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2012年12月アーカイブ

赤ちゃんウミガメ20年ぶり市内漂着

s-20121227アカウミガメ1
 上越市西本町4の市立水族博物館で27日、アカウミガメの子どもの展示が始まった。21日に柿崎区の浜に漂着したもので、アカウミガメの子どもが市内に漂着したのは、20年ぶりという。カメは後ろ足が欠けているが元気に泳いでいる。
 同館によると、柿崎区上下浜の砂浜に漂着ごみにまぎれて打ち上げられていたという。市内で確認されたのは1992年以来。体長は9センチで幅は8センチ、体重は140センチでふ化してから4、5か月ほど。後ろ足は左右両方とも一部欠けており、中村幸弘館長は魚などに食べられたとみている。
 21日午前に散歩していた住民が発見した。当初は衰弱していたが、水温20~25度に設定された同館の水槽に入れると、元気に泳ぎ出し、24日からは餌を食べ始めた。
 展示初日、同館を訪れた長岡市の小学4年生、須田菜月さん(10)は「足がなくてかわいそうかなと思ったけど、元気そうに泳いでいた。かわいかった」と話していた。
 アカウミガメは世界中の熱帯から温帯域に生息。寿命は50年ほどで、近年産卵場所の減少や他の生物と一緒に捕獲されるなどして数が減少し、絶滅危惧種に指定されている。日本では中部地方以南の沿岸で産卵する。
 同館の営業は年末が28日までで、年明けは1月2日から再開する。
写真=後ろ足が欠けながらも元気に泳ぐアカウミガメ

縁起の良い樹や花で生け花講座

s-20121226お正月生け花講座
 上越市下門前のワークパル上越で26日、「お正月生け花講座」が開かれた。参加者は、華やかなに正月を迎えようと、松や菊など縁起の良い意味を持つ木や花を飾りつけた。
 同施設で毎年この時期に開催されている特設講座で、講師は市内で生け花教室を開いている古流の清水理璃さんが務める。この日は午後と夜の2回、講座が開かれ、約30人が参加。同施設で通年行われている生け花講座の受講生のほか、初心者も多数参加した。
 講座で使われたのは、百樹の王と言われ長寿を示す縁起の良い木とされる松、名前がめでたいセンリョウ(千両)、福が来るとされる菊、丈夫で折れにくいシダレヤナギ。参加者は清水さんのアドバイズを受けながら、各自思い思いに花を生けていた。また、出来たばかりの生け花を写真に収める姿も見られた。
 午後の講座に参加した西城町3の加藤史さんは「正月に合わせて玄関に生け花を飾るために、毎年この講座に参加している。枝の太い松の切り方など勉強になった。写真を取ったので、家でも再現して飾りたい」と話していた。
写真=松やセンリョウなどを思い思いに生ける参加者

小学生が雪遊びなど体験

s-20121225冬のふるさと探検
 NPO法人かみえちご山里ファン倶楽部は25日から、上越市皆口のくわどり湯ったり村などで「子どもが一人で行く! 冬のふるさと探検」を開いている。初日は市内の小学生16人が参加し、昔の遊びを体験したり雪遊びを楽しんだ。
 NPO法人かみえちご山里ファン倶楽部は25日から、上越市皆口のくわどり湯ったり村などで「子どもが一人で行く! 冬のふるさと探検」を開いている。初日は市内の小学生16人が参加し、昔の遊びを体験したり雪遊びを楽しんだ。
 子供たちに遊びの中で自主性を育んでもらおうと同NPOが9年前から催している。保護者は参加せず、スタッフが見守る中、子供たちは一人でバスに乗り桑取地区まで移動し、遊びながら他の参加者と交流を深める。
 25日は小学1~6年生16人が参加した。自分たちで事前の準備やバスの代金の支払などをして現地に到着。午前中は古民家「ゆったりの家」で、地域住民からミカン釣りや宝引きなど昔の遊びを教わった。
 午後からはくわどり湯ったり村周辺の雪原で雪遊び。レクリエーションとして3チームに分かれ、雪を高く積む速さを競ったり、雪の中から「お宝」を釣り上げるなどのゲームで白熱した。
 自由時間もあり、子供たちは現地で仲良くなった友達とともに雪合戦やかまくら作り、そりなどを心ゆくまで楽しんだ。
 谷浜小4年の京谷莉来さん(9)は「宝引きという遊びが楽しかった。みんなで遊ぶのが大好きなので、女の子の友達が増えてうれしい」と話していた。
写真=雪が隠された宝を釣り上げる子供たち

高田開府400年祭へ実行委設立

s-高田開府400年
 慶長19年(1614年)の高田城築城から400年目となる2014年に向けて上越市は「高田開府400年祭実行委員会」を設立し23日、同市本城の高田図書館で初会合を開いた。来年度からシンポジウムや観光イベントなどに着手し、400年祭の翌年15年の北陸新幹線開業まで3年間にわたってさまざまな事業を行う。
 徳川家康の六男、松平忠輝が高田に城を築いてから400年の間に、この地域に培われてきた歴史と文化を継承し、観光誘客やまちづくりにつなげて行こうと400年祭を中心にイベントなどを行う。
 実行委員会は学識経験者や観光、商業、高田地区のNPOの代表など19人からなり、会長には前上越市文化財調査審議会委員長の植木宏さんが選ばれた。歴史文化、集客促進、次世代継承などの専門部会を設け、事業を企画、実施する。14年7月5日の築城の日の400年祭を核に、シンポジウムや城下町の町家めぐりなどの取り組みを企画する。
 12月23日は旧暦で、仙台藩の伊達政宗の長女五郎八姫が忠輝のもとに嫁いで来た日にあたる。高田城三の丸があった場所に建てられている高田図書館を会場に初会合が開かれた。
 村山秀幸上越市長は「各分野の知恵をいただき、新しい上越市の未来のまちづくりにつながるよう取り組んでいきたい」と話した。植木会長は「400年という世紀の節目は重い意味がある。後世に伝えられるようなものにしていきたい」と話した。
写真=会場には、高田城築城から40年後に描かれた高田城内図絵が展示され、実行委の初会合に先立って委員が学芸員から説明を受けた

