上越よみうりは読売新聞に無料で折り込まれる日刊紙です。旧上越市を中心に政治・経済・サークル活動・スポーツ・イベント等、身近な話題を取材報道している市民新聞です。

2012年9月アーカイブ

英語短期集中講座 受講生を募集中「有田スクール」


 上越市春日新田2の有田スクールでは、高校受験英語「3か月集中対策講座」の受講生を募集している。中学3年生が対象。限定20人。
 同講座は、高校受験のための英語を徹底的にサポートし、英語力を上げると言う。学校授業のフォローアップや中間、期末テスト対策も対応。個人のニーズと実力に合わせたきめ細かい指導が特長だ。期間は、12月23日までの約3か月間で、月、水、金、日曜の毎週4レッスン(4時間)。受講料は全部で4万円(会費+授業料+テキスト代)。
 英語講師は、同スクール代表の松橋紘史さん。県立高田高校を経て、米カリフォルニア州の大学に進学、卒業後は帰国し、有名塾の英語講師を数年務め上げた。松橋さんは「最後まであきらめず英語力をアップしたいと強く思う、そんな生徒の気持に応えるのが今回の講座です」と話す。
 場所は原信春日新田店向かい、ヒロクレイン隣。問い合わせ520・7993。
写真=キャプ:きめ細かい指導を行う講師の松橋さん。

吹上遺跡 石包丁で古代米の稲刈り


 上越市稲荷にある弥生時代中期中葉~古墳時代前期の国指定史跡「吹上遺跡」で29日、当時の稲刈りで使われたと考えられている道具「石包丁」を使って古代米を刈り取るワークショップ(市教育委員会主催)が行われた。地元稲荷町内の住民ら約20人が参加し、弥生時代の人がどうやって石包丁を使っていたのかなど、古代ロマンに思いを馳せながら稲刈り作業を楽しんでいた。
 吹上遺跡の田では2008年から古代米の栽培が行われている。今年は長岡市の県作物研究センターが開発した、古代米のように米粒に色がある3品種「紅更紗(べにさらさ)」「紅香(べにか)」「紫宝(しほう)」の合計で500株ほどを、稲荷町の住民が丹精して育ててきた。
 石包丁は市埋蔵文化財センター職員が同遺跡から出土した遺物を参考に手作りしたもので、表面が滑らかなものとごつごつとしたものなどがあり、参加者は効率よく刈り取る方法を互いに相談し合うなど試行錯誤しながら作業。穂先がぷつりと簡単に切れると歓声が上がった。
 収穫した籾は全て来年の種籾にするという。栽培してきた北住義治・稲荷町内会長(63)は「石包丁は初体験でどうやって使うかわからなかった。今後収量を増やして新幹線開業イベントに使えたらうれしい」と話した。
写真=石包丁で古代米の穂を刈り取る参加者

おしゃれな秋色そろう「kukka」10月8日までようふく展


 上越市西本町3のエルマール2階「クラフト&ギャラリーKukka(クッカ)」で「秋色おしゃれ店」が開かれている。10月8日までは「ようふく展」と題して、県内の洋服作家による手作りの一点物を展示、販売している。
 洋服は秋冬ものの婦人服や子供服。婦人服はこれからの季節にぴったりな落ち着いた色合いで、重ね着や着回しがきくものばかり。ブラウスやカットソー、パンツを中心に、年代問わず着やすいチュニック丈や、夏は涼しく冬温かいリネン100%の洋服などを取りそろえている。
 他にもかわいらしい色や柄の子供服、ニットの帽子、マフラーといった手編みの小物などが並んでいる。
 問い合わせは同店545・2685。
写真=県内の作家によるハンドメード作品が並ぶ

児童養護施設「若竹寮」 新築工事始まる


 老朽化が進み改築されることになった上越市の児童養護施設、若竹寮の新築工事安全祈願祭が28日、御殿山町の建設現場で行われた。新施設は家庭的な雰囲気を目指しており、少人数が住む独立したユニットを建てるのは、県内の児童養護施設では初の試み。来年9月に完成し翌10月に開所する。
 現在の若竹寮は、コンクリートブロックの平屋の建物で、1971年の完成。定員50人。以来40年以上にわたって上越地域の幼児から高校生まで受け入れてきたが、近年は建物の老朽化が目立ってきた。加えて10畳の寝室に5人が入るなど、手狭で生活環境の改善なども課題になってきた。
 そのため市は昨年から改築事業に着手。現在の若竹寮から約100メートル北側の民有地を購入して新築工事を行うことになった。
 現在の施設は、大舎制と呼ばれる一つの大きな建物に生活に必要な設備が配置された構造だが、新施設は定員7人の2階建ての独立したユニットを八つ建てる小舎制を導入。小舎制を導入するのは県内に5つある児童養護施設では初めてという。各ユニットには風呂、キッチンなどを完備し、生活を送りながら自立に向けた支援を行う。
 このほか医務静養室、住民と交流する地域住民ホールなどが入る2階建ての管理棟も建設される。定員は現在よりも6人増えて56人となるほか、延床面積も現在より約700平方メートル増えて約1700平方メートルとなる。本体工事費は約4億4000万円。
 村山秀幸市長は「独立したユニットの中で家庭的な雰囲気を出しながら子供たちを支援していきたい」と話した。
 今月から本体工事に着手しており、来年9月に完成する。
写真=祈願祭で鍬入れを行う村山市長

上越市中学駅伝


写真=初優勝を果たした城北Aのアンカー中谷選手

 中学校の駅伝シーズン到来を告げる第7回上越市中学校駅伝(市中学校体育連盟など主催)が27日、市立頸城中学校周辺コースで行われた。30チームが出場した女子(3区間7・4キロ)は、全員2年生のオーダーで臨んだ城北Aが28分20秒で初優勝。また29チームが参加した男子(5区間12・8キロ)は板倉Aが42分39秒で2年連続2度目の優勝を果たした。地区大会は10月11日、板倉区で開催される。
 この大会には一つの学校から複数のチームが出場できる。今年は道路工事などを理由にコースが変更された。
 城北の女子チームが優勝するのは、前身の上越市・中頸城郡中学校駅伝以来、11年ぶり。1区頭師彩乃選手(2年)が区間2位で流れを作ると、2区保坂怜奈選手(2年)が区間賞の走りで先頭の直江津Aに5秒差まで詰めた。最終3区の中谷佳薫選手(2年)が逆転し、トップでゴールテープを切った。
 3人は昨年の大会も同じオーダーで臨んで4位。今年は昨年まで3連覇している直江津Aを倒して優勝することを目標に臨んだ。
 アンカーの中谷選手は「前しか見えていなかった。すぐに抜くことができた」と笑顔を見せた。頭師選手はゴール地点に戻るまで優勝を知らず、チームメートから伝えられうれし涙。「区間賞を逃したので悔しかった。だけど2人が頑張ってくれた」と話した。
 地区大会に向けて保坂選手は「昨年の地区大会は6位。今年は3位以上を目指して頑張りたい」と力を込めた。

