上越よみうりは読売新聞に無料で折り込まれる日刊紙です。旧上越市を中心に政治・経済・サークル活動・スポーツ・イベント等、身近な話題を取材報道している市民新聞です。

2011年6月アーカイブ

一般公開が7月2日「下割遺跡」

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 上越市米岡の下割遺跡で、室町時代のものとみられる大規模な道路跡や、高田藩の家老、小栗美作が1675年(江戸時代)に作った中江用水の造成初期の様子がうかがえる用水の支流跡などが見付かり29日、報道関係者に公開された。一般公開が7月2日に現地で行われる。
 同遺跡は上越三和道路建設に伴う調査で2002年度から発掘が行われており、本年度は第6次調査として約2800平方mを4月から発掘してきた。室町時代の大規模な道路跡のほか、中世から近世、近代、現代に至る用水跡などが見付かり、時代と共に移り変わる用水路の変遷がうかがえる。
 このうち道路跡は、14~15世紀前半のもので側溝を含め幅7・5~9m、路面の幅は約4m、延長約40m。昨年度の調査でも同規模の道路が発見され、1597年作成の絵図と照らし上杉謙信も利用した当時の「松之山街道」ではないか、と推測された。しかし、絵図に描かれた街道が春日山方面に向かい南側に延びているのに対し、今回発見された道路は南側に大きくカーブしている。発掘する県埋蔵文化財調査団事業団調査課の高橋保雄・課長代理は「非常に規模の大きい道路だが、絵図にある街道からはルートが外れており、松之山街道がどうかは今後検討の必要がある」と話す。
 また見付かった用水跡の一部は、遺跡から約100m西側に現在の中江用水4号線が流れていることや、1895年の土地更正図に描かれていないことから江戸時代の中江用水と推定。跡は幅2~3・5m、深さ50cm、長さ70mで、土留めの杭や水位を高くするための堰も残っており、同事業団は「状況から支流ではあるが、中江用水が完成した初期のころのものの可能性が高い」としている。
 同遺跡は2002年度から発掘が行われており、これまでの調査で13世紀後半~14世紀の集落跡を中心に水田跡なども発見されており、今回の道路と用水跡の発見により「14~15世紀の中世の村の景観がある程度見えてきた。村の実際の姿が見えてくる例は珍しい」と高橋さんは話している。
 一般公開は午前10時~午後2時。調査員による解説や、珠洲焼などの出土品も見学できる。場所は市立諏訪小学校近く。
写真=室町時代のものとみられる大規模な道路状の遺構

ザリガニ釣りに挑戦

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 上越市立直江津南小学校の2年生45人が28日、同市石橋の小川でザリガニ釣りを行った。同町内会(細谷雄一会長)の協力を得て挑戦。釣り上げるとハサミを怖がりながら、ザリガニを持ち上げていた。
 ザリガニ釣りは同校2年生の生活科の一環で毎年行われており、児童は路線バスや徒歩でこの小川にやってくる。
 児童は同町内の住民や保護者から教わりながらスルメイカや、ちくわを付けたさおを垂らした。細谷会長によると、前夜の雨で川の流れが速く、ザリガニ釣りにはやや悪条件。それでも児童は次々とザリガニを釣り上げ、ハサミに気をつけながら身体を持ち上げ喜んでいた。
 水澤花菜さん(7)は「ザリガニ釣りは初めて。ザリガニは可愛いかなと思ったけど、持ってみるとハサミがあって強そうだった」と話していた。
 細谷会長は「ザリガニ釣りから地元の川に関心を持ってほしい」と語った。
写真=*釣ったザリガニに注目する児童

風船で絆を深めよう

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 上越市立直江津小学校(163人、吉越勉校長)で27日、人の絆をテーマとした人権教室が行われた。全校児童はいじめなどについて自分の意見を発表し他人を思いやる大切さを学んだ。最後にあいさつの標語などを書いたメッセージカード付きの風船を飛ばした。
 今月は、いじめや不登校などの未然防止を目的としている「深めよう 絆 県民運動」の強調月間。創立140周年の同校は、強調月間を機会に人権について児童に考えてもらおうと、記念事業として上越人権擁護委員協議会(中澤洋子会長)の協力で人権教室を開催した。
 児童は低、中、高学年に分かれて活動。同協議会のメンバーは低学年には寸劇式で、中学年には詩で、高学年には物語を通して、いじめや仲間外れの撲滅を説いた。高学年の児童は「いじめられる人の身になって行動する」低学年は「みんなで仲良くする」などと自分なりの意見を発表した。
 最後に全校児童はグラウンドに出て「あいさつすると自分も相手も気持ちいい」「あいさつは心のドアを開けるカギ」などと児童自身が書いたメッセージカード付きの風船を飛ばした。
 3年の五十嵐茉結さん(8)は「人の悪口を言わないように仲良くすることが大切」と話した。
 同協議会の中澤会長は「大人になっても友達や人の心を大切にしてほしい」と語った。
写真=グラウンドで風船を飛ばす直江津小児童

