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大町5の雁木に干し柿つるす


 高田地区の町家の景観保全などで地域活性化を目指すNPO法人「街なみFocus(フォーカス)」(高野恒男理事長)はこのほど、大町5の雁木に干し柿をつるし、昭和末期まで見られた高田の懐かしい景観をよみがえらせた。
 同NPOは町家の景観を整えようと、これまで地域住民と協力して雁木通りの住宅に格子戸を取り付けるなどの活動をしてきた。夏には風鈴をつるすなど、生活感や季節感を出す取り組みも行なっていたが、干し柿をつるすのは今年が初めて。
 柿は大町5の町内から10人ほどが参加して収穫、皮むきを行いつるした。格子戸により景観の統一感が生まれた雁木通りに、秋を感じさせるオレンジ色の柿がつり下がり、街を彩っている。今月末にはおいしい干し柿が出来上がる予定。
 同NPOによると、昭和末期までは雁木に作物をつるす光景が見られたが、今は見られなくなっており、復活した景観を見た市民からは「懐かしい」と好評の声があったという。
 高野理事長は「この地区の風物詩として残していきたい。多くの人に参加してもらって、出来上がった景観を楽しんでもらえれば」と話していた。
 12月9日には午前10時から漬物用大根や切り干し大根をつるす体験を行う。場所は大町5の旭会館(五ノ辻稲荷神社となり)。参加無料。
 申し込み、問い合わせは、街なみFocus事務局中川さん090・8688・0820。
写真=奇麗なオレンジ色の柿がつるされている雁木下