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古城小で郷土の歴史学ぶ


 自分たちの住む地域の歴史を知ろうと、上越市立直江津南小学校3年生41人は20日、福島城の跡に建つ上越市立古城小学校を訪れた。児童は祇園祭が高田と直江津に分かれた理由などについて、歴史をひも解きながら学習した。
 祇園祭が2か所で行われるようになった経緯は江戸時代初期に遡る。松平忠輝が居城を直江津にあった福島城から高田城へ移したが、祇園祭の御神体を祭る八坂神社は高田に移らず、代わりにみこしが高田まで出向くことになった。
 古城小は高田城完成とともに廃城となった福島城の跡にあり、空き教室を利用して発掘調査で出土した瓦やしゃちほこの一部などを展示している。
 直江津南小では総合学習の一環として郷土の特色を学んでおり、祇園祭が直江津と高田の2か所で分かれて行われることに疑問を持ったことがきっかけで古城小を訪問した。
 直江津南小の児童は、福島城の廃城と高田城の築城、そして両城主を務めた松平忠輝について古城小から高田城まで移動し学習した。古城小では資料室を見学し、333分の1スケールの福島城郭の模型などに興味津々。資料の整理に協力している古城小3年生とも交流した。
 また、「松平忠輝公と五郎八姫の会」(日下敏江代表)による松平忠輝とその正室五郎八姫の生涯をつづった紙芝居の上演もあり、児童だけでなく地域住民も参加した。
 村山諒太郎君(9)は「高田のお城が4か月でできたことを知ってびっくりした」と話していた。
写真=福島城郭の模型に興味津々な児童