親子を対象にした 米粉料理教室

s-20121223米粉クリスマスケーキ
 上越市下門前のワークパル上越で23日、県主催の親子を対象にした米粉料理教室が開かれた。参加した市内の小中学生と母親の計25人は、米粉を使ってケーキや鶏肉の料理などクリスマスにちなんだメニューを作った。
 県は、製粉企業やスーパーなどの協力を受けて2010年度から、家庭での米粉料理の普及などを目的に県内各地で料理教室を開いている。上越市内では今回が初めての開催という。
 この日の料理教室では県の担当者から米粉の特徴など説明を受けた後に調理が行われた。メニューは鶏肉をトマトソースなどで煮込んだものや、米粉のパスタサラダ、米パン粉のチーズスープ、米粉を生地に使ったクリスマスケーキの4品。講師を務めた新潟調理師専門学校の吉田育子校長が最初に実演を見せた後に、参加した親子12組25人は2組ずつに分かれて4品を作った。
 参加した浦川原区顕聖寺の杉田亜希さん(41)は「自宅での米粉を使った料理を作ったことがあり、興味があって参加した。鶏肉にまぶした米粉からとろみが出ていておいしかった。家でも参考にしたい」と満足した様子。娘の琉樹さん(下保倉小5年)は「楽しく作ることができた。ケーキもおいしかった」と話した。
 吉田校長らによると、米粉を使ったケーキやパンは小麦粉に比べきっちりした食感があり、カレーやシチューでは米粉を水で溶いて加えるだけでとろみがつくという。県の担当者は「製粉技術が進み、米粉は昔よりも用途が広がった。料理教室を通じて米粉の普及を目指したい」としている。
写真=米粉で作られたケーキを仕上げる親子

直江津学びの交流館で子どもフェスタ開催

s-20121222ふゆやすみ子どもフェスタ (2)
 上越市中央1の直江津学びの交流館で22日、「ふゆやすみ子どもフェスタ」が始まった。初日は鉄道模型の運転会や、ダンス教室などが行われ、親子連れが集まった。今日23日は鉄道模型の運転会のほか、子供向けの映写会が行われる。
 直江津学びの交流館では、学校の夏休みや冬休みなどに合わせて「子どもフェスタ」を開催している。今回は22、23日の2日間で行われる。
 初日は市内の中学生らでつくる上越鉄道愛好会(吉川佳佑会長)が鉄道模型の運転会を実施。新幹線や蒸気機関車の鉄道模型を走らせて、小さな子供が興味深そうに見ていた。このほかにも、同施設内で毎週開かれているヒップホップダンスの体験教室やクリスマスリース作りなどが行われ、親子連れで参加していた。
 鉄道模型を食い入るようにながめていた飯小2年の男児(7)は「楽しかった。小さいけどよく走るなあと思った」と話していた。
 今日23日は鉄道模型運転会が午前10時から午後4時まで行われる。また午後1時からは乳幼児や小学校低学年向けに映写会が開かれる。施設内では北さくら工房のパンやクッキーの販売も行われる。入場無料。
写真=ヒップホップダンス体験会に参加する子供たち

抜群の手触り 試して「美容室パルク」 新トリートメントが好評

s-パルク
 1対1のプライベート施術でくつろぎの時間を提供している美容室パルク。このほど新導入したトリートメントが評判を呼んでいる。
 冬場は暖房で髪が乾燥するため、髪のトラブルが増えやすい。同店の新トリートメントは従来と比べ、手触り、つや、まとまりが抜群に良く、ブローもしやすくなると大好評。「トリートメントをした直後から変化が分かる」と評判を呼び、来店するたびにオーダーする人が急増。自宅でも使いたいと購入していく人も多いという。
 髪のパサつきや傷み、硬さに悩む人、カラーやパーマをよくする人などにお薦めで、「サラサラ」「しっとり」の2タイプがあり、髪質に合わせて。料金は1575円から。
 「美容師はお客様が理想のスタイル、美しさを手に入れることでお金をいただくもの。ぜひ一度お試しください」と話す中川木綿子店長。「予約取りが非常に早くなっていますので、ご希望日は早めのお電話を」と話している。エステ、ネイル、まつげエクステンション・カールなど、髪以外での利用もできる。
 営業時間は午前9時~午後6時。0、5のつく日と31日定休。予約制。電話523・3223。
写真=公園をイメージした店内

高田駐屯地で餅つき大会

s-20121220自衛隊餅つき
 上越市南城町3の陸上自衛隊高田駐屯地(小林弘樹司令)で20日、交流と団結を図ろうと、恒例の餅つき大会が開かれた。小林司令は「餅のように粘り強く目標に向かって前進していきたい」と、来年のさらなる発展を祈った。
 餅つき大会は隊員や部隊の団結を深めるとともに、市や県、国の各機関や協力団体に感謝の念を込めて毎年開催しており、50年以上の歴史がある。今年は隊員750人分になる244キロの餅米を使用。各部隊ごとに餅をついたほか、セレモニーとして祝いづきが行われた。
 祝いづきは来賓者や小林司令、来年年男を迎える隊員ら30人が行った。今年のえとの「辰」と、来年の「巳」が書かれた2つの臼で、隊員らの「よいしょ」の掛け声とともに力強く餅をついた。
 祝いづきに参加した漆間良太三等陸曹(23)は「今年は先輩に色々教えてもらったので、来年はチャレンジ精神を持って、自衛官として人として成長していければ」と語った。
 ついた餅はあんこや大根おろしをつけたり雑煮などにして各部隊で昼食にしたほか、来賓者に振る舞われた。
写真=力強くきねを振るう年男の隊員