煙モクモク?不思議な木

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 上越市西城1の岩澤鏡三さん(87)宅で、煙のようなふわりとしたとした独特の花が特徴のスモークツリーが満開になり、近所で「初めて見た」、「不思議な花」と評判になっている。地域の植物に詳しい上越植物友の会の小川清隆会長(81)は「上越では見掛けることが少ない木で、珍しい」と話している。
 スモークツリーは、ウルシ科で中国中部やヒマラヤなどが原産。3ミリほどの花が散った後に毛が糸のように伸びて煙のように見え、ケムリノキ、カスミノキなどとも呼ばれている。
 岩澤さん宅では20年ほど前に約30センチに育った苗の鉢植えを購入。7、8年前に鉢から庭に植え替えたところぐんぐん成長し、5年ほど前から6月中旬に花を咲かせるようになった。
 現在の木の高さは約5メートル。今年は例年より早く6月初旬に開花した。今月いっぱいは楽しめるという。
 「珍しい名前にひかれて買った木で、どんな花が咲くのかちょっと想像もできなかった」と妻の富美子さん(82)。「ふわふわして夢を見ているような花。これからも大切に育てていきたい」と話していた。
 小川会長は、一説では、スモークツリーから天皇の位を象徴する衣の染料が採れたといい、「日本にはかなり昔に入ってきたのではないか」と推測している。
写真=煙のようにふわふわした花が満開になっている(24日)

生ビールが200円「あるま」

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 上越市本町3のレトロ調で大正、昭和時代を思わせる落ち着いた雰囲気の「一杯処 あるま」では、来月27日まで、生ビールを一杯200円で提供している。時間は午後5~7時までに限る。
 毎年好評の感謝を込めた企画で同店は、「生ビールが美味しい季節に早い時間から一杯どうぞ」とピーアールしている。このほか同店では、人気の「上州もつ煮(500円)」や旬な素材を使った一品料理も豊富に用意する。
 現在同店では、「3時間飲み放題4200円料理7品付き」の予約も受け付中だ。
 営業時間は午後5時~11時まで。水曜定休。問い合わせは同店526・8745。
写真=:店内は、大正、昭和時代を思わせる雰囲気

さくらんぼシャーベット発売「nina(ニーナ)」

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 旬の素材を生かした濃厚な味わいのアイスが人気の「板倉ジェラート ニーナ」。このほど、佐藤錦を使った「さくらんぼシャーベット」の販売を始めた。
 サクランボは、山形産の佐藤錦を使用しており、濃厚で果肉感も程良く感じられる味わい。化学調味料は一切使っておらず、サクランボの旬である7月中旬まで楽しめるという。
 同店のジェラートは100種類以上あり、その中からその時期の素材を使って毎日15~20種類を提供。コシヒカリ玄米を焙煎した「板倉ゑしん米コシヒカリ」などのほか、7月上旬までは津南町のアスパラ、7月中旬~9月中旬は大潟区の枝豆も提供する。
 価格は、スモール230円、シングル280円、ダブル360円、トリプル400円。持ち帰りやギフトもある。
 店は県道新井柿崎線沿い板倉区総合事務所前。午前11時~午後5時、土日祝は午前10時~午後6時。火曜・冬季休業。電話0255・78・5246。
写真=いま旬のさくらんぼとアスパラを使ったダブル

たにはま海水浴場海開き

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 上越市内4か所の海水浴場のトップを切って26日、たにはま海水浴場で海開きが行われ、関係者がシーズン中の盛況と無事故を祈願した。悪天候にも関わらず、関係者や地元住民約100人が集まり樽みこしなどで盛り上げた。
 県の調査によると、同海水浴場の水質は、ほかの市内3か所の海水浴場と同様、最高ランクの「AA」。谷浜観光協会では猛暑だった昨年の30万4660人を大幅に上回る50万人を目標にしている。また「遠浅の海」を目指して昨冬、関川河口付近から約1万2000立方mの砂を運んで海に入れたという。
 この日は雨が降るあいにくの天候。浜茶屋の中で関係者による神事が執り行われた。谷浜観光協会の田中弘邦会長は「東日本大震災の影響で様々な問題が山積しているが、今年は50万人に届きたい」とあいさつした。
 その後、地元の市立潮陵中の男子生徒8人が浜辺で樽みこしを担いだ。このほか市立谷浜小の5、6年生が金管楽器を演奏。地元住民がかに汁を作って参加者に振る舞った。
 悪天候にも関わらず、地元の子供たちは波打ち際で遊んでいた。谷浜小4年の大野貴広君(8)は「今日の海は冷たい。天気が良ければ毎日泳ぎたい」と話していた。
写真=海岸で樽みこしを担ぐ潮陵中の男子生徒

