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津波対策に協力に上越総合技術高校3年生が設置


 津波対策のために国土交通省が進める標識柱の海抜表示に協力していた県立上越総合技術高校の生徒が22日、上越市茶屋ケ原の国道8号沿いで海抜表示シートの設置作業を行った。
 海抜表示は全国の海沿いにある国道の標識柱などに設置され、日頃から海抜が高い場所を意識してもらうことで、津波の際の迅速な避難につなげることが目的。国土交通省高田河川国道事務所管内では、糸魚川市から上越市までの国道8号90キロと、国道18号の海岸に近い4キロの範囲にある200か所に300枚を設置する。
 上越総合技術高校環境土木科の3年生7人は8月2日から、海抜表示に必要な地面の高さなどのデータを測量する作業に協力し、10月25日に測量結果を同事務所に手渡した。
 同事務所の「協力してもらった生徒に最初の海抜表示シートを設置してほしい」との思いから同校の生徒は22日、同市茶屋ケ原の国道8号沿いにある標識柱などにシート3枚を設置した。
 神戸樹君(18)はすべての作業を終えて「自分たちのやってきたことが残って、それが今後住民のためになるのでやりがいがあった」と話した。
 今後は同事務所の職員らが作業にあたり、年内にはすべての箇所に設置を終える予定。また、国道8号沿いの7か所で緊急避難階段の増設や幅の拡大を行い、避難しやすいよう整備する。
写真=測量作業から協力した上越総合技術高校の生徒ら