手作り門松で新年を

s-20121218門松作り
 上越市平成町の公民館津有分館で18日、手作り門松教室が開かれた。男女10人が参加し、高さ60センチほどの門松を完成させた。
 教室は昨年に続き2回目。講師を務めるのは同市上池部の杉田隆司さん(77)で、手作り門松歴30年以上のベテラン。子供向けの小さいものから地域の店舗に飾る本格的なものまで様々な門松を作り、教えてきた。
 門松の材料は上越産のものを中心にそろえ、竹は三和区で杉田さんが切り出し用意した。松や竹、造花の梅を中心に、「まめに働く」ことにかけた花豆や、五穀豊穣を願う稲穂などで飾る。
 参加者は竹の周りにわらをしっかりと巻き、苦労しながらも奇麗に縄を締めた。わらを整えると、思い思いに松や梅、飾りを配置し、門松を作った。
 今年初めて参加した同市下池部の浅田栄二さん(63)は「初めて作ったが、自分なりにいいものができた。床の間に飾りたい」と話していた。
写真=思い思いに門松を仕上げる参加者

津波ハザードマップ作成のために38町内でワークショップ

s-20121217津波ハザードマップ2
 県の津波浸水想定図を元として市が作成する津波ハザードマップに、地域住民の持つ危険、安全箇所の情報を反映するための住民ワークショップが17日、始まった。初日は港町1、2、市之町、川原町、春日新田、黒井の町内を対象に春日新田2のカルチャーセンターで開かれた。
 県は9月に津波浸水想定図を公表したが、12月10日に想定する8地震のうち7地震で断層の位置を間違えて解析していたと発表した。修正には最短でも8週間かかる見通しで、市では修正を待たず暫定版のマップを作成する予定だという。今回のワークショップで得られた情報は暫定版マップにも反映される。
 17日は町内会の役員や消防団、防災アドバイザーら約30人が参加。津波浸水想定図を使用して簡易型図上訓練を行った。
 訓練は参加者が自宅の場所をや避難場所、危険箇所などにシールを貼ったり、避難経路をペンで書き込むもの。市がマップ作成を委託する業者から説明を受けながら行った。
 参加者は過去の水害や、住民の年齢、土地の高低などを思い浮かべながら真剣な眼差しで議論した。「ここは高齢化が進んでいるので避難に時間が掛かる」、「昔の集落は水に浸からない所にできている」など長年の経験を生かした意見が飛び交った。
 春日新田の町内会長、青山靖さん(75)は「昔から住んでいる人たちは何度も水害に遭っているのでよく知っているが、新しい発見もありためになった。このことはまた町内で話し合う」と話していた。
 市では県の修正作業と並行してハザードマップの作成を進めるという。市防災危機管理課の今井由文課長は「地震はいつ来るかわからない。市民の安心安全を守るために前もってできることはやって、一日も早く暫定版を出したい」と述べた。
写真=真剣に意見を出し合う参加者

年賀状投函 初差出式

s-20121215年賀状差出式
 2013年の年賀状の受付が15日、全国一斉に始まった。上越市大手町の高田郵便局では園児らを招いて「初差出式」が行われ、親類や友人など、日頃お世話になっている人を思い年賀状を投函した。
 式にはカトリック天使幼稚園の園児20人とその保護者などが参加。大きなくす玉を皆で割った後、背伸びしたり保護者やきょうだいに抱えられながら年賀状をロビーの特設ポストに入れた。鈴木理央ちゃん(4)は「弘前のおばさんや鴨島のおばあちゃんに送った。絵と住所を自分で書いた」と話していた。
 今年は上越市ピーアールマスコット「上越忠義隊けんけんず」を代表して謙信くんも式に参加し、交流のある自治体や、レルヒさん、ミョーコーさんなどのゆるキャラ宛に15枚を投函した。年賀状にはけんけんずの写真に「応援してくれてありがとう! ボクたちに会いに来てね!」などの文が添えてある。
 同郵便局の岡村稔局長は「25日までに出せば元旦に届きます。普段手紙のやりとりをしていなくても、相手を思い浮かべながら気持ちを伝えてもらえれば」と呼びかけている。
写真=特設ポストに年賀状を投函する園児ら

クリスマス用オードブル登場「ラ・ビストリア」予約受け付け中

s-ラ・ビストリア
 本格イタリア料理などが楽しめる「ラ・ビストリア」に、クリスマス用のオードブル2種と特製のローストチキンが登場した。自宅で本格的なレストランの味が楽しめる。予約を受け付け中。
 オードブルは、国産牛肉のグリルとローストチキンなどが入るオードブル「グランデ」(4人用4500円)と、パスタや肉料理が入るイタリアンがベースのオードブル「ピッコロ」(2~3人用3800円)を用意する。また、青森県産桜姫鶏を使ってローストし、うま味を凝縮した「特製ローストチキン」(2人用2800円)も用意した。いずれも予約は20日まで。姉妹店の「隠れ家クワット」でも同様に受け付け中だ。
 現在同店では、「クリスマス・スペシャルディーナー(2人用1万円)」の予約も受け付けている。
 ラ・ビストリア(上越市春日山町2・春日小学校向かい)は、電話520・4877。クワット(同市本町3・旧第四銀行高田支店向かい)は、電話525・1299。
写真=オードブル「グランデ」料理一例

会席料理で忘新年会「和さ美」予約を受け付け中

s-和さ美
 上品な味付けが評判の会席料理店「和さ美」は、新鮮な海や山の幸を存分に堪能できる「忘新年会プラン」の予約を受け付けている。
 プランは、前菜、刺し身、焼き物、煮物、 揚げ物など創作会席料理が付く、「旅」(4000円)、「花」(5000円)、「福」(6000円)などがあり、プラス2000円で飲み放題になる。いずれも盛り付けにこだわり、見た目でも楽しめる内容。料理と酒を心ゆくまでゆっくり楽しめるよう、席は全室個室で掘りごたつ式になっている。
 現在同店では、年越しオードブルの予約も受け付けている。締め切りは28日。
 上越市西本町1。営業時間はランチ(前日までに予約)が午前11時30分~午後2時、夜は午後5時~10時。日曜定休(相談により営業)。電話544・5001。
写真=忘新年会プランの料理一例

