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上越市で体操の五輪報告演技会


写真=鉄棒で難度の高い技を見せた内村航平選手

写真=段違い平行棒でリズミカルに演技を行う田中理恵選手

 ロンドン五輪で金メダルに輝いた内村航平選手(コナミ)ら体操日本代表の男女10選手が顔をそろえた「体操ニッポン! ロンドンオリンピック報告演技会」が11日、上越市下門前のリージョンプラザ上越で開かれた。代表選手は華麗な演技を披露し、約3500人の観客を盛り上げた。
 報告演技会は、上越市を皮切りに12月21日の仙台市まで全国5都市で開催。東日本大震災の復興支援を兼ねており、入場料の一部は被災地に寄付される。上越会場は日本体操協会のほか、今年で創立80周年を迎える新潟県体操協会や創立40周年の上越市体育協会が記念事業として主催した。
 参加したのはロンドン五輪の体操個人総合金メダリストの内村選手を含め、田中和仁選手(徳洲会)ら団体総合で銀メダルを獲得した男子と、女子団体総合で8位に入賞した田中理恵選手(日体大研究員)や鶴見虹子選手(日体大)ら男女各5人。
 演技会はロサンゼルス五輪金メダリストの森末慎二さんが解説する中、選手が一人ずつ技を行う形式で進められた。内村選手はあん馬や鉄棒で演技を行い、特に鉄棒ではG難度の「カッシーナ」やD難度の「コバチ」などを披露。田中理恵選手は跳馬、段違い平行棒、ゆかの3種目で美しい技を見せた。
 内村選手は「次のリオデジャネイロ五輪では団体でも金メダルが取れるように頑張りたい。今回のイベントを通じ、体操をする子供が増えてほしい」と話していた。
 このほか県内のジュニア選手が五輪選手に交じって演技を行ったほか、最後は上越地域の体操クラブに所属する子供たち約140人がパフォーマンスで盛り上げた。
 会場を埋め尽くした観客は代表選手の演技に熱い視線を送っていた。糸魚川市の小学6年生、長崎瑛里佳さん(11)は「内村選手の演技はテレビで見るよりも迫力があった。近くで見ることができてとてもうれしかった」と笑顔を見せた。