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煙モクモク?不思議な木

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 上越市西城1の岩澤鏡三さん(87)宅で、煙のようなふわりとしたとした独特の花が特徴のスモークツリーが満開になり、近所で「初めて見た」、「不思議な花」と評判になっている。地域の植物に詳しい上越植物友の会の小川清隆会長(81)は「上越では見掛けることが少ない木で、珍しい」と話している。
 スモークツリーは、ウルシ科で中国中部やヒマラヤなどが原産。3ミリほどの花が散った後に毛が糸のように伸びて煙のように見え、ケムリノキ、カスミノキなどとも呼ばれている。
 岩澤さん宅では20年ほど前に約30センチに育った苗の鉢植えを購入。7、8年前に鉢から庭に植え替えたところぐんぐん成長し、5年ほど前から6月中旬に花を咲かせるようになった。
 現在の木の高さは約5メートル。今年は例年より早く6月初旬に開花した。今月いっぱいは楽しめるという。
 「珍しい名前にひかれて買った木で、どんな花が咲くのかちょっと想像もできなかった」と妻の富美子さん(82)。「ふわふわして夢を見ているような花。これからも大切に育てていきたい」と話していた。
 小川会長は、一説では、スモークツリーから天皇の位を象徴する衣の染料が採れたといい、「日本にはかなり昔に入ってきたのではないか」と推測している。
写真=煙のようにふわふわした花が満開になっている(24日)