入魂の篆書で特賞に輝く

s-20121214文部科学大臣賞田中沙貴さん
 第31回「肢体不自由児・者の美術展」(日本肢体不自由児協会)の書部門で、県立上越特別支援学校高等部3年の田中沙貴さん(18)の作品が文部科学大臣奨励賞を受賞した。努力を重ね書き上げた篆書の作品で、田中さんは「うれしさより驚きが大きかった」と受賞時の気持ちを語った。
 田中さんは小学生の頃、教師に勧められ書道を始めた。それ以降は祖母に紹介された講師に週1回学んでいる。肢体不自由児・者の美術展には6年前から毎年出品しているが、今回初めて特賞に選ばれた。
 出品した作品は「篆書千字文」から24文字を抜粋したもの。現代の漢字とは大きく形が異なるが、講師の勧めで初挑戦した。「今まで書いた中でも細かくて数も多くて大変だった」と話す。9月の締め切りに向けて3月から練習を始め、休日に一人で練習するなど努力を重ねた。
 美術展は書、絵画、コンピュータアートの3部門に全国から907点の応募があり、書部門は431点だった。12月6日に東京都豊島区の東京芸術劇場で行われた表彰式では受賞者を代表して応援してくれた人々へお礼の言葉を述べた。
 田中さんは「これからも書道を頑張っていけたらいいと思う。いつかは書道の先生になりたい」と今後の展望を語った。
写真=文部科学大臣奨励賞を受賞した田中沙貴さん

市環境情報センターで正月用のしめ縄作り

s-20121213しめ縄作り
 上越市土橋の市民プラザ内にある市環境情報センターで13日、正月用のしめ縄作りの講座が開かれた。参加者同士で協力しながら、新年の準備にしめ縄を手作りしていた。
 しめ縄作りは、木工作などを教える同センターの「森の教室」が毎年開催。毎年好評で今回の参加者は24人と定員(18人)を6人上回った。
 子供の頃にわら仕事を手伝っていた北城町4の渡辺国男さん(68)を講師にしめ縄作りは行われた。しめ縄には草丈が長く使いやすいという古代米の稲わらを使用。参加者はたたいて柔らかくしたわらを整え太い縄を作り、3人一組になってねじり上げてしめ縄の形にした。途中、ねじる方向を迷ったり、締め上げ方などに悪戦苦闘しながらも協力して約2時間で完成させた。
 初めて参加した下源入の無職、野崎廣治さん(66)は「昨年まで購入していたが、今年は手に入らず自分で作ろうと参加した。ねじる方向が難しく力も必要で苦労した。作ったしめ縄は自宅の神棚に飾るつもり」と話していた。
写真=3人一組でしめ縄作りを行う参加者

飲食店関係者が上越野菜の産地見学

 上越野菜の生産現場を実際に見ることで理解を深めてもらおうと飲食店などを対象にした見学会(「上越野菜」振興協議会主催)が12日、行われた。約10人が参加し、これから旬を迎えるアスパラ菜のビニールハウスなどを巡り、出荷時期や味などの特徴を学んだ。
 上越野菜は上越地域で古くから栽培されていたものや、一定の品質や出荷量のある野菜。その中でもアスパラ菜は上越の冬の代表的な青物野菜で、歯ごたえの良さや甘さが特徴。
 同協議会では昨年から夏の上越野菜の産地見学会を行っていたが、参加者からの要望を受け、今回初めて冬に開催した。見学先を例年1月から2月にかけて出荷のピークを迎えるアスパラ菜に絞り実施した。
 市内の地産地消を推進する店や同協議会会員など約10人が参加し、アスパラ菜を生産する農家から説明を受けた。上越市上島の農家、田中孝さん(65)は「雪が降って寒さにさらされると甘みが出る」などと、おいしく食べられる時期や市場の現状を話し、参加者は真剣に耳を傾けた。
 現場見学後は同市大道福田の「あるるん畑」に移動し、アスパラ菜を使用したちらし寿司や肉巻き揚げなどを試食し、料理での活用法も学んだ。
 同市名立区の「うみてらす名立」の立田昇調理部長は「アスパラ菜は余計な味付けをしなくてもおいしい。作っている人の思いが伝わってきた。この思いを料理にしてたくさんのお客さんに提供できれば」と話していた。
写真=生産者からアスパラ菜の説明を受ける参加者

冬の交通事故防止運動スタート

s-20121211冬の交通安全運動
 人や車の移動が増加する年末を前に交通安全を呼び掛けようと、「冬の交通事故防止運動」が11日から県下一斉に始まった。同日、上越市富岡の上越ショッピングセンターアコーレで出発式が行われ、「越後上越 上杉おもてなし武将隊」も登場し参加者を激励した。
 年末は飲酒の機会が増えたり、雪による車のスリップ事故も起こりやすいことから毎年この時期に交通安全の呼び掛けを強化している。今年は「冬の道 保って安心 車間距離」をスローガンに11日から20日までの間行われる。
 出発式には市や上越警察署、上越交通安全協会、上越地区安全運転管理者協会などから約90人が参加。おもてなし武将隊が演武を披露した後、「飲酒運転の根絶」、「車間距離の保持と正しい合図の励行」、「歩行中・道路横断中の交通事故防止」を宣言。全員で「えい、えい、おー!」と勝どきを上げ、気運を盛り上げた。
 また、出発式後は参加者が店内に繰り出し、「交通事故ゼロ」にかけて0カロリーのスポーツ飲料や、反射材、ちらしなどの啓発品を買い物客に配り交通安全を呼び掛けた。
 例年降雪期にはスリップ事故が増え、特に降り始めは道路状況の変化に対応しきれず事故が起こりやすいため、上越警察署の高橋聡交通指導係長は「車に乗っていると、路面の感覚が伝わりにくいので注意。車の性能を過信しないで」と話している。
写真=おもてなし武将隊とともに勝どきを上げる参加者