男子は板倉Aが2連覇
3区以降独走で圧勝

 男子は板倉Aが2連覇を達成した。1区の樋口翔太選手(3年)が区間賞で好スタート。3区高橋広選手(2年)も区間賞の走りで後続との差を広げ独走態勢を築いた。最後は2位中郷Aに37秒差をつけてゴールした。
 高橋選手は2位と4秒差でたすきをもらって走り出した。「1キロ過ぎに前の選手のペースが落ちたので、自分は飛ばした。優勝はとてもうれしい」と笑顔を見せた。
 地区大会は地元の板倉区で行われる。毎年同区で開催されてきたが、今年が最後で来年から妙高市(新井)がコースになるという。今回2区を走った石田太一主将(3年)は「地区大会では県大会に出場できるように頑張りたい」と快走を誓った。
 
写真=優勝した板倉Aの2区石田選手(右)から3区高橋選手へリレー

30日に上越総合技術高校で工業教育フェスタ


 上越市本城町の県立上越総合技術高校で30日、県内の工業高校の生徒が作品を発表し学習成果を披露する「工業教育フェスタ」(県高等学校長協会工業部会主催)が開かれる。同校では当日販売するコースターなどのオリジナルグッズの製作が進んでいる。
 フェスタは工業教育の活性化などを目的に開催。生徒作品を展示するほか、手作りのロボットやマイコンカーによる競技大会、小中学生を対象としたものづくりのワークショップ、軽食販売のバザーなどが行われる。
 グッズの製作は、機械工学科3年生の山本佳奈さん(17)と稲場未来さん(17)を中心に進んでいる。グッズはアクリル板のキーホルダーと木製のコースターで、レーザー加工の機械によって絵が刻まれている。機械を動かすプログラムは二人が組んだ。同校、高田農業高校、高田商業高校、海洋高校の上越地域4校連携で取り組んでいる県の起業家体験活動事業「J─match」の一環で、J─matchのロゴマークもグッズに刻まれている。山本さんは「グッズを見て工業分野に関心を持ってもらえたらうれしい」と話した。
 コースターとキーホルダーが各1個入ったセットで販売する。1セット100円の予定。
 フェスタは午前10時~午後3時。
写真=J─matchのロゴマークなどが刻まれたコースターを手にする山本さん

南米の魚、ゼブラキャット


 上越市西本町4の上越市立水族博物館は、1階観覧ホールで11月4日まで、シマウマのような模様を持ったナマズの一種「ゼブラキャット」を展示している。
 ゼブラキャットは南米のアマゾン川上流域に生息するピメロドゥス科の魚で、細くスマートな体には白地に黒の、美しいしま模様がある。名前はシマウマ(ゼブラ)のような模様のナマズ(キャットフィッシュ)という意味。性格はおとなしく神経質で、水質や周囲の人の動きなどには敏感だという。
 妙高市の男性から寄贈されたもので、同館でゼブラキャットの展示は初めて。現在の全長は48センチだが、最大で80センチに成長し、色は青みを帯びてくるという。
 写真=奇麗なしま模様が目を引くゼブラキャット

小川未明生誕130年イベント


 上越市出身の児童文学作家、小川未明(1882-1961年)の生誕130年を記念したイベント「小川未明 愛の世界 未明と子どもたち」が11月4日、上越市新光町1の上越文化会館で開かれる。同会館の主催で児童、生徒らによる未明作品の朗読などが行われる。オーディションで選ばれた小中学生5人は本番に向けて練習を始めており「訪れた人や読む私たちも気持ちのいい、楽しめる朗読にしたい」と意気込んでいる。
 イベントは2部構成で第1部は、女優の市原悦子さんやタレントの早見優さんが未明の作品を朗読する。第2部は未明作品を通じ子供の教育環境などを考えるシンポジウムを開催。小中学生の朗読はこの中で披露される。子供たちが未明作品の一部を読んだ後に、パネラーが作品解説や未明についての感想などを語る。パネラーは「脳科学者」として知られる茂木健一郎さんや同市在住の児童文学作家、杉みき子さんら。
 選ばれた5人は市内の小学5年から中学1年までの男子1人、女子4人。8月中旬に行ったオーディションで決まった。練習は9月23日から始まっており、初回は、朗読グループ「小川未明の世界」の渡辺光子代表から発音や抑揚など指導を受けた。
 合同練習は11月の本番まで週1回程度行われる。県立直江津中等教育学校1年の松田怜恩君は「朗読に少し自信があったが初回の練習でまだまだだと思った。自宅でも読み込んで、当日は自分たちだけでなく、聞きに来た人も気持ちのいい気分になるように頑張りたい」と意気込んでいた。指導する渡辺代表は「子供らしい元気のあるいきいきとした朗読にしたい」と話した。
 当日は午後2時開演。全席指定で一般が2000円で、高校生以下は500円。上越文化会館ほか市内プレイガイドで販売している。問い合わせは上越文化会館522・8800。
写真=オーディションで選ばれ、練習に取り組む児童、生徒5人(23日)

雁木通りまつり 恒例の仮装大会


 住民の交流や地域の活性化を目的とした「三世代交流・雁木通りまつり」(南三世代交流プラザ運営協議会主催)が23日、上越市南本町3で開かれた。恒例の仮装大会ではこだわりの手作り衣装に身を包んだ出場者がダンスや寸劇などを繰り広げ、観客は大笑いし盛んに拍手を送っていた。
 市立南本町小学校校区の町内の住民を中心に行政、市民、学校が一体となって取り組んでいる祭りで、今年10回目。主催者によると毎年約4000人が来場するという。
 人気の催し、仮装大会には職場や学校、家族、町内単位など9団体が出場。審査員の前で4分間のパフォーマンスを繰り広げた。時代劇のテレビ番組「水戸黄門」を題材にした団体は、水戸黄門に悪代官、忍者と馴染みの衣装を再現。寸劇にチャンバラ、ダンスと盛り沢山のパフォーマンスで会場を沸かせた。エビとカニのやりとりをコミカルな寸劇にした団体、アイドルなどにふんした団体もあった。見物した西城町1の松山典子さん(73)は「面白くて大笑いした。皆んなとても上手」と楽しんだ様子だった。
 同まつり実行委員会の笠尾日出夫委員長(70)は「実行委員も参加者も共に楽しめる祭りを作り上げ、長く続けていきたい」と語った。
写真=エビやカニなどの衣装でダンスを披露する東城保育園のグループ