瞽女(ごぜ)唄芝居のオーディション

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 上越市市制施行40周年を記念し、11月に上演される市民創作劇「高田瞽女(ごぜ)唄芝居─瞽女を待つ山里」の配役を決める1回目のオーディションが25日、新光町1の上越文化会館で行われた。10代から60代までの6人が挑み、特技を披露するなどして自己ピーアールした。
 オーディションは出演の合否を決めるものではなく、応募者の性格や個性などを見て役を決めていこうと実施した。劇の脚本を担当する渡邉浩一さん(NPO法人素人芝居大浦安代表)や、出演する三味線奏者の小竹勇生山(ゆうざん)ら7人が選定委員を務めた。
 挑んだのは、上越、妙高市に住む小学生や会社員、主婦ら11歳~67歳の男女。演劇は部活で経験した人もいれば、全く経験がない人もいるなど、さまざま。応募者は緊張した面持ちで、自己紹介やセリフの朗読などをした。自己ピーアールでは、応援団で活動した経験を生かし、大きく伸びやかな声で40周年を迎えた上越市と上越文化会館へエールを送った人もいた。杉田純子さん(13)は「緊張して足が震えた。高田瞽女についてしっかりと後世に伝えていきたいので、全力で演技をしたい」と意気込みを語った。
 劇は、時代設定は昭和初期。高田瞽女が訪れた瞽女宿が舞台で、高田瞽女と村人との強いきずなや人間模様を描いていく。現在、劇の出演者とスタッフを追加募集中。2回目のオーディションは7月23日の予定。問い合せ同会館522・8800。
写真=選定委員の前で自己ピーアールをする応募者

入浴付き宴会プラン開始「上越の湯」

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上越市富岡の「天然温泉 上越の湯」は7月1日から飲み放題付きの宴会プランを実施する。プランでは地場産食材を使った料理と飲み放題が楽しめるほか、入浴料も含まれているので、慰労会や納涼会、親しい仲間での集会、同窓会などにぴったりだ。期間は7月1日~31日。
 宴会プランは料理、飲み放題、入浴をセットにしたもので、一人4500円(利用は6人以上)。厳選した食材による料理数品にデザート付き。飲み放題は2時間で、瓶ビールやサワー、焼酎、ソフトドリンクから選べる。また、月~木曜日に来店しフロントで宴会予約をすると、一人あたり2枚の入浴引換券が宴会参加人数分もらえる「来店予約特典」を設けている。金~日曜日の来店予約および、電話での予約は1枚となる。
 上越の湯の「焼肉処きらく」でも同期間、飲み放題プランを実施する。食事料金プラス1050円で飲み放題90分が付く。飲み物は発泡酒、サワー、焼酎、ソフトドリンク。メニューは頸城牛のカルビ930円、特上カルビ1980円など。
 上越の湯は今年2月に再オープンした。入浴料金はタオルを持参すれば600円(土日祝日700円)。24時間営業。無休。電話526・1126。
写真=「天然温泉 上越の湯」外観

グリーンカーテンで節電PR

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 東日本大震災の影響で節電が呼び掛けられる中、節電への協力と被災地の復興支援に役立てようと上越市立直江津小学校の5年生が23日、募金を呼び掛けながら自分たちで栽培したグリーンカーテン用の苗を朝市で買い物客に配布した。
 同学年29人は「今、わたしたちにできること」をテーマに、総合的な学習の時間で直江津地区のまちについて学習している。大震災の影響で電力不足が問題となる中、テレビなどの報道を見た児童は、多くの人に節電や省エネについて知ってもらおうと、まちの美化にもつながるグリーンカーテン用の苗を配布することを決定。6日にアサガオやフウセンカズラなど約300本の種まきを行った。
 23日は、募金箱とチラシを手にした児童が「グリーンカーテンを作ることができます」、「協力よろしくお願いします」と買い物客に呼び掛けると、主婦らが募金箱に硬貨を入れ苗を受け取りながら「自宅の窓際に植えるね」などと話していた。
 児童の井口幸太君は「被害にあった人たちのために役立ちながら、節電に協力することができれば。自分たちで育てた苗が大きく育ってほしい」と話していた。
 写真=募金と節電への協力を呼び掛けながら苗を配る児童

街頭キャンペーン実施

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 薬物乱用防止を訴えようと上越保健所などが22日、上越市富岡のジャスコ上越店・アコーレで街頭キャンペーンを行った。
 県が20日~7月19日までの期間に毎年実施している薬物乱用防止「ダメ。ゼッタイ」普及運動の一環。県内の昨年の覚せい剤事犯の検挙者は77人で前年比15人減、大麻事犯が20人で同2人減と、前年より減少しているが、大麻事犯の約60%が20代の若者で依然として深刻な状況が続いている。
 この日は上越保健所管内の薬物乱用防止指導員や薬剤師会、ライオンズクラブなどの29人が出入り口や店内のセントラルコートでリーフレットとティッシュを配って、麻薬や覚せい剤の乱用防止を呼び掛けた。
写真=ジャスコ上越店で薬物乱用防止のリーフレットを配布