大根の「すだれ」再現

s-20121209雁木で大根干し2
 上越市高田地区の町家の景観保全などで地域活性化を目指すNPO法人「街なみFocus(フォーカス)」(高野恒男理事長)は9日、雁木の景観作りの一環として、大町5の旧今井染物店近くで30年ほど前までこの時期に頻繁に見られた大根を干す作業を行った。拍子切りにした大根を縄で結び、雁木の下に次々とつりさげ、大根のすだれが出来上がった。
 同NPOでは、町家の景観作りを目的に市の地域活動支援事業を活用しながら格子戸の設置などを行っている。今年は町家で見られた生活感や季節感を出す新たな取り組みとして、11月に雁木の下に干し柿をつるし今回は大根干しを行った。
 大根干しは30年ほど前まで、この時期になると高田の雁木の至る所で見られた風景。自家製の切り干し大根や漬け物を作るためで高野理事長によると、すだれのように見えたという。
 この日は市民ら20人が参加。上越市大町5の旭会館で切り干し用に大根を拍子切りにして縄で結びつけた後、旧今井染物屋近くの雁木につるした。
 参加した北城町2の大瀧カホルさん(76)は「干し物用に大根を切るのは初めて。とても楽しかった。出来上がりが楽しみ」と話していた。
 このほかに漬け物用もつり下げるなど約200本の大根を使用。大根は約1か月干された後、一部を除き参加者や近隣住民などに配られる。
 高野理事長は「寒風にさらすとうまみが増すという。今回を通じて昔ながらの方法が広まってほしい」と話していた。
写真=雁木の下につるされた大根

仲町3「横山蒲鉾店」 わかさぎ甘唐揚げなど2品 オリジナル新商品登場

s-横かま
 「横かま」の愛称で親しまれている横山蒲鉾店(本店・上越市仲町3)ではこのほど、オリジナル新商品を1年振りに発売した。
 今回登場した新商品は2品。珍味シリーズに新たに加わった「胡麻おとめ」は、白胡麻をペースト状になるまで擦り潰した後、白身魚のすり身を練り込み、表面に白胡麻を敷き詰めている。胡麻の風味が広がり、うま味の引き立った味に仕上がっている。1本(140グラム)550円。酒との相性が抜群という「わかさぎ甘唐揚げ」は、高熱処理により油のしつこさを感じさせず、飽きが来ない逸品。1本(68グラム)680円。
 四代目店主の横山修一さんは「横かまの新しい顔が登場しました。皆様ぜひこの機会にご賞味下さい」と話している。同店は、明治30年の創業以来原料にこだわり伝統製法でかまぼこを手作りで提供している。
 本店の営業時間は午前9時~午後5時。日曜、祝日定休。電話523・2059。
写真=「横かまの新しい顔が登場しました。皆様ぜひどうぞ」と話す店主の横山さん

高田城三重櫓を精巧に再現

s-横かま

s-20121208高田城模型21
 上越市出身で、東京都に住む大矢正通さん(66)が紙や木などを用いて高田城三重櫓を50分の1スケールで再現した。2014年の高田開府400年に向けて制作したもので8日、上越観光物産センターで開催された「越後杉ふれあい祭り」で展示され、その精巧な作りに多くの人が足を止め作品に見入っていた。
 大矢さんは県立高田工業高校卒業後、建築現場一筋で36年間働いてきた。城巡りが趣味で、退職後に城の模型作りを始めた。
 現在までに姫路城や松本城など、現存する12の天守を100分の1スケールで再現。主な材料はケント紙と細い木の角棒などで、製作期間は1か月から半年ほど。木の風合いや、瓦の質感などをペンキで表現する事で元の素材を感じさせない重厚感が出ている。
 高田城三重櫓の模型は、高校の同級生の須藤正夫さん(66)が、2014年の高田開府400年に向けて活用できないかと制作を依頼。今年3月に作り始め、7月に完成した。
 今までの模型と異なり、丸瓦は竹を半分に割り、火であぶりながら曲げて再現するなどの工夫も。須藤さんの協力で1993年に建築した際の設計図を元に制作し、よろい戸や障子戸が開閉するなど細部まで作りこまれている。
 普段は本などの資料から図面を起こし制作するが、図面通りでは上手く合わない部分もあり、そこは長年の経験を生かして施工図を作り「なじませる」という。大矢さんは「作り方がわかっていないと建てられない。設計図だけでも外観を見るだけでもだめ、経験あってこそ」と話す。
 数を重ねるごとに完成度は上がっているといい、すでに新作に取り掛かっている。城の模型作りの魅力について「同じ事を何回もやるので大変だが、一つ一つできていくのが楽しみ」と語った。
写真=高田城三重櫓の模型を作った大矢さん(右)と制作を依頼した須藤さん

「マルコシ食品」こだわりの漬物食卓に 郷土の味を伝える「平左衛門のお漬物」

s-マルコシ食品
 上越市栄町2のマルコシ食品は、素材から製造法までこだわった高級漬物「越後発『平左衛門のお漬物』」シリーズの販売受け付けを始めた。毎年お歳暮などギフト用として好評を得ている。
 商品は、「玄米漬け沢庵」「糠漬け沢庵」「野沢菜漬」のほか、新発売「高田白瓜てっぽう漬」の4種。たくあんは、佐渡の大根を玄米と米ぬかで漬け込んだ風味豊かな逸品。パリパリの食感と深い甘みを持ち、どこか懐かしい味わいに仕上がっている。
 野沢菜は、長野県産の柔らかなものを自慢のたれで漬け込んだもので、食べやすさとおいしさを兼ね備えている。
 新作のてっぽう漬は、上越の伝統野菜の白瓜を使用しており、中をくり抜いて山ごぼう、ニンジン、大葉などを詰め込んだ。パリパリとした食感と、甘じょっぱい味わいがご飯にぴったり。
 いずれも「ふるさとの味」を大切に、調味料は塩や砂糖など極めてシンプル。素材を生かすため販売は冬期間のみで、なくなり次第終了となる。
 価格は、玄米漬け沢庵が10本入り3000円、糠漬け沢庵は10本入り2700円、高田白瓜が350グラム入り450円、玄米漬け沢庵、糠漬け沢庵、野沢菜漬け、長芋漬、高田白瓜てっぽう漬が入った平左衛門セットAは3800円。たくあんは樽売りもある。
 各種試食、発送も可。日曜、祝日定休。フリーダイヤル、0120・054・417。
写真=平左衛門セットA