バスケ五十嵐圭選手が中学生指導


 上越市出身のプロバスケットボール選手で、市のスポーツアドバイザーを務める五十嵐圭選手(32)(三菱電機)の中学生を対象としたクリニック(講習会)が23日、上越市木田1の市総合体育館で開かれた。市と上越市バスケットボール協会の主催で五十嵐選手は市内中学1、2年生35人に約2時間指導。「プロも基本を大事にする」と話しドリブルなど基本技術を教えた。
 市のスポーツアドバイザーは、地元にゆかりのある有名選手が直接指導などを行うもので、五十嵐選手は昨年就任。クリニックは昨年9月に続いて2度目の開催となる。
 今回はドリブルなど基本練習が中心。五十嵐選手は「ドリブルする時は強くボールをつき、顔は下を見ずにリングに向くつもりで顔を上げること」と話した。またドリブルからシュートに至る一連の動作も細かい部分まで指導し「みんなの普段の練習と同じかもしれないが、プロも基本をしっかりやっている。その上で応用ができるようになる」と語った。
 城北中1年の伊藤直哉君は「ドリブルでの細かい動きやシュートの際の足の運び方まで勉強になった」と話していた。
写真=シュートモーションの手本を示す五十嵐選手

「和さ美」 秋の会席ランチが登場


 上越市西本町1の会席料理「和さ美」にこのほど、秋の味覚を使った「彩りランチ」が登場した。会席料理が1人前1350円と手ごろな価格になっている。前日までの予約で2人から受け付ける。
 彩りランチは、旬の山や海の幸をふんだんに使った彩り鮮やかな会席料理。盛り付けは、竹籠を使い秋をイメージした視覚でも楽しめる内容になっている。亭主の岩佐和美さんは「地物の豊な秋の味覚を存分にご賞味下さい。お気軽に」と話す。このほかランチでは、「昼の会席弁当」1人前1800円や新作「お昼のミニ会席」1人前2500円も用意している。
 同店では予算に応じ、仕出しの折り詰め弁当や会合などに適したおつまみ用オードーブルの予約も受け付けている。
 場所は、中央1丁目丁字路信号から五智方面へ約200メートル進んだ右側。営業時間、予約制のランチは、午前11時30分~午後2時。夜は、午後5時~10時。日曜定休(日曜営業は相談により対応する)。電話544・5001。
写真=「彩りランチ」は、お手頃な1350円。料理一例

セインさんが上越警察署の一日署長


 上越市下門前のリージョンプラザ上越で21日、秋の全国交通安全運動の出発式が行われ、市や上越警察署、いずみ幼稚園が参加した。タレントのセイン・カミュさんが一日警察署長に、上越市出身のナレーター、布施あゆみさんが交通安全大使に任命され、幼稚園児と触れ合いながら交通安全を呼びかけた。
 布施さんは現在東京で活動しており、テレビ番組でセインさんと共演したことが縁となった。また、セインさん自身が3児の父ということもあり、園児対象の教室を引き受けたという。
 2人は上越警察署の橋本洋一署長からそれぞれ「一日警察署長」、「交通安全大使」と書かれたたすきを受け取り、凛々しく敬礼した。セインさんは飲酒時の視覚を再現するゴーグルを体験。コミカルな喋りと動きで、たちまち園児の人気者に。「道路では遊ばない、飛び出しは危ないから気を付けないといけない」、「ちゃんと信号見て、点滅したら次の信号まで待って」などと園児に教えた。いずみ幼稚園の山田めばえちゃん(6)は「セインさんは格好よかった。自転車で飛び出さないように気をつけたい」と話した。
 このほかにも交通安全に貢献した市民などの表彰や、越後上越上杉おもてなし武将隊による勝どきも行われた。出発式後は白バイやパトカー、上越ハーレー会がリージョンプラザ上越から上越教育大学付近まで交通安全パレードを行った。セインさんと布施さんもハーレーのサイドカーに乗り込み、運動を盛り上げた。
写真=一日署長のセインさん(左)と交通安全大使の布施さん

モップ・マットお試しキャンペーン「ピカット木村商行」

 地元密着で営業して43年間、モップ、マットなどのレンタルを行っている上越市木田3の「ママピカット」フランチャイズ「ピカット木村商行」。現在モップ、マットの1か月無料お試しキャンペーンを実施している。
 無料お試しできる「ステディモップシリーズ」は、特殊な吸着剤と抗菌剤が付いているため、ほこりをたてず、清潔にフローリングなどを効率的に掃除できる。また抗菌グリップも採用しており、ハンドルに付着した雑菌の繁殖を防いでいる。
 モップ、マットの通常レンタルは1ヶ月ごと(年12回)に同店が新しいものと交換するため洗浄不要。レンタル内容や交換周期の変更も随時対応する。現在、新規契約で粗品の進呈もある。
 その他、ハウス、エアコン、レンジクリーニングの見積もり無料。静岡茶の卸し、販売も行っている。
 営業時間は午前9時~午後5時。土日祝定休。電話524・7418。

災害に備え迅速、的確に


 上越市の国交省北陸地方整備局高田河川国道事務所は20日、マグニチュード7・7、最大震度6強の地震を想定した危機管理演習を実施した。参加した同事務所と管内4出張所の職員約100人は、次々と入ってくる被災情報を集約、共有して迅速な対策が取れるよう真剣に臨んだ。
 事前に演習のシナリオを公表せずに災害状況を疑似体験する、ロールプレイング方式の図上訓練。午前9時に佐渡島と能登半島の間にある富山トラフでマグニチュード7・7の地震が発生し、糸魚川市で震度6強、上越市で震度6弱を観測したという想定で行われた。
 地震発生から15分後、上越地域に3~5メートルの津波が到着。同事務所内に設置された災害対策支部には、同事務所が管理する国道8号と18号や姫川、関川の被災情報が次々に入ってきた。国道を担当する班には、上越市長浜と糸魚川市間脇の国道8号が津波の被害に遭い海側の道路の防護壁が破損、路肩の一部が崩壊しているという情報が入り、職員は現場へ向かう道を確認したり、道路応急工事の段取りを素早く構築するなど、本番さながらの緊張感を持って取り組んでいた。
 災害対策支部長代理を務めた渡部修副所長は「見付かった課題は反省会で改善策を話し合いたい。訓練は絶対に役に立つので今後も継続して実施したい」と話した。
写真=M7.7の地震を想定して行われた高田河川国道事務所の訓練

