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詐欺防いだ窓口職員お手柄


 振り込め詐欺などの被害を水際で防いだとして上越警察署は11日、市内の信用金庫と郵便局に感謝状を贈呈した。いずれも最初に対応した窓口職員が気付き上司と連携して被害を防いだもので、同署の橋本洋一署長は「窓口職員のお手柄。責任者の方の判断がありがたい」と感謝した。
 感謝状が贈られたのは頸城郵便局(相沢春男局長)と、上越信用金庫柿崎支店(土肥宏之支店長)。
 頸城郵便局は7月、頸城区の70代女性が息子宛てのインターネットサイト利用料の請求を現金書留で送ろうと訪れた際に、窓口で対応した期間雇用社員の高橋夕香さん(49)が、見せられた書類内容が不自然だったことから振り込め詐欺ではないかと気付き、同局が警察へ通報。振り込め詐欺(架空請求)被害を未然に防いだ。
 上越信用金庫柿崎支店は9月、柿崎区の70代女性が窓口を訪れ定期預金を解約し現金にしたいと申し込んできた際、窓口担当でパートの近藤恵利子さん(50)が解約理由を確認。女性は「証券会社と取り引きするために現金を見せなければならない」「証券会社の名前は言えない」などと話し、内容から詐欺の可能性があったことから、近藤さんと、上司が警察へ連絡するよう女性を説得し、利殖勧誘名目の詐欺を水際で阻止した。
 相沢局長は「日ごろからお客様のことを考えている社員の業務が防止につながったと思う」、近藤さんは「お客様の財産を守ることができてよかった」とそれぞれ話した。
写真=感謝状を贈呈される上越信用金庫柿崎支店の近藤さん