上越よみうりは読売新聞に無料で折り込まれる日刊紙です。旧上越市を中心に政治・経済・サークル活動・スポーツ・イベント等、身近な話題を取材報道している市民新聞です。

北陸新幹線上越駅(仮称)で市民見学会を開催


 2015年春の開業に向けて建設が進んでいる北陸新幹線上越(仮称)駅の現場見学会「北陸新幹線がやってくる! 新駅周辺をみんなで歩こう!」が28日、行われた。午前と午後の部に分かれてそれぞれ160人が参加し、コンコースやホームなど、普段見ることのできない内部まで見学した。
 開業まで3年を切った北陸新幹線について、市民に少しでも知ってもらおうと新幹線まちづくり推進上越広域連携会議や上越商工会議所などが主催した。2011年7月にも高架橋などの見学会を行っており、今回で2回目。高架上に姿を現し始めた駅舎の内部も公開した。
 駅舎は3階建てで、1階が入り口、2階が改札やコンコース、3階が新幹線のホームとなっている。ホームは長さ312メートル、幅40メートルで、一つのプラットホームに対して線路2線が接する島式の2面4線の構造。軌道への落下や新幹線が通過する際の風などを防ぐ安全柵も設置される。現在は屋根や壁面の工事が行われており、12月末までには外装が完成し足場が外れる予定。
 前回の見学会では定員200人の4倍以上の応募があり、急きょ100人増員しての実施だった。今回は応募者345人の中から、抽選で選ばれた小学生から大人までの市民320人が参加。午前と午後の部に分かれて見学を行った。
 参加者は上越市大和6のラーバンセンターで北陸新幹線について説明を受けた後、歩いて駅舎まで移動。鉄道・運輸機構の職員から説明を聞きながら1~3階まで上がり、着々と完成に近づく駅舎内部を見て回った。また、駅舎に近接する釜蓋遺跡も知ってもらおうと、弥生時代の服を着た市文化行政課の職員が遺跡のピーアールを行った。
 駅舎の見学を終えて、頸城区百間町の山田政雄さん(68)は「近くで見ると思いのほか規模が大きいですね。ホームには安全柵もあり安心できます。完成したら富山や金沢に行きやすくなりますね」と話した。
写真=ホームから軌道上に出て説明を受ける参加者