城下町高田花ロード 五郎八姫をイメージした弁当完成


 花をモチーフにした作品で上越市の高田地区を飾る「城下町高田花ロード」(10月6~8日開催)に合わせて、同イベントの実行委員会は高田城初代城主・松平忠輝の正室、五郎八姫をイメージしたオリジナル弁当などを開発した。19日、実行委員4人がイベントのピーアールと弁当の披露を兼ねて村山秀幸市長を表敬訪問した。
 今年の花ロードは家族をテーマにした107点の作品で街中を飾るほか、俳優の柳生博さんによるトークショーなど、様々な催しが行われる。
 毎年上越産の食材を使用して花をイメージした「謙信花弁当」が好評を得ているが、今年は2年後に高田開府400年を控えていることから、五郎八姫を題材にした弁当、「謙信花弁当特別編 姫さまのおひる」を販売する。
 弁当は市内の料亭など3店舗に依頼して3種を用意した。秋鮭や銀杏、舞茸など季節の食材のほか、「する天」やミョウガなど上越の名物も使っている。いずれも五郎八姫の着物などをイメージしており見た目も華やか。このほかにも、今年春のイベントで使用した枝折れ桜が燃料のペレットストーブでソーセージを焼き、パンにはさんだ「さくらドッグ」も販売する。
 実行委員会の熊田和子委員長(59)は「秋の連休3日間は高田本町に来て、作品とお弁当、さくらドッグを楽しんでいただければ」と話している。
 弁当は各種1000円、さくらドッグは350円で、雁木通りプラザ(本町3)とランドビル(本町5)で販売する。売り切れ次第終了。
写真=3種の弁当とホットドッグをピーアールする実行委員会

全国ヤングバレーボール大会 上越の男女2チーム出場

上越市内の中学生からなるバレーボールチーム男女2チームが、22、23日に大阪府で行われる第15回全国ヤングバレーボールクラブ男女優勝大会(読売新聞大阪本社など主催)のU14(今年4月2日現在で14歳以下)の部に出場する。男子は3年連続出場の上越クラブ、女子は9年連続出場の上越ジュニアバレーボールクラブ。男女ともに7月の県予選を1位で通過。全国大会を間近に控え、OBの高校生が練習試合に協力するなど猛練習が続いている。

男子 上越クラブ

 上越クラブは今年で全国大会出場3回目。昨年は予選リーグ1勝1敗で3チーム中2位。2部トーナメントに回った。主将の渡辺寧馬君(八千穂中3年)は「皆でレシーブ、サーブをしっかり取ってアタックを決めていく。1部トーナメントに行って優勝を狙いたい」と意気込んでいる。
 元はバレーボール部がない中学の男子への競技普及が目的で2002年に発足した。近年は全国大会出場を目指し本格的な強化を進め、県大会3連覇という確かな実績を作っている。池田孝義監督(33)は「繋ぎが上手くバランスが取れている。去年よりまとまっているので、今年は予選1位通過で上位を狙っていければ」と話した。


 女子 上越ジュニアバレーボールクラブ

 昨年は予選リーグを1位で通過。16チームによる決勝トーナメントに初進出したが1回戦で日本バレーボール協会の育成チーム「JVA貝塚ドリームス」に敗れた。チームの持ち味は速攻で、いかに繋いでいくかが課題。
 主将の杉田瑠美さん(柿崎中3年)は「メンバーで互いに指導しあえるいい関係。多くの方々に期待されているので優勝目指して頑張りたい」と語った。上越バレーボール協会副会長の清水忠夫監督(68)は「攻撃力が高くサーブも良いが、精神的に弱く一度崩れると太刀打ちできない」と話した。

村山市長が長寿者を訪問


写真=戦時中でインドネシアに滞在した話をする小酒井さん(左)

写真=村山市長から祝状を受け取る内山さん

 敬老の日の17日、上越市の村山秀幸市長は本年度で満100歳を迎える高齢者の自宅を訪れ、祝状と記念品を手渡した。村山市長は「これからも身体を大切に元気に過ごしてほしい」と長寿を祝っていた。
 市によると、1912年9月15日までに生まれた満100歳以上の市民は105人おり、最高齢は清里区の108歳の女性。また本年度に満100歳を迎えるのは50人で、男性が8人、女性は42人となっている。
 村山市長は4月21日に100歳を迎えた小猿屋新田の内山春さんを訪問。村山市長は「身体に気をつけてこれからも頑張ってほしい」と政府、県、市の各祝状と、銀杯や草木染めの六寸鉢など記念品を手渡した。内山さんは「ありがとうございます。こんなに祝ってもらうなんて夢にも思わなかった」と感謝の言葉を述べていた。
 内山さんは50年ほど前に内職として裁縫を始め、バテンレースなどを作っており、2年前には市のシニア作品展にも出展している。現在は肩を痛めた影響で作品作りはしていないものの新聞を読んだり、テレビドラマを見て元気に過ごしているという。
 村山市長は次に12月25日で100歳になる大町3の小酒井秀二さん(99)を訪問し、祝状を手渡した。本町4に店を構えるお茶の小酒井園で会長を務める小酒井さんは、戦時中にインドネシアやマレーシアなどでゴムを調達する仕事をしており、村山市長にマレー語の辞書を見せていた。また妻のハルエさん(92)らとともに、日本に帰って店を開いた経緯やこれまでの活動を話していた。
 小酒井さんは「今生きているのは、周りの皆さんのおかげ。それを忘れていけない」と話していた。
 そのほか、西城町4の野口ミネさん(99)も訪問した。

夢の実現! 成功への秘訣 上越商議所「創業塾」受講締め切り間近

 上越商工会議所は、9月29日から12月8日までの毎週土曜、午後1時30分から同4時30分に上越市新光町1の同商議所で「創業塾」を開催する。受講無料で、現在受講者を募集している。定員は20名。
 これから創業をしようと考えている人、すでに創業をしているが経営に悩んでいる人などが対象。創業に必要な事業計画や資金運用の方法などの講演を、多彩な講師陣を迎えて行う。
 受講テーマは「創業のポイント」「創業に関わるツールの活用」「ビジネスプラン(事業計画書)作成のポイント」など全10回。講師陣に、にいがた産業創造機構の中嶋敏夫氏、エム・シー・エーの小松俊樹氏、バランシングロックの横山裕孝氏、関東信越税理士会高田支部の品田慶一氏、日本政策金融公庫の大場素平氏、上越信用金庫の林靖氏を迎える。 
 申し込み締め切りは9月25日。問い合わせは同商議所中小企業相談所、525・1185。

