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家族の絆をテーマに初の三世代作品展


 上越市本町2の本町ふれあい館で16日まで、上越市の大口さん親子三世代の絵画展覧会が開かれている。絵筆を手にした親、子、孫の作品を一堂に展示する初の展覧会で、大口さん一家の絆が感じられる。
 市民団体「お馬出しプロジェクト」が主催する、まち中ギャラリーめぐりの一環。
 描いたのは元中学校美術教諭などを務めた昭治さん(82)、昭治さんの娘婿で妙高市にアトリエを構える上越高校美術教諭の満さん(57)、満さんの長女で今年春に名古屋芸術大学を卒業した萌さん(23)の3人。
 昭治さんはみずみずしいイチジクを題材にしたものなど水彩画10点を出品する。満さんの作品は風景画など油絵6点で、冬の市振漁港を描いた作品は雪の積もる港に漁船が停泊している風景が、落ち着いた色彩で描かれている。萌さんも油絵など6点を出品。ティッシュペーパーを使い新しい技法に挑戦したという「無題」は、自然の風景を抽象的に表しているという。親子でスケッチ旅行に出かけた写真も掲示している。
 昭治さんの家があるのは、今年3月の地すべり災害で大きな被害のあった板倉区国川だ。満さんは、原発事故、災害で日本では家族の絆が求められていると語り「見てもらい、家族の絆を感じる機会となれば」と話した。
写真=義父、娘と共に展覧会を開く大口満さん