万引き「見ているぞ」

s-20121207上越署キャラクター
 上越警察署はこのほど、同署のマスコットキャラクター「安心安全 毘太郎くん」を作成した。7日、同署で開かれた上越地区万引防止対策連絡会で、参加した商店などに毘太郎くんを使用した万引き対策ステッカーを配布した。同署では「今後広報紙や啓発活動のちらしに活用していく」としている。
 キャラクターは直江津駅交番に勤務していた警察官が広報用に描いていたもので、上越市ゆかりの戦国武将、上杉謙信をモチーフにしている。デフォルメされているが鋭い目つきと、への字に結んだ口が特徴。額には警察のシンボル、旭日章が輝き、右手に警棒、左手に「毘」の旗を構えている。
 キャラクターの活用方法を考えていた同署は、険しい顔で見張っている様子から、同署管内のコンビニやスーパー、個人商店などに貼り、万引き防止を呼び掛けるステッカーに起用した。ステッカーは毘太郎くんが「見ているぞ!!」とにらみを利かせており、万引きをしにくい雰囲気作りが期待される。
 7日、万引きに対して連携を強化しようと行われた万引防止対策連絡会
には、同署管内のスーパーや量販店、学校、保護者、警察などの代表19人が参加。陳列方法の工夫や声掛けなどによる万引きしにくい店作りや、保護者と学校との連携などが確認された。
写真=「安心安全 毘太郎くん」が描かれたステッカー

「タマネギ氷」発売 「菜菜」野菜嫌いの子供などに

s-菜菜
 「お惣菜とお弁当の店 菜菜」はこのほど、タマネギを崩して氷状にした「タマネギ氷」の販売を始めた。野菜の苦手な子供の料理などに利用できる健康食として注目を集めている。
 血管若返り、血圧、糖尿、便秘、肥満などに高い効力があるといわれる健康野菜のタマネギ。そのタマネギを蒸してミキサーなどでペースト状にし、凍らせたものがタマネギ氷で、料理研究家なども近年紹介している。
 和洋中どんな料理にも使うことができ、ハンバーグはたねに混ぜるだけ、汁ものは入れて溶かすだけでよく、タマネギのうまみが出ておいしいダシに。野菜嫌いの子供や、離乳食、高齢者の流動食にもお薦めという。
 同店ではほかに、トマト、サツマイモ、ニンジン、カボチャ、キノコの氷を扱っており、1パック300~350円で販売。同店は電子レンジを使わず低温で蒸す製法のため、うまみが増し栄養分の流出も少ないという。「氷だが無添加の野菜そのもので、健康にいい。どんな料理にも合います」と話している。
 上越市仲町4、高田ターミナルホテル向かい。午前9時30分~午後6時30分。日曜定休。電話526・6879。
写真=調理時に氷を入れて混ぜるだけ

「割烹あづまや」年末年始は割烹の料理で おせち、オードブル予約受付中

s-あづまや
 元鮮魚店ならではの厳選素材を生かした料理が好評の「割烹あづまや」は、おせち、すし、オードブルなど、年末年始の料理を限定販売する。予約受け付けは26日まで。
 販売するのは、二段重のおせち(1万2000円)限定20個、すし(5000円)限定50個のほか、刺身盛り合わせ(3000円から)、オードブル(5000円から)。いずれも地場産を中心とした新鮮な素材を使った手作り料理で、毎年好評を得ている。同店では早めの申し込みを呼び掛けている。
 上越市北本町3、光陽産業隣。午前11時~午後9時。電話523・2969。
写真=手作りのオードブル

異常降雪時も幹線道確保

s-20121205大雪情報連絡本部会議
 上越地域の国、県、市、警察、高速道路会社など道路交通に関係する10の機関が連携して異常降雪時に情報を一元的に収集、共有する「情報連絡本部」の本年度の会議が5日、上越市南新町の国土交通省高田河川国道事務所で開かれた。異常降雪時に連携した幹線道路の確保など対応を確認した。
 本部は、2010年の大雪や地吹雪を受けて、国道、県道、市道、高速道路の状況や警察による交通規制情報などを一元的に共有しようと、同事務所の呼びかけで同年12月に設置された。車が立ち往生するような短時間の記録的な降雪や地吹雪で道路交通に大きな影響が見込まれる場合に、本部が開設される。
 これまで異常降雪による本部の開設は無いものの、年1回、関係機関が集まり会議を開いている。この日は非公開で行われ、同事務所によると、異常降雪時に優先して除雪する幹線道路の確認や、本部開設の際の本部人員の確保などについて話し合われたという。
 同事務所の小山浩徳所長は「道路は地域にとって生活や経済活動において重要。異常降雪でも幹線道路を止めないため、各機関が連携して迅速な除雪ができるようにしたい」と話した。
写真=国、県、市など10機関が集まった情報連絡本部

受験前に必勝祈願

s-20121205勝負飯必勝祈願1
 市内の飲食店などでつくる「謙信勝負飯毘食協議会」は来年1月、高校受験を控えた中学生を対象に、勝負強い上杉謙信にあやかったご当地グルメ「謙信勝負飯」を振る舞う食事会を開催する。5日、上越市五智6の居多神社で、お守りや食事会で使用する米のおはらいが行われた。
 同協議会は生涯の戦で9割の勝率を収めた謙信にあやかって受験生を激励しようと、毎年1月初旬に同市吉川区の割烹品和亭で食事会を行っている。謙信勝負飯は戦国武将が戦の前に食べる「湯漬け」を元に考案され、そのまま食べた後に、だし汁などを掛けて食べる「二段食い」が特徴。
 5日は、謙信勝負飯に使用する上越産米と、謙信をイメージした色「褐紅紫」のお守り「謙信褐御守」、謙信が酒の肴として好んだ梅干しを再現した「謙信褐梅」を神前に置き、必勝祈願が行われた。花ヶ前盛明宮司が祝詞を読み上げた後、関係者が玉ぐしを捧げ受験生の合格を祈った。
 褐紅紫を考案したカラーコラボMuの飯塚むつこ代表は「ぜひ自信を持って自分の目標を目指していってもらいたい。その手助けになれば」と話している。 
 おはらいを受けた謙信褐御守や謙信褐梅は藤野新田の観光物産センター、国府1の五智歴史の里会館で販売している。
写真=祝詞を読み上げる花ヶ前宮司