工藤公康さんが講師


 プロ野球の元投手で現在は野球解説者の工藤公康さん(49)を講師に招いて、小学生を対象とした野球教室が16日、上越市立高志小学校グラウンドで開かれた。上越市学童野球連盟高田ジュニアリーグに加盟する11チームから64人が参加。下半身の使い方や投球フォームなど、通算224勝を挙げた大投手から指導を受けた。
 工藤さんは1981年、ドラフト6位で西武に入団した。左腕から繰り出す直球と鋭く曲がるカーブを武器に活躍。昨年の現役引退まで西武、ダイエー、巨人、横浜と4球団を渡り歩き、14回のリーグ優勝、11回の日本一を経験した。実働29年はプロ野球最長記録となっている。
 野球教室はスポーツ紙が東日本を中心に行っており今年は17回目。工藤さんは初めて上越市を訪れたという。
 この日は、下半身を意識したキャッチボールや基礎体力トレーニングなどを行った。工藤さんは「常に試合を意識して練習すること」「捕球する時も投げる時も常に足から動くこと」などと話していた。また投手の子供に一人ずつ投球フォームを指導。「プロ野球選手になるのを期待している」とエールを送った。最高気温が30度を超える中、子供たちは真剣な表情で練習を行った。
 ひがし・S・ライナーズの立入公冴君(東本町小6年)は「説明だけでなく手本を見せて身体を使って教えてもらった。足を動かう大切さを学んだので今後の練習に生かしたい」と話していた。
写真=マンツーマンで投球フォームを指導する工藤さん

片付けの仕方を学ぶ「カタヅケラボ」27日からカタヅケ塾スタート


 学校では教えてくれない片付けの仕方を学び、暮らしを快適にする「カタヅケ塾」が27日から開講する。会場は上越市大手町のジブラセミナールームで、参加申し込みを受け付けている。
 カタヅケ塾は、上手に片付けられない、整理しても元に戻ってしまうなど、整理収納で悩んでいる人を対象に開講する。講師は整理収納アドバイザー1級(NPOハウスキーピング協会認定資格)で「カタヅケラボ」主宰のヨコヤマトモコさん。自分の癖や片付かない原因、自分の家に合った片付け方などを知り、住まいやオフィスをすっきり使いやすく、またその維持の仕方を学ぶ。
 授業とテーマは、9月27日(基本授業)、10月11日(キッチン)、10月25日(リビング・水まわり)、11月15日(クローゼット・衣類)、11月29日(書類整理などホームファイリング)の全5回。初回の基本授業が必修で、その後は好きな授業のみ受講する。
 時間は午前10時~正午。受講料は1授業3000円で、全5回受講の場合は1授業あたり2500円(前納1万2500円)。
 申し込みは090・7601・5752(平日午前10時~午後6時)、メール(delphin@valley.ne.jp)。
写真=講師のヨコヤマトモコさん

「白根グレープガーデン」30種以上のブドウ楽しめる


 春夏秋冬いつでもフルーツ狩りが体験できる新潟市南区の「フルーツランド白根グレープガーデン」は、ブドウ狩りのシーズンを迎えている。
 秋の果物狩りは入園料無料で、開園時間は午前8時から午後6時まで。11月上旬までブドウ狩りを楽しむことができる。ブドウは時期によって品種が変わるが、巨峰やネオマスカットをはじめ、ルビーオクヤマ、バラディーなど30種類以上がある。今年は夏の天候がよく、甘みが一段と増したブドウがたくさん実っている。
 巨峰食べ放題は時間制限なしで、大人(中学生以上)1100円、子ども(4歳以上)800円、3歳以下無料。巨峰1房もぎ取りとブドウ数種類ざる盛り、ジェラート(シングル)が付いた「ブドウ3点セットメニュー」が1100円で。手ごろな価格が好評だ。全天候型なので雨を気にせず滞在でき、ブドウ棚の下では富士山の溶岩で焼くボリューム満点の溶岩焼きバーベキューも楽しむことができる。このほか、うどんやそばなどの軽食も11月上旬まで販売している。おにぎりや弁当の持ち込みも可能なので、公園感覚で一日中楽しむことができる。園内にあるジェラートショップは、とりたての新鮮な果物で作った本格的手作りジェラートを味わうことができ人気を集めている。
 問い合わせは、フルーツランド白根グレープガーデン0120・362・558。
写真=新潟市南区の白根グレープガーデン

インテリア講座を開催 20日「カラーコラボMu」


 インテリアコーディネートなどを行っている上越市富岡のカラーコラボMuは20日、「やみつきカラーセミナー~暮らしの色を楽しむ~」を開催する。参加申し込みを受け付けている。
 テーマは「インテリアコーディネート術」で、玄関やリビング、寝室などのディスプレースペースを、すっきりおしゃれに飾るコツを学ぶ。また、ガラスのコップなどの入れ物に、色違いの砂を詰めて描くサンドグラスアート作り=写真=も行う。
 会場は下門前のワークパル上越で、時間は午後1時30分~3時30分。参加費2500円。申し込みは531・2968。

天候に恵まれ実りの秋


 上越市北方の「岩の原葡萄園」(坂田敏社長)で13日、ブドウの収穫が始まった。青空の下たわわに実ったブドウを、社員ら8人が収穫した。
 同社では約6ヘクタールの畑で6種類のブドウを栽培している。
 今年の収穫は岩の原葡萄園の創始者、川上善兵衛が作り出した白ワイン用のブドウ「レッド・ミルレンニューム」から始まった。レッド・ミルレンニュームの畑は広さ約6アールで収穫作業は13、14日の2日間実施。合計6トンを収穫するという。畑には赤く色付いたブドウがいくつも実っており、社員らは色付きを確認しながら一房ずつはさみで切ってかごへ入れた。
 昨年の同品種から作ったワイン「レッド・ミルレンニューム2011」は国産ワインコンクールで金賞を受賞。また部門最高賞に2年連続で選ばれている。
 同社によると今シーズンは、冬に大雪でブドウ棚が壊れる被害が発生したがブドウの木への被害はなく、春以降はブドウの生育に適した気候に恵まれ、高品質に出来上がったという。
 栽培技師長の建入一夫さん(50)は「ブドウにとって好条件の中、川上善兵衛品種の個性を引き出せるブドウを作りたいと取り組んできて、無事に今日を迎えられた」と収穫の喜びを語った。
 ブドウの収穫は10月下旬まで行われる。
 写真=たわわに実ったレッド・ミルレンニューム