夏の主役!イルカ到着

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 上越市立水族博物館が毎年夏に行う催し「イルカショー」に出演するバンドウイルカ2頭が21日午後、静岡県沼津市の伊豆・三津シーパラダイスから到着した。やってきたのは昨夏に引き続き、メスの「アイ」と「エツ」。2頭は7月16日に始まるショーで、1年前から成長した姿を見せてくれそうだ。
 2頭は昨年の同館のイルカショーでショーデビューした。アイ、エツの愛称は上越市民らの公募で決まった。沼津では、トレーニングや展示用水槽の中を泳ぐことが中心で、ショー出演は昨夏以来だ。
 アイは体長が265センチで体重が211・5キロ。昨年よりも体重が約10キロ増えた。一方のエツは体長が258センチ、体重は180・5キロ。1年前より体長が4センチ伸び、体重は7・5キロ増えた。
 2頭ともこの約1年の間に練習を積み、従来のジャンプや宙返りのほか、水面から飛び上がって、横向きで着水し水しぶきをあげるブリーチング(スプラッシュ)ジャンプをできるようになった。
 2頭はこの日、沼津から7時間半かけて上越にやってきた。水族博物館のマリンスタジアムのプールに入れられると、長旅の疲れを見せず泳ぎ回り、おいしそうに餌の魚を食べていた。
 ショーを担当する伊豆・三津シーパラダイスの唐澤勇さん(36)は「昨年に引き続いて元気いっぱいの様子を見てほしい」と話した。
 イルカショーは7月16日~8月21日。期間中は毎日5回行われる。
写真=伊豆からやってきた2頭のバンドウイルカの「アイ」と「エツ」

小中高の教科書展示

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 上越市内の中学校で来年度、使用される教科書などを紹介する展示会が下門前の教育プラザ2階で開かれている。中学校は新学習指導要領に基づいて、現行の教科書と比べて全教科の平均ページ数が25%増。このほか現在使用の小学校の教科書と来年度から使用される高校の教科書も展示されている。誰でも自由に見ることができ、30日まで開催されている。
 主催の上越教科書センターによると、来年度使用の中学校の教科書は、「ゆとり」への反省から内容を充実させた新学習指導要領に基づいており、本年度使用の小学校教科書に続いて大幅なページ増となった。特に理科は45%増、数学は33%増となっている。市教委では2年前から移行期間として徐々に授業時間や指導内容を増やすなど対応しているが、同センターの村山信一館長は「家庭学習の時間を増やしてほしいし、保護者もその環境を整えてほしい」と話している。
 展示会では、来年度から使用される高校の数学と理科の教科書や、本年度の小学校の教科書なども紹介。計498冊を展示している。
 時間は午前9時30分~午後6時。土、日曜は閉館。
写真=平均ページ数が25%増えた中学校教科書など

仙台から政宗が見参!

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 宮城県仙台市から伊達政宗の「奥州・仙台おもてなし集団伊達武将隊」が19日、上越市の春日山城跡を訪れた。上杉謙信率いる上杉おもてなし武将隊と演舞を共演。上越の発展と震災復興を願い、集まった約300人の市民や観光客らと共に勝どきを上げた。
 伊達武将隊は震災の影響で打撃を受けている宮城県の観光ピーアールのため17日から本県でキャンペーンを実施。キャンペーンと武将隊の交流を兼ねて政宗、伊達成実、片倉小十郎らにふんする武者姿の5人が今回初めて上越を訪れた。政宗の娘、五郎八姫は高田城を築城した松平忠輝の妻で上越市とはゆかりがある。
 両武将隊の演舞は春日山神社の境内で行われ、上杉武将隊が持ち前の軽妙さとチャンバラ同好会「軒猿衆」も加わっての迫力の演舞を披露すると、伊達武将隊はストーリー仕立ての端正な演武で観客を魅了。政宗役が、400年前の築城当時からの石垣が崩れたことなどに触れながら「多大な被害を被ったが全国からの支援で復興への力をもらった。上杉武将隊と手を取り合い、東北の元気な姿を伝えるのじゃ。仙台城で待っている」とメッセージを送ると、観客から大きな拍手が送られた。
 謙信ファンで友人と春日山城跡に来たという東京都稲城市の和田朋子さん(32)は「まさか伊達武将隊に会えると思わずびっくり。上杉も伊達も大好きなのでとてもうれしい。素敵だった」と大喜びだった。
 仙台市観光交流課の小関達也さんは「東北、地域の元気のために二つの武将隊が交流を盛り上げてくれれば。今後、上杉武将隊も仙台に来ていただけるよう考えたい」と話していた。
写真=伊達武将隊と上杉武将隊が交流した(春日山神社境内)

アウトドア「ウエスト上越店」オープン

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 上越地域最大の総合アウトドア専門店として10日にオープンした「アウトドアライフストア ウエスト上越店」。充実した品ぞろえで、大自然を楽しむさまざまな遊びを提案していく。
 同店ではほぼすべてのアウトドアブランドを扱っており、キャンプ用品を中心に、キャンプ時に楽しめるバーベキュー、トレッキング、フライフィッシング、カヌー用品など、2階建ての店内に約4万アイテムをそろえる。各部門には専門スタッフを配置し、商品だけでなく楽しみ方のアドバイスも行っている。
 店では家族全員に楽しんでもらえるよう、クライミングができるキッズゾーンや、休憩、ダッチオーブン講習会などができる多目的スペース、授乳室、シャワールームなども完備。バリアフリー仕様でエレベーターもあり、車いすでも安心して買い物が楽しめる。
 「海も山も近いので、店でそれぞれの遊び方を見つけていただければ」と同店。「地域に合った品ぞろえにしていくため要望はどんどんお伝えください」と話している。
 上越市富岡。営業時間は月~土曜が午前11時~午後8時、日祝は午前10時~午後7時。火曜定休。電話527・5080。
写真=*キャンプ用品を中心に約4万アイテムが並ぶ店内

