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発電所のタンク内に絵を描く

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 来年7月の営業運転開始を目指して建設が進む上越市八千浦の中部電力上越火力発電所で27日、地元の市立八千浦小学校の3年生を招いて液化天然ガス(LNG)を貯蔵するタンク内に絵を描いてもらうイベントが行われた。子供たちの思い出となる施設にしてもらいたいと昨年に続いて企画。児童はタンクの底板にペンを走らせ、思い出を心に刻んだ。
 同発電所には外径85メートルで高さ54メートルのLNGタンクが3基設置される計画で、3基とも最大18万キロリットルを貯蔵。既に完成しているナンバー1タンクには今月8日に入港したタンカーからLNGが注入されており、現在は残り2基の建設が進んでいる。
 LNGタンクに絵を描いてもらうイベントは昨年、初めて実施。タンクの内部工事がほぼ完了し、内部に通じる工事口がふさがる前に地元の児童に思い出にしてもらおうと企画された。招かれた八千浦小の当時3年生がナンバー2タンクの内部底面に絵を描いた。
 同発電所は今年も同小学校から3年生34人を招待。ナンバー3タンクに入った児童はサッカーボールや動物などを描き、自分の名前を添えた。同発電所によると、絵やメッセージは計画上の耐用年数となる50年を経過しても残るという。
 同小の久保田百華さんは「タンクに入ってみてとても広いと思った。震災があったのでがんばろう日本と書いた。ずっと残ってほしい」と話した。
 同発電所は来年夏の営業運転開始に向けて準備が進む。今月26日には当初の予定より早く、1号系列のガスタービン1機がテ試運転に入った。12月には発電の試運転に入る予定となっている。
写真=タンクの底板に思い思いの絵を描く八千浦小3年生