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大和ビル 本格的な解体作業開始

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 昨年4月閉店の大和上越店(上越市本町4)が入居していたビルの本格的な解体作業工事が24日、始まった。この日は関係者が現場に集まって工事の安全祈願祭が行われた。解体作業は来年3月までに終わる見込みでその後平屋の商業施設が建設される予定。新しい商業施設は同年10月下旬のオープンとなっている。
 ビルは1975年7月の大和上越店オープンに合わせて建設された。地上6階、地下1階で大和のほか様々な商業テナントが入居していた。昨年春の大和閉店後も1階がイベントで利用された。
 工事の事業主体はビルを所有するイレブンビル(小倉潔社長)。既に今月上旬からビル内部のアスベスト除去作業が始まっている。内装品の撤去後、11月下旬に隣接する駐車場から解体され、12月上旬にはビル本体の解体に着手。作業は来年3月までに終了する見込み。
 安全祈願祭には小倉社長ら関係者や解体工事の担当者ら13人が出席。長年市民に親しまれたビルへの感謝と、工事の無事を祈った。
 解体後の跡地には来年10月下旬オープンをめどに平屋の商業施設を建設する計画が進められている。施設内は日用品を販売する店をキーテナントにして、飲食店や地域の特産品を販売する店などを配置する計画で計6、7店舗を予定している。観光案内所も設置される見込み。年内にテナントを決定する計画だ。
 現存するビルと新しい商業施設の整備を合わせた事業費は約6億2200万円を見込んでいる。国の認定を受けた高田地区中心市街地活性化基本計画に盛り込まれているため、事業費のうち、約3億3500万円が国や市からの補助金でまかなわれる見通し。
 小倉社長は「これまでのビルにはありがとうという気持ち。次の商業施設も35~40年と市民に愛されるようにしていきたい」と話した。
写真=工事の無事を祈る小倉社長(中央)