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福島県にヒマワリの種贈る

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 学校の花として育てているヒマワリを、東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所で被災した人たちの復興のシンボルにしてもらおうと上越市立春日中学校(佐藤賢治校長、生徒563人)の生徒会が17日、ヒマワリの種を福島県で活動する団体に贈った。
 ヒマワリを咲かせる計画は、地震や津波、原発による風評被害に苦しむ福島県須賀川市の復興のシンボルになればと、趣旨に賛同した有志が「ふくしまシードプロジェクト」として全国に呼び掛けて実施している。プロジェクトに協力する企業から話を受け、生徒会が「春日中が作ったヒマワリの種が震災復興の役に立てば」と、昨年、一昨年に収穫した約5キロの種を寄贈することを決めた。
 同校は2年前からジャンボヒマワリを敷地内に植えている。採った種は卒業生に配るなどしており、学校の花として生徒に親しまれている。今年は生徒らが280本以上のヒマワリを育てており、8月上旬に花を咲かせるという。
 同日は、生徒会の役員3人が協力企業であるジブラルタ生命保険の島田三男・高田支部長に箱に入った種を託した。種は、震災によるダム決壊や原発事故で作付けが断念された農地に作られる、二つのひまわり園(約20ヘクタール)を作るために植えられる。
 生徒会長の3年、久間美晴さんは「元気な春日中の生徒に負けないくらい元気な花を咲かせてもらい福島の人に元気になってもらえれば」と話していた。
写真=ヒマワリの種5キロを関係者に託す生徒