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上越調理師協会 金谷山でキノコ講習会


 上越調理師協会(高木昭治会長)は22日、キノコの見分け方などを学ぶ「きのこ講習会」を上越市大貫の対米館で開いた。県が定めるキノコの食中毒予防強化月間に合わせて毎年行われており、調理師ら約30人が参加した。
 参加者は金谷山で1時間ほどかけて様々な種類のキノコを採取。対米館の玄関前に並べた。日本菌学会会員で松之山温泉の旅館「凌雲閣」の料理長、滝澤博さんが講師を務め、毒キノコを見分けるポイントや、毒性などを解説した。中にはツキヨタケやクサウラベニタケなど、最近県内で食中毒の原因になったキノコもあり、参加者は熱心に学んでいた。
 滝澤さんは「人からもらったキノコでも疑ってかかる。分からなかったら保健所に持っていけば鑑定してもらえる。見た目が無難でおいしそうなキノコが危ない」と話した。また、これからの時期、食用のナラタケと間違いやすいドクササコを始め、カエンタケやキイロスギタケ、ハイイロシメジなどの毒キノコが出てくるので注意を呼び掛けている。
 保存可能で便利なキノコを使った酢の物など、料理の紹介もあった。参加した調理師の小菅英天さん(65)は「毎年参加していても見分けるのは難しい。とても勉強になる」と話していた。
写真=金谷山で採れたキノコを鑑定する滝澤さん(左)