9月10日までフェア開催中「割烹あづまや」

 上越市北本町3の「割烹あづまや」は「生ビールフェア」を9月10日まで開催している。毎年好評を得ている企画で、手ごろな価格で存分に料理や酒を堪能できる。
 2時間飲み放題プランはすべて込みで5000円。お造り、酢の物またはサラダ、揚げ物または焼き魚、お通し、夏野菜の蒸し物、洋皿、冷やしそばまたは冷やしうどんの料理7品でボリュームたっぷり。飲み物は生ビール、日本酒、チューハイ、ワイン、ソフトドリンクなどが飲み放題となる。
 料理堪能プランもあり、料理7品(2500円)、料理9品(3500円)、料理11品(4500円)の3コース。いずれも元鮮魚店ならではの新鮮な素材を使った手作り料理を提供している。「ご法要プランもお得な料金で承っておりますので、お早めのご予約をお待ちしております」と同店では話している。
 店内には和室のほか、いす席、テーブル席あり。少人数でもマイクロバス送迎がある。
 問い合わせは523・2969。

福島県にヒマワリの種贈る

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 学校の花として育てているヒマワリを、東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所で被災した人たちの復興のシンボルにしてもらおうと上越市立春日中学校(佐藤賢治校長、生徒563人)の生徒会が17日、ヒマワリの種を福島県で活動する団体に贈った。
 ヒマワリを咲かせる計画は、地震や津波、原発による風評被害に苦しむ福島県須賀川市の復興のシンボルになればと、趣旨に賛同した有志が「ふくしまシードプロジェクト」として全国に呼び掛けて実施している。プロジェクトに協力する企業から話を受け、生徒会が「春日中が作ったヒマワリの種が震災復興の役に立てば」と、昨年、一昨年に収穫した約5キロの種を寄贈することを決めた。
 同校は2年前からジャンボヒマワリを敷地内に植えている。採った種は卒業生に配るなどしており、学校の花として生徒に親しまれている。今年は生徒らが280本以上のヒマワリを育てており、8月上旬に花を咲かせるという。
 同日は、生徒会の役員3人が協力企業であるジブラルタ生命保険の島田三男・高田支部長に箱に入った種を託した。種は、震災によるダム決壊や原発事故で作付けが断念された農地に作られる、二つのひまわり園(約20ヘクタール)を作るために植えられる。
 生徒会長の3年、久間美晴さんは「元気な春日中の生徒に負けないくらい元気な花を咲かせてもらい福島の人に元気になってもらえれば」と話していた。
写真=ヒマワリの種5キロを関係者に託す生徒

ヤギとヒツジで除草試験

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 国土交通省高田河川国道事務所(小山浩徳所長)は16日、上越市内を流れる関川の今池橋左岸で、ヤギやヒツジによる本年度の除草試験を開始した。この取り組みは県立高田農業高校の協力を得て昨年に続いて実施。今年は期間や対象面積を広げて行われる。
 除草試験は公共事業削減の中、河川整備のコスト削減に期待されている。また近くの高田農高で飼っているヤギとヒツジを利用することで、高校生は生態系などを調べる。
 昨年は夏と秋に実施。夏は口蹄疫問題のため実働1日で終了した。秋はヤギ3頭とヒツジ2頭で堤防の30メートル×15メートルの柵の中で10日間行われ、機械除草と同じぐらいの効果があったという。
 今年はヤギとヒツジ各3頭で実施。堤防のほか河川敷も加えて24メートル四方の電気柵を二つ設置。ヒツジとヤギを分けて1日6時間柵の中に入れ、草を食べた量などを調べる。試験期間は来月1日まで約2週間となっている。
 この日はヤギとヒツジを「臨時職員」として迎える入所式が行われた。小山所長は「公共事業のコスト削減だけでなく、高校生の学習や小学生の総合学習などにつながってほしい」とあいさつ。ヤギとヒツジは早速柵の中に放たれた。
 高田農高の生物資源科畜産科学コースの3年、佐藤汐美さん(18)は「育てたヤギやヒツジが有効利用されるのはうれしい。河川の環境や動物の生態系の勉強になればいい」と話した。
写真=関川の除草を目的に「臨時職員」に任命されたヤギとヒツジ

県展上越展が開幕

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 第66回県美術展覧会(県、上越市など主催)の上越展が15日、上越市教育プラザ体育館を会場に開幕した。最高賞の県展賞をはじめ7部門の入賞作品と上越地域を中心に入選者の作品、計416点を展示している。会期は21日まで。
 県展は1945年からほぼ毎年開催されている。今年は日本画、洋画、版画、彫刻、工芸、書道、写真の7部門に3004人、4289作品の応募があり、そのうち入賞、入選したのは1076点。上越市内から県展賞は選ばれなかったが、書道部門の奨励賞に大貫の小野塚典祥(本名、典子)さん(67)が選出された。
 初日は開場式と上越地域の入賞、入選者の表彰式が行われた。6度目の挑戦で初の奨励賞に輝いた小野塚さんは「勉強のために応募した。受賞して身も心も重いが、評価していただいたことを今後の励みにしたい」と話した。
 その後、関係者によるテープカットが行われ、次々と市民が会場を訪れ作品を鑑賞していた。
 開場時間は午前9時~午後5時。会期中は無休。入場料は一般450円で大学生以下は無料。
 期間中、各部門の専門家が作品を解説する作品鑑賞会も行われる。また18、19日はJR直江津駅前とJR高田駅前から無料シャトルバスが運行される。
写真=416点作品が展示されている県展上越展(教育プラザ)

