺町、大町、東本町を分担して回る。最近では檀家以外に一般市民も参加している。

 初日は約40人が参加。今年の当番寺を務める大町4の法顕寺(池浦泰樹住職)に集まり1組4、5人で八つのグループを編成。うちわ太鼓を鳴らしながらお経を読み上げ、1時間から1時間半程度、各町内を練り歩いた。途中、住人が家の前に立って浄財を差し出していた。

 池浦住職は「寒修行は自分の心身だけでなく地域の平和や安心などを願う日蓮宗の教えに基づいて行われる。天気が悪くても休むわけにはいかない。無事に終わりたい」と話した。