「発酵のまち上越」発信へ本腰


上越市の上越発酵食品研究会(小林元会長)は12日、「発酵のまち上越」として上越市を全国発信する事業計画を発表した。「雪国」「戦国」をキーワードに、地域に受け継がれている発酵食品を広報、企業の新商品開発を支援し、発酵食品といえば上越市と全国に認知されるような地域ブランド化を図り、経済振興や活性化につなげたいとしている。
 同研究会は昨年9月に設立。市内企業やNPOの代表、大学教授ら13人が委員となっている。事務局は市の上越ものづくり振興センター。同研究会は事業への参加企業を募って、新商品開発支援やピーアール活動など企業を下支えする取り組みを展開していく。
 地域ブランド化へのテーマは「雪国、戦国の食を活かす街」。同研究会によると、上越市は発酵に適した気候で、古くから漬け物、酒など高品質の発酵食品が作られてきた。発酵食品は近年、美容、健康に効果があるとして塩こうじの人気が高まるなど注目されていることから、上越市を売り出すツールにできないかと着目。発酵食品を取り入れたまちづくりの先進事例には秋田県横手市があるが、地元の戦国武将・上杉謙信や、全国有数の豪雪地帯という地域特性と結び付けて情報発信することで、他地域の発酵食品と差別化を図っていきたい考えだ。
 本年度は市民や市内企業へ広報し、市内の気運を高める計画。10月は「越後・謙信SAKEまつり」に参加し、上越の発酵食品の展示会を開く。12月は上越教育大学で講演会と討論会を開催。発酵食品を使った弁当の販売も予定している。次年度以降は、交流人口が拡大する北陸新幹線開業に向けて既存商品の磨き上げや、首都圏への売り込み、観光と結びつけた企画などを行なっていく。新会社設立も視野に入れている。
 小林会長は「発酵のまちは上越であると全国、世界へピーアールしていきたい」と話した。
写真=上越発酵食品研究会が支援する新商品開発として、山本味噌醸造場による「味噌だまり」を使ったドレッシング開発会が開かれた。テレビやラジオで活躍する料理研究家・小暮剛さん(左)がドレッシングに合う、上越野菜料理を提案(12日)。

総合体育館 10月1日から全面再開


 4月の暴風で屋根の一部が破損するなどの被害を受けた上越市総合体育館(木田1)は、アリーナなどの復旧工事が今月中に完了することから10月1日、利用を全面再開する。同体育館では利用者の予約を受け付けている。
 市教育委員会体育課によると、再開するのは2階のアリーナと3階の観客席脇のランニングコース、1階のミーティングルームと柔剣道場。被害の無かった卓球場や隣接する上越勤労身体障害者体育館は現在も利用できる。
 4月3日の暴風で同体育館の屋根に設置された防水シートが一部吹き飛ばされ、その後の降雨で雨漏りが発生。アリーナでは天井材が水の重みで落下したほか、床板が反り返るなどの被害が発生した。漏れた水は1階のミーティングルームや柔剣道場にも伝わった。
 そのため市は1億4687万円かけて復旧工事に着手。防水シートの代わりに、学校やビルの屋上に使われるウレタン塗膜を使用し、落下した分の天井材を入れ替えた。またアリーナ床板の全面張り替えなども行った。4月下旬から始まった工事は順調に進んでおり、9月21日に終了する。
 同体育館の指定管理者である上越市体育協会は利用者の予約を受け付けている。問い合わせは525・4119。
 同体育館は1979年10月完成。2011年度は7万6405人が利用した。
写真=復旧工事がほぼ終了した2階のアリーナ。天井

アイスアリーナ リンク作り


 県内のアイスリンクで最も早く営業を開始する上越市下門前のリージョンプラザ上越アイスアリーナで、15日のオープンに向けてリンクの設営作業が進められている。10日は室温約10度の中、担当者がアイスホッケー用のラインを入れる作業を行った。
 アイスアリーナは例年、9月半ばから翌年5月まで営業を行い、夏の間はジャンボプールとして使用される。
 今年のリンク設営作業は、8月19日のジャンボプール営業終了後から始まった。氷点下10度前後の冷却液が流れる管を長さ60メートル、幅30メートルのプールの底全面に敷き詰め、9月5日からその上に水をまいて凍らせている。水撒きは約30分かけて行い、2時間半ほどで凍ると再び散水。作業は営業前日の14日まで夜通しで行われ、散水作業は70回に及ぶという。
 10日はアイスホッケーのラインを入れる作業が行われた。アイスアリーナを管理する会社の社員が、紙テープを氷の上に貼り付けてライン作り。上越教育大学女子アイスホッケー部の部員も作業を手伝った。外は最高気温30度を超える真夏日の一方で室内は10度ほど。総勢7人は長袖、長ズボン姿で作業を進めた。10日時点で氷の厚さは4センチだが、営業開始まで7メートルになるという。
 担当する横山圭一さんは「作業は順調。8か月間も利用できるリンクは近県にないので多くの人に来てほしい」と話している。
 県内のアイスリンクはリージョンプラザ上越と柏崎市の県立アクアパークの2か所。リージョンプラザ上越の方が1か月半ほど早く営業を始め、今シーズンのオープンは15日午前10時。
 問い合わせはリージョンプラザ上越544・2122。
写真=アイスホッケー用のラインとなる紙テープを貼り付ける上越教育大生

松平忠輝と五郎八姫をテーマに今秋学習と講演会


 2014年の高田開府400年に向けて上越市内の主婦らで作る市民団体「松平忠輝公と五郎八姫の会」(日下敏江代表)が、忠輝と五郎八姫の2人を広く知ってもらおうと学習会と講演会をこの秋開く。同会にとっては初の大規模な催しで、現在準備に力を入れている。