長野市と上越火力間で通電

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 中部電力上越火力発電所(上越市八千浦)と長野県側の変電所を結ぶ送電線が完成して長野側からの通電が始まったことを受けて、電気を受け入れる「受電式」が14日、同発電所で行われた。関係者が出席して今後の試運転や工事の安全などを祈願した。
 完成した送電線は長野市豊野の新北信変電所から同発電所まで62・7キロ。その間に建つ鉄塔は124基で電圧は27万5000ボルト。同発電所で発電した電力を長野県などの中部電力管内に送ることが目的だが、稼働までは長野県側から同発電所の事務所や工事現場などに電力が送られる。
 これまで同発電所の建設現場などでは東北電力から50ヘルツの電力を購入していたが、通電により中部電力の60ヘルツの電力を使用する。
 送電線が完成した8日から通電を開始しており、この日はあらためて受電式を実施。中部電力の社員や施工メーカーの担当者ら約90人が出席して神事などが執り行われた。「受電の儀」では中部電力の伴鋼造・火力部長らが長野から電気を受け入れる操作を行うと、出席者が拍手で祝った。
 上越火力発電所は中部電力にとって初めての供給エリア外の大規模電源。LNG(液化天然ガス)で発電し、来年7月には1号系列(出力119万キロワット)の一部が運転開始の予定。先立って今年10月上旬にはLNG船の初入港が予定されており、年内には試運転が予定されている。
 中部電力上越火力建設事務所の小島久幸所長は「60ヘルツの自社電源の受け入れを開始したことで今後は試運転が本格化する。引き続き無事故、無災害を継続して工程通り工事を進めたい」とコメントした。
写真=電気を受け入れる操作を行う中部電力の伴火力部長

小学校でプール開き

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上越市立直江津南小学校(山下優子校長、自動317人)は13日、プール開きを行った。同日は気温25度を超える夏日となり、青空の下、児童が冷たい水の感触に歓声を上げた。
 児童のトップを切ってプール授業が始まったのは4年生54人。午前8時30分の時点で気温、水温とも23度で、同校による例年より温度が高めの水泳授業初日となった。
 プールサイドに集まった児童は「お願いします」とプールに頭を下げ、体に水を掛けると「冷たい」、「気持ちいい」と歓声。バタ足などの基礎を練習し、水しぶきを上げながら水の中で存分に体を動かしていた。
 水泳の授業が好きという児童の黒田瑛生君は「ちょっと冷たかったけど楽しかった。今年は25mくらい泳げるようになりたい」と話していた。
 同校では今後各学年で順次プール授業を始める。児童は学年や各自の目標達成を目指して7月下旬まで水泳に取り組む。
写真=晴天の下、水しぶきを上げて水の感触を楽しむ児童

美容室でリンパ体験「ラファエル」

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「リンパ&よもぎ蒸しサロン ラファエル」(上越市寺町1)は毎週水、木曜に市内の美容室で「お試しリンパマッサージ」を実施。パーマやカラーリングなどの待ち時間を有効利用して、美しさが高められると人気となっている。
 リンパマッサージは、体の老廃物を運び出す役割のリンパ管やリンパ節に、特殊なジェルを塗ってマッサージする。自律神経の働きを正常にし、免疫力と自然治癒力を高めるるほか、美肌美白の美容効果や腰痛、更年期障害の改善効果もあるという。お試しマッサージは本町3の美容室「リシア」で実施しており、10分525円。
 通常のメニューの「リンパマッサージ」(30分~、3000円~)と、「よもぎ蒸し」(30分、2500円)がある。いずれのコースも自宅などへの出張施術も受け付ける。
 同美容室での受け付けは、午前9時~午後5時30分。要予約。問い合わせラファエル522・6780か、リシア本町店526・1765。
写真=肩こりにも効果があるというリンパマッサージ

新潟・庄内宿泊プラン受付中「日本旅行」

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 日本旅行上越支店は、新潟県内と山形県庄内地方の温泉地での宿泊プランを販売している。疲れた体を温泉で癒やしながら、宿自慢の料理を堪能できる。
 宿泊のみのプランで、瀬波、月岡、弥彦、湯沢、鵜の浜、妙高、佐渡相川温泉などのほか、庄内温海、湯野浜温泉など全72施設が対象となる。
 料金例として、バリエーション豊かな風呂が楽しめる越後湯沢温泉「ホテル双葉」に宿泊の場合、1泊2食付きで大人1人1万1200円から、子供5500円から。露天、ジャグジーなどさまざまな温泉が楽しめる「湯沢グランドホテル」宿泊の場合、1泊2食付きで大人1人1万200円から、子供5000円から。宿泊日、1室利用人員などで異なり、連泊もできる。
 いずれも大人1人につき館内利用券1000円分が付く。売店、冷蔵庫、二次会などで使える。
 対象宿泊施設など、詳しくは平日に同支店(上越市木田2、山和ビル5階)まで。電話523・6411。
写真=越後湯沢温泉・ホテル双葉