雄志中学校 小学生といじめを考える

s-20121204雄志中いじめ根絶劇
 上越市立雄志中学校(山崎光隆校長)は4日、いじめをなくす取り組みの一環として「心の輪をつくる会」を開いた。同校区の小学校の児童も参加し、同校体育館でいじめに関する創作劇を見た後、グループに分かれ話し合った。
 いじめの根絶だけでなく、小学生が中学生と親しむことで中学入学時に感じるギャップを解消することも目的。雄志中の生徒167人に加え、戸野目小、諏訪小、高士小、上雲寺小の6年生計57人が参加した。
 創作劇は同校生徒会本部が企画した。いじめは「被害者」、「加害者」、「観客」、「傍観者」の4層構造からなることを説明する内容。ある生徒がささいな原因からいじめられるが、同級生は関心を持たず、生徒の親友もいじめから目を背けてしまう様子を演じた。
 劇は問題が解決されないまま、「いじめる奴も見て見ぬふりをする奴もみんな一緒さ。やられた奴にしかこの気持ちは分からない」という生徒の言葉で締めくくられた。これを受けて1年生は小学生を交えて意見交換を、2、3年生はクラスで討議を行った。
 生徒や児童からは「先生や身近な大人に相談する」、「周りで見ている人が注意しなければいけない」など、いじめをなくすため真剣に話し合った。
 戸野目小6年の草間遥香さん(11)は「いじめをしている人だけでなく、見ているだけの人もいけないと改めて思った」と話していた。
 劇に出演した生徒会長の丸山隼君(15)は「みんながいじめに対し関心を持ってほしくて劇にした。真剣な様子を出すことに苦労した」と語った。
写真=*いじめの構造を描いた劇を披露する生徒

直江津小学校 津波想定の訓練実施

s-20121203直江津小津波避難訓練2
 上越市立直江津小学校(吉越勉校長、159人)で3日、地震に伴う津波を想定した避難訓練が行われた。同校の避難訓練としては初めて屋上が避難場所となり、近隣の住民が見守る中、児童や教職員は、速やかに避難した。
 3階建ての同校校舎は海岸から約600mに位置し、児童玄関の海抜は2・1メートル。海抜約14mにある屋上にはこれまで手すりがなく、昨年の東日本大震災を受けて実施した津波想定の避難訓練では屋上を活用できず、海抜約10mの校舎の3階部分や、学校から約500m離れた海抜約15mの大神宮(中央4)に避難していた。
 そのため市は今年9月に同校の屋上に手すりを設置する工事を始め、現在はほぼ終了している。これを受けて同校では屋上を避難場所とした訓練を実施。また同校区内の町内住民を招いて訓練の様子を見学してもらった。
 児童は地震発生を知らせる放送が流れると1次避難所となるグラウンドに集まり、その後、津波が来るとして屋上に速やかに移動した。地震発生時から屋上移動完了までの所要時間は約7分だった。
 吉越校長は「避難訓練も大事な勉強。訓練を振り返り、家族とも話し合って地震や津波が来た時の避難方法を考えてほしい」と児童に呼び掛けた。6年の玉木駿君(11)は「慌てずに避難することができた。昨年の震災で家族とは津波が起きた時に避難方法を決めたけど、家に帰ってもう一回話し合ってみたい」と話していた。
写真=屋上に集まり、吉越校長の話を聞く児童

命の作文コンクール 表彰

s-20121202骨髄バンク作文2
 NPO法人骨髄バンクサポート新潟(斉木桂子理事長)主催で小中学生を対象にした「第2回骨髄バンクにまつわる命の作文コンクール」の表彰式が2日、上越市富岡の上越ショッピングセンターアコーレで行われた。賞状の授与や上位入賞者の作文が発表され、骨髄バンクへの理解や協力を呼び掛けた。
 作文コンクールは昨年、日本骨髄バンク創立20周年を記念して同NPOが県内の小中学生を対象に始めた。作文のテーマは骨髄バンクの大切さを呼び掛けるもので、今年は約100点が集まった。
 上越市内では、最高賞の新潟県知事賞に次ぐ新潟日報賞に県立直江津中等教育学校1年の横尾友香さん(13)が選ばれた。横尾さんは骨髄バンクのドナー登録会にボランティアとして参加した様子を振り返り「患者があきらめずに進む原動力になりたい」とつづった。横尾さんは「入賞してとてもうれしい。身近な友達が骨髄移植が病気になったことがあって、骨髄バンクをもっと知ってほしいと思って書いた」と話していた。
 このほか上位入賞者が自身の作文を読んだほか、骨髄バンクを支援し同コンクールの特別審査員を務める米大リーグの上原浩治投手がビデオメッセージを寄せた。
 斉木理事長は「骨髄移植で誰かの命が救える治療があることを、コンクールを通じて多くの子供たちに知ってもらいたい」と話していた。
 写真=骨髄バンクにまつわる命の作文コンクールの入賞者