初代高田城主の松平忠輝と妻の五郎八姫をテーマにした学習会と講演会が、上越市本町3の雁木通りプラザで開かれる。主催は上越市民15人ほどで組織する団体「松平忠輝公と五郎八姫の会」(日下敏江代表)。市民に2人のことを知ってもらうとともに、関係地域との絆を深めていきたいと開く同会初の大々的な催しで、現在準備に力を入れている。
 忠輝は徳川家康の六男で、直江津地区にあった福島城の城主になり、その後高田城を築城し城主となった。将軍の不信を買って各地へ流され、天和3年(1683年)諏訪(長野県)にて死去した。92歳。忠輝の妻、五郎八姫は伊達政宗の長女。23歳の時に幕府の陰謀で離縁させられ、仙台(宮城県)に身を置き、68歳で亡くなった。キリシタンだったと言われている。
 同会は日下さんを中心に2007年に発足。忠輝と姫の生涯を顕彰する活動をしている。日下さんは福井県出身。夫の転勤で20年ほど前に上越市へ移り住んだ。キリスト教を信仰する日下さんは、上越市に来て偶然目にした冊子でキリシタンだったという姫の存在を知り、足跡を調べ始めた。範囲は上越市のほか宮城県、長野県におよんだ。日下さんは熱心に調査し、各地の歴史家や、忠輝と姫のゆかりの市の市民らと交流を深めた。
 調べた内容をもとに姫の生涯を描いた紙芝居を手作りし、上越市内の介護施設などで上演する活動を開始。やがて五郎八姫の歌を作ってくれる人やその歌を歌ってくれる市民コーラスグループ、活動に協力してくれる市民らが現れ、同会が立ち上がった。
 学習会と講演会は、同会にとって一般市民を対象とした初の大きな催しで、上越市の地域活動支援事業の採択を受け35万9000円の助成を得た。日下さんと交流のある宮城県、長野県の人々も招いている。
 8日、上越市土橋の市民プラザで会議が開かれ、会員8人が出席し当日の段取りなどを確認した。日下さんは「家族も地域の人々も大切にしていた二人の生き方を伝えたい。他県との交流を深めて、よりよいまちづくりを皆でしていければ」と話した。
 学習会は9月30日午後3時から。宮城県仙台市の市民団体が製作した五郎八姫のDVDの視聴、2人の生涯をつづった歌と紙芝居の披露など。入場無料。
 講演会は10月13日午後3時から。講師は五郎八姫についての著書を発行している仙台市の歴史研究家・土生慶子さん。午後4時30分から参加者による意見交換会を開催。忠輝の墓所がある諏訪市貞松院の住職や仙台市の市民団体のメンバーも参加する。入場無料。
 問い合わせは日下代表526・1839。
写真=8日午後、市民プラザで行われた会議。写真中央が日下さん

高田高校2年がイスラエルで科学合宿


 イスラエルのヘブライ大学で開催された「アジアサイエンスキャンプ2012」に参加した県立高田高校理数科2年の高倉隼人さん(16)が6日、同校の学年集会で報告を行った。高倉さんは「国際的な場所に出るにあたって考えさせられた。日本人の良い所を持ちつつ他国の良い所を積極的に吸収していかないといけない」と語った。
 アジアサイエンスキャンプはノーベル賞学者らによる講演やディスカッションセッションなどを通して学生が科学の面白さを体験し、交流を深めるため科学技術振興機構(JST)が毎年アジア各国で行なっている。
 参加者は全国の高校2~3年生などを対象に公募で集められた。成績証明書や、英語と日本語のレポートなどを含む応募書類を送り、書類審査の結果選ばれた。同校は「アメリカでの研修経験もあり、科学面では中学の頃からロボットコンテストなどに出場していた実績が評価されたのではないか」としている。  サイエンスキャンプは8月25日から30日までの日程で、グループでのポスター作成やトップレベルの研究者による講義、エルサレム市街のツアーなどが行われた。高倉さんは中国、インド、トルコなど他国の参加者と食事中や夜も話をして交流を深めたという。将来については「海外の大学院に進学し研究者を目指したい。大勢の前で自分の意見を伝えられるようになりたい」と話した。
写真=英語で活動報告をする高倉さん

4高校連携の起業体験活動のロゴ決定


 上越地域にある4つの県立専門高校が連携し、3年計画で起業体験活動に取り組んでいく事業が本年度スタートした。4校は今後、地元企業と協力して地域の活性化に取り組んだり、4校合同イベントを開くなどの活動をしていく。4日、上越市の上越総合技術高で活動のロゴマークを決める会議が開かれ、同校建築・デザイン科3年の吉田晴佳さん(17)が考案したデザインに決定した。
 4校は上越市の上越総合技術高校、高田農業高校、高田商業高校、糸魚川市の海洋高校。地域社会の発展に貢献する人材育成を目指し、県が実施する「オンリーワンスクール・ステップアップ事業」で連携した活動を展開していく。キャッチフレーズは「高校生だっていいねっか!目指せアントレプレナー(起業家)J─match」で、取り組みを本格的に開始する前に、4校を表す文字「J─match」を用いたロゴマークを作ることになった。
 会議には4校から高校生43人、職員17人が出席。最終選考に残った上越総合技術高校3年生による6作品の中から、投票により吉田さんの作品に決まった。作品は、葉をそれぞれの高校に見立てた四つ葉のクローバーと上越地域の「J」の文字を組み合わせた図案と、J─matchの文字をデザインしたもの。吉田さんは「多くの人に親しまれる事業になってくれたらうれしい」と話していた。
 ロゴマークは3年間使用し、各校が開発した商品などに付けられる。
写真=ロゴマークと考案した吉田晴佳さん

走り高跳びで日本一


 上越市陸上競技協会のジュニア教室「上越はね馬クラブ」に所属する新保伽奈さん(大潟町小6年)が第28回全国小学生陸上競技交流大会(8月24、25日、神奈川・日産スタジアム)の女子走り高跳びで1メートル41の自己ベストをマークして初優勝した。12年連続で同大会に出場している上越はね馬クラブにとっても初の日本一。新保さんは「最高のジャンプだった。とてもうれしい」と喜んでいる。
 女子走り高跳びには各都道府県予選を突破した46人が出場。新保さんは1メートル35まで1回で成功し順調に試技を重ねたが、次の1メートル38では2度失敗。既に他の選手がこの高さをクリアしており、最後の3回目を失敗すると目標の優勝には届かない。「かなり焦ったけど、気合を入れ直して助走のスピードを上げた」。気持ちを切り替えた3回目で超えることができた。
 新保さんを含め3人で臨んだ次の1メートル41。新保さんは1回目こそ手がバーに当たり失敗したが2回目で見事に成功。7月の県大会で出した自己記録を1センチ更新した。他の2人は3回失敗し優勝が決まった。
 4年生の冬に、友達に誘われて上越はね馬クラブで陸上を初めた新保さん。走り高跳びで頭角を現し昨年の県大会では2位に入るなど、着実に結果を残してきた。今年は週1回のはね馬クラブの練習のほか、6月からは校内の陸上クラブでも週3回、汗を流した。
 全国大会初出場で優勝を手にし「優勝だけでなく自己ベストも出せてとてもうれしい。中学でも陸上を続けて全国の上位で活躍したい」と笑顔を見せた。
 上越はね馬クラブは2001年から毎年全国大会に出場しているが、昨年までは3度の準優勝が最高だった。クラブの代表を務める白倉昇・上越市陸協会長は「努力の結果だと思う。新保さんには記録が伸びる余地はまだまだあるので、今後も努力を続けてほしい」と話している。
写真=女子走り高跳びで小学生の日本一に輝いた新保さん