高田時計商組合が漏刻祭

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 時の記念日(6月10日)の10日、上越市高田地区の時計店でつくる高田時計商組合(竹田鉄男会長)は漏刻祭を寺町3の日枝神社で行った。
 時の記念日は天智天皇が6月10日に漏刻(水時計)で計った時刻を鐘や太鼓などで知らせたのが始まりという。同組合は少なくとも40年以上前から毎年、時計への感謝や商売繁盛などを願い漏刻祭を行っている。
 同日は6店が参加し、小山祥夫宮司により神事が執り行われ、竹田会長が玉ぐしを捧げた。
 最盛期は三十数店が加盟していた同組合も、ニーズの変化に伴い廃業などで現在は11店が加盟するだけとなっている。
 竹田会長は「最近は安価なものか高級品か、ニーズは二極化しており、個人の時計店が主に扱う中級クラスの需要は少なく、状況は苦しくなっている」とし、「時計は大事に長く使ってもらいたい。アフターサービスもしっかりしている地元の時計店をぜひ見直してほしい」と話していた。
写真=高田時計商組合の組合員が集まり神事が行われた

ふくしのひろば10周年

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上越市内の障害者福祉施設や団体などが一堂に会し、市民らと交流する催し「ふくしのひろば」(上越市内心身障害者福祉施設連絡会主催)が11日、下門前のリージョンプラザで開かれ、多くの家族連れなどでにぎわった。
 障害者が日ごろの活動成果を発表したり、市民らと交流することで福祉に理解を深めてもらおうと年1回開かれている。今年は10年の節目。
 会場では23の団体がブースを出して、活動成果をパネルで展示したり、施設で作っているオリジナル製品やパン、軽食などを販売したり、バザーを行ったり。ステージイベントでは、施設利用者が息の合った器楽演奏やダンスを披露。さらに保育園やストリートダンス、ゴスペルなどの市民グループも賛助出演し、会場は多いに盛り上がっていた。
 また高校生を中心に100人のボランティアが運営に協力した。
 催しが始まった当初は参加する施設も少なかったというが年々盛大になり、福祉施設だけでなく市民グループや高校生がボランティアとして参加するなど、広がりを見せてきたという。
 14の施設が実行委員として企画、運営を行っており、小山田理恵実行委員長(37)は「障害がある人も頑張っていきいきとしている姿を知ってもらえたら。今後も力を合わせて、発信していきたい」と話していた。
写真=23団体が出したブースはそれぞれ、多くの家族連れなどでにぎわった

「幸味屋菓子店」 新“いちご大福”発売

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 上越市稲田3の幸味屋菓子店は、同店の人気商品「いちご大福」をリニューアルして、12日から販売を始める。
 新作は、生のイチゴをペースト状にして白あんに混ぜたものを、ドライストロベリーを混ぜて作った餅で包んだ。地元産こがねもちを使った餅の柔らかな味わいと、適度なイチゴの甘みが絶妙な組み合わせになっている。
 同店の菓子は保存料を最小限に抑えているため、生のイチゴをそのまま入れたこれまでのいちご大福は賞味期間が3日程度だったが、新商品は冷蔵庫に入れておけば1週間ほど楽しめるという。価格は1個120円。9個入りは1000円で販売する。
 店舗は富岡線沿い、なかよし保育園近く。電話523・4751。

高田図書館 節電対策の本を紹介

東日本大震災の影響で夏場の電力不足が懸念される中、上越市立高田図書館は節電アイデアを集めた本などを紹介するテーマ展示を行っている。
 6月は環境月間ということもあり、「この夏はエコで乗り切れ!~夏が始まる前に節電対策を考えてみませんか」として「大人が楽しむアサガオBOOK」(家の光協会)、「都会でできる雨、太陽、緑を活かす小さな家」(農山漁村文化協会)など、ヘチマやゴーヤ、アサガオなどを使った「緑のカーテン」に関する本など約150冊を紹介。
 「実践!体験!みんなでストップ温暖化(全5巻)」(学研教育出版)など、地球温暖化や環境問題について考える本もある。
 紹介している本は貸し出しできる。7月3日まで。問い合わせは同図書館523・2603。

最後の体育祭で熱気

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 今年で創立100周年を迎え来年3月で閉校することが決まっている県立直江津高校(山岸克夫校長)で8日、最後の体育祭が開かれた。3年生122人が参加。体育祭恒例のクラス対抗全員リレーや、地元幼稚園児と行うレースなどで最後の体育祭を盛り上げた。
 1911年創立の同校は、これまで卒業生3万人余りを輩出。2007年の県立直江津中等教育学校創立に伴い、直江津高校の閉校が決定。10年から新入生の募集を締め切っている。
 体育祭は県高校総体が終わった毎年この時期に開催。白軍、青軍、紅軍に分かれて個人種目やリレーなどを実施している。
 最後の体育祭は3年生3クラスが各軍に分かれて戦った。体育祭恒例のクラス対抗全員リレーでは、生徒が必死な様子でグラウンドを駆け抜け次走者にバトンを渡していた。また真行寺幼稚園の園児と手をつないで一緒に走る幼児レースも実施。このほか応援合戦や障害物レースなど計12種目が行われた。
 生徒はレースに臨む選手に大きな声援を送り、最後の体育祭を盛り上げていた。
 白軍団長の竹田健太郎君(18)は「体育祭はとても楽しかったが、自分たちの代で終わるので寂しさもある。中等にもこの盛り上がりを引き継いでほしい」と話した。
写真=体育祭恒例のクラス全員リレーでバトンを渡す3年生

震災の避難者対象に説明会

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 東日本大震災で上越市内に避難している人を対象に、新潟、福島両県の支援策に関する説明会が7日、頸城区のユートピアくびき希望館で行われた。市内避難者約60人が出席して、福島県内の仮設住宅の状況などが説明された。ただ出席者からは福島に戻った後に生活のメドが立たないことや、放射線への不安の声が出ていた。
 県内避難者に対する両県の説明会は2日から始まっており、13日までに避難者のいる県内ほぼすべての市町村で開催を予定している。
 福島県は応急仮設住宅の建設を進めており、同県担当者が、民間住宅の借り上げも含めて8月中旬までに1万5200戸を予定していることを説明。建設に合わせて帰県を勧めていた。
 また新潟県の担当者も体育館や公民館など公共施設の避難所を今後閉鎖する方針を伝え、代わりに現在計画している県が借り上げる民間住宅への転居などを示した。
 参加者からは「福島の仮設住宅に入りたいが、帰っても働く場所がない。家賃は県が出しても生活費がない」「住宅の情報を出してくれるのはありがたいが、原発が安全でないと帰れない」などの声が出た。
 南相馬市原町区の奥山安正さん(69)は「放射線の状況が分からない。その中に子どもたちを連れて行くわけにはいかない」と話した。
 上越市によると同市内には7日現在、市内の施設や民間の住宅などに、344人が避難している。
写真=福島県職員(右)の説明を聞く被災者

地元の工芸品作りに挑戦

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 上越市立国府小学校の6年生86人が6日、五智5丁目町内会館で地元で販売される工芸品作りに挑戦した。作ったのは、五智歴史の里会館(国府1)で土産物として販売しているハスの花托を利用した手作り小物など。児童は地元の主婦らから指導を受けて作業を進めた。
 児童は「地域の一員として生きる」をテーマに総合学習を行っている。学校周辺の住民と関わりながら、地元の特徴などを学ぶことが目的。
 五智歴史の里会館では、カラムシから取り出した繊維、青苧を編んだものや、ハスの花托を利用した工芸品が販売されている。作品は会館周辺の五智や国府に住んでいる主婦らが作っている。
 児童は主婦の説明を興味深そうに聞いて作業を進めた。ハスの工芸品ではツヤを出すための柿渋を塗ったり、ハスの穴に様々な色の布を詰め込んでいた。このほか青苧を編み込む方法を教わった。
 ハスに柿渋を塗っていた松永瑠菜さん(11)は「作業は楽しかった。五智歴史の里会館でハスの小物を売っているのは知っていたけど、柿渋でツヤを出すなんて初めて聞いた」と話した。
写真=主婦の指導を受けてハスの花托に柿渋を塗る児童

「ラ・カーヴ」ワイン使った限定料理

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 上越市北方の岩の原葡萄園ガーデンレストラン「ラ・カーヴ」は、岩の原ロゼワイン「深雪花」を使った限定メニューを4日から始めた。提供は7月10日まで。
 同ワインは甘い香りながらしっかりとした酸が特徴の辛口ロゼで、今春に発売された。限定メニューは、タイのだしと深雪花で炊き上げた「深雪花ロゼワインを使った鯛めし風リゾット」(サラダバー付き・1380円)と、大人向けの「グレープフルーツと深雪花ロゼワインゼリー」(400円)で、深雪花グラスワインも通常470円のところ、420円で提供する。
 そのほか「海の幸パエリア」、コシヒカリの米粉を使ったもちもちの「米粉入り生パスタ」などの定番メニューも各種用意している。価格はサラダバー付きで1000円から。平日の木曜はランチバイキング(1300円)も実施している。
 営業時間は午前10時(食事は11時)~午後3時。10人以上の予約で夜間営業も可。第1・3火曜定休。電話528・7785。
写真=深雪花ロゼワインを使った鯛めし風リゾット

高田城ロードレース約2000人が参加

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 初夏の高田平野を走る「第12回高田城ロードレース」(同実行委員会など主催)が5日、上越市本城町の高田公園陸上競技場を発着点として行われた。主催者によると、小学生から高齢者まで約2000人が参加。ハーフマラソン、5kなどに分かれて健脚を競った。(成績は後日掲載)
 順位を競う個人レースとして3k、5k、ハーフマラソン(21・0975k)が行われ、1619人が出場。また事前申込み不要で参加できる2kのファンランには約400人が公園周辺を走った。
 また昨年まで行われたハーフマラソンの距離を6人でつなぐ「ハーフ駅