「ヘアモアの齋藤智子さん」留袖着付部門で全国優勝

s-20121130ヘアモア齋藤さん1
 国内最大級の理美容コンテスト「全日本理美容選手権大会」(11月20日、横浜市)の「留袖ヘアメイク&着付部門」で、上越市安江1の美容室「HEIR MORE」の店長、齋藤智子さん(30)が優勝した。齋藤さんは「大会での優勝が目的ではなく、お客さんに喜んでもらうために頑張っている」と話している。
 全国の理美容店の経営者でつくる「SPC JAPAN」主催の大会で、カットやメイク、着付けなど20以上の部門がある。齋藤さんは4回目の出場で、昨年の「振袖ヘアメイク&着付部門」優勝に続き2度目の優勝。
 留袖ヘアメイク&着付部門は地区予選を勝ち抜いた13人で決勝が行われた。第1審査として70分間でヘアメイクや長じゅばんの着付を行い、第2審査では20分間でモデルに着物を着せ、ポーズを付ける。
 着物は襟の出す幅や帯の長さなど、どこまで決められた形に近づけるかが勝負。齋藤さんはきつくなりすぎず品のある雰囲気を心がけた。また、モデルに合わせメイクにはパステル調の色を使い髪の毛には束感を出すなど、自身の感性を生かし決勝に臨んだ。
 大会の1か月前からはほぼ毎日、仕事が終わった後はもちろん休日返上で練習を重ねた。「着付を指導する先生の熱意と熱心に練習に参加してくれたモデルさんにも感謝。この人達のためにも頑張ろうと思った」と猛練習の日々を振り返る。
 大会での着付は基本的なものであり、今後はバリエーションを増やすために勉強を続けるという。「毎回新たな発見があり成長できている。もっとお客さんにいい仕事を提供したい」と熱く語った。
 予選の関越大会で、同店の武田志穂さん、石塚一未さん、間俊介さん、斉藤光さん、橋本亜由美さんも上位入賞し、同店では過去最多の入賞者数となった。
写真=留袖ヘアメイク&着付部門で全国優勝した齋藤さん

発酵のまち上越フェスタ

s-20121201発酵のまちフェスタ2
 上越に根付く発酵食品の文化を活用し、ピーアールしようと市、上越教育大学、上越発酵食品研究会は1日、上越市山屋敷の上越教育大学で「発酵のまち上越フェスタ」を開催した。発酵と食に関する講演やトークセッションが行われたほか、「発酵食弁当」が会場限定で販売され、会場には市内外から約200人が訪れた。
 上越発酵食品研究会(小林元会長)によると、上越は夏が高温多湿、冬が低温多湿と発酵に適した気候で、米や魚など、材料になる食材も豊富だという。市民を始め多くの人に発酵食品の特性や活用法を知ってもらい、地元の食の良さを認識、再発見してもらおうと企画した。
 同大学の講堂で行われたトークセッションでは料理人や主婦などの目線から発酵食品について話し合った。参加者からも「他の地域にも発酵食品があるがなぜ上越が発酵のまちなのか」、「最近の粗食についてどう思うか」などの質問があり、熱い議論が交わされた。
 その後は会場を学生食堂に移し、発酵食弁当の販売が行われた。弁当は市内のホテルや割烹の料理人3人が腕を振るい、試作を重ねながら作ったもので、上越で採れる食材に発酵食品で味付けした料理が詰まった逸品。
 用意した250食の弁当は完売し、その場で食べていく参加者も多かった。平成町の宮本アキ子さん(70)は「味の付け方が塩分控えめでちょうどいい、素材の味も生きていておいしい」と話していた。
写真=発酵食弁当を味わう参加者

「イタリア食堂 リポッソ」安心食材で手作り料理

s-リポッソ
 子供連れからお年寄りまで気軽に立ち寄れる「イタリア食堂 リポッソ」。安心食材を使った手作りのイタリア家庭料理が好評で、多くの人から親しまれている。
 「安心できる食材を使い、少しでも自信が持てる料理を出したい」と話す太古健一オーナー。食材は基本的に県内産を使うほか、自家製にこだわり、熟成に2年かかる生ハムや、サラミ、チーズまで手作りしている。
 ランチは800円からの4コース。一番人気は1500円ランチで、前菜、選べるパスタ、メーン料理にパン、ドルチェ、コーヒーが付く。
 ディナーは1890円~3680円の3コース。アラカルト(一品料理)メニューも豊富で、「朝日豚の自家製ソーセージと白インゲン豆のトマト煮込み」(1000円)、「自家製ベーコンとキノコ・イタリアポルチーニ茸のリゾット」(1200円)などもお薦め。自家製食後酒「レモンチェッロ」(800円)は2か月かけて作る自信作でファンも多い。「お子様連れも多いので、お気軽にどうぞ」と太古オーナーは話している。
 クリスマスケーキ、年末オードブルも受け付け中。忘新年会プランは、料理7品2時間飲み放題4000円で。20人まで貸し切り可。
写真=上越市仲町4。午前11時~午後2時、午後6時~10時。不定休。電話524・4330

春日中30周年記念式典

s-20121130春日中30周年記念式典 (1)
 1983年開校の上越市立春日中学校(593人、佐藤賢治校長)の創立30周年記念式典が30日、新光町1の上越文化会館で開かれた。全校生徒や市民ら約800人が参加。式典のほか、アトラクションとして創作劇や旧春日村歌などが披露され、生徒は地域に愛される学校を目指して気持ちを新たにしていた。
 春日中学校は城北中学校と直江津中学校の分離統合で83年4月に開校した。これまでに約5600人の卒業生を輩出。現在は市内で最も生徒が多い中学校となっている。
 記念式典は同実行委員会主催で行われ、生徒や市民のほか来賓として上越市の村山秀幸市長や歴代校長らが出席。佐藤校長は「春日中は地域を愛する活動を行っている。今後もこの伝統を踏まえ、笑顔があふれる学校を目指していきたい」とあいさつ。また生徒会長の金子実樹さん(3年)が「先輩たちが築いたものの上に新たな歴史を作りたい。今後も地域に喜んでもらえるような活動に取り組んでいく。学習、部活、生徒会で力を合わせていきたい」と喜びの言葉を語った。
 その後アトラクションとして、地元の春日地区や同校のあゆみなどを紹介する内容で生徒会の創作劇が行われた。劇の中では、市民から集めた創立当時のオレンジ色の体操着を、現在の生徒が着て演技したほか、地元住民と一緒になって旧春日村(1955年廃村)の村歌や同村にあった旧春日中学校校歌を歌った。
写真=地元の住民らも参加して旧春日村歌などを披露