初検査 1等米は85%


 JAえちご上越は4日、2012年産米について初めての品質検査を上越市吉川区の梶検査場所で行った。吉川区の7生産者が持ち込んだ早生品種約60トンのうち、概ね平年並みの85・6%が1等米に格付けされた。同JAは今後収穫するコシヒカリについても「高品質な米を期待したい」と話している。
 検査したのは、8月下旬に収穫した醸造用玄米「五百万石」約48トンと、水稲もち玄米「わたぼうし」約12トン。同JAの農産物検査員5人が、米袋からサンプルを抽出し、色や粒が割れていないかなど注意深く調べた。
 検査の結果、五百万石で約83%、わたぼうしで約95%が1等米に格付けされた。同JAによると、全体的に米粒の太り具合も、見た目も、共に良い出来になっているという。しかし、一部の五百万石で胴割れ、わたぼうしでカメムシによる被害が見られ2等米になったことから、今後の注意を呼び掛けている。
 コシヒカリの稲刈りは、同JA管内では早い所で9月10日ころ始まる予定で、順次品質検査を実施していく。今年の気候は、高温によりコシヒカリの米粒が白く濁る現象が発生し県内の米の品質が下がった2010年に似ていることから、同JAでは品質への影響を心配している。
 同JA管内の2012年産米の総収穫量は5万5200トンの見込み。
写真=1等米に格付けされた醸造用玄米「五百万石」

「メテレ スキー」の記念碑設置


 上越市南新町の市立城西中学校の西側にこのほど、オーストリア・ハンガリー帝国の軍人、レルヒ少佐が日本で初めてスキー指導を行った場所を示す記念碑と案内看板が設置された。同校西側にはかつて旧日本陸軍の雪中演習所があり、101年前に少佐がスキー技術を教えたとされる。3日は少佐の顕彰活動を行うレルヒの会(小堺昭一会長)が見学に訪れた。
 レルヒ少佐は1911年1月12日、演習場で旧日本陸軍の兵士14人にフランス語で「メテレ スキー」(日本語でスキーをはきなさい)と号令をかけた。これが「日本スキーの発祥」とされる。その場所はレルヒの会や地元の測量会社の調査によって、昨年3月までに城西中学校西側と特定された。
 レルヒの会では「日本スキー発祥100周年の記念事業」の締めくくりとして、記念碑と発祥の地を示す看板の設置を計画。会費のほか市の地域活動支援事業を活用して8月下旬に設置した。総額で約60万円という。
 黒御影石で造られた高さ約1・3mの記念碑には「メテレスキーの地」と刻まれている。高さ約1・7m、幅約1・5mの看板には、この地で日本初のスキー指導が行われたことなどが記されているほか、スキー姿のレルヒ少佐の写真もある。
 会員とともに見学した小堺会長は「スキー発祥の地をはっきりと示すことができた。地元の学校や様々な媒体を通じて、ピーアールしていきたい」と話した。
写真=スキー発祥の地を示す記念碑と看板をながめる小堺会長

700年前の狛犬公開


 上越市五智6の居多神社(花ヶ前盛明宮司)で2日、同神社が所蔵する約700年前に造られた市指定文化財「木造狛犬」一対が6年ぶりに一般公開された。多くの人が訪れ、狛犬や合わせて公開された上杉謙信の古文書などを見学しながら長い歴史に思いをはせた。
 同神社所蔵の文化財公開は、同神社新社殿建立やNHK大河ドラマ「天地人」の監修で花ヶ前宮司が多忙を極めたこともあり、2006年5月以来の開催。この間、市民から公開を要望する声も多く寄せられたという。
 同神社には36点の市指定文化財が所蔵され、そのうち公開されたのは6点。中でも狛犬は鎌倉時代後期に造られたとされヒノキ一木造り。高さは40~45cで雌雄一対となっている。雄の頭には角があるなど古い時代の特徴を残している。花ヶ前宮司によると、謙信の跡目争い「御館の乱」で宮司と御神体が避難した際に放置され、神社が復興されるまで約20年、野ざらしになっていたという。
 また謙信が1562年に神社境内での殺生や伐採、鉄砲を禁じた「上杉謙信制札」や、1610年に松平忠輝が神社一帯の土地開発を許可した「松平忠輝居多新町町立・居多神殿・塩浜開発免許状」など古文書5点も公開された。
 このほか花ヶ前宮司の解説も2回行われ、約170人が耳を傾けた。
 飯に住む元高校教師、内藤隆さん(75)は「狛犬は公開される度に見に来ている。700年という長い歴史に面白さを感じる」と話した。
写真=700年前の狛犬を見るため多くの人が訪れた

「熊木建築事務所」 国府3で完成見学会 家族が幸せになる家


 上越市春日野1の熊木建築事務所は、今日2日と8~10日に、国府3地内で住宅完成見学会を開催する。時間は午前10時~午後5時。
 公開されるのは、シンプルながら風や光の通り道、家族のコミュニケーションなどを考え、現在の住まいの不便さを解消した“家族がもっと幸せになるための家”。約40坪の住宅は、リビングから続くウッドデッキなど自然に溶け込んだ造りで、見学会では室内の木の感触や匂い、リビングでゆっくりくつろぐ時間など、その心地良さを体感できる。
 また今回は現場で施主から直接話を聞くことも可能で、家づくりをする上で気付いたこと、問題となったことなど、家づくりに役立つ生きた情報を得ることができる。希望者は問い合わせで。
 「とても良い家ができたので、ぜひ見てください。間取りのイメージ、心地良い空間をお確かめください」と同社。場所は国道8号国府交差点近くの三栄測量隣。見学時は靴下を着用すること。
 問い合わせは同社0120・918・786。詳しくはホームページ(http://kumaki.net)。
写真=公開される、木をふんだんに使った家

やすねビアガーデン 16日まで営業延長 11日から感謝価格の3000円


 上越市仲町2のやすねで、6月から開催している「やすねビアガーデン2012 元気応援 仲町屋台村」が好評につき、16日まで期間を延長した。11日~最終16日の毎日、大人料金が一律で前売り3000円になる。
 屋台があるビアガーデンが特長。串焼き専門店や、から揚げ、鍋物、らーめん、デザートなど10店ほどの屋台があり、ビールなどに合う料理を30種類以上用意する。ドリンクは、生ビールや焼酎、日本酒、ソフトドリンクなど100種類以上をそろえている。営業課長の鈴木俊晃さんは「良心価格と出来たて熱々のお料理で皆様の元気を応援します」と話している。8日には毎年恒例イベント「大抽選会」を実施する。
 8日までの料金は、4~6日は大人前売り3000円、7、8日は同4000円。中高生3000円。小学生2000円。幼児1000円。
 時間、火~土曜は午後6時~9時。日曜、祝日は午後5時30分~8時30分。定休日は、3、9、10日。
 問い合わせ、申し込みは0120・247125。
写真=屋台が並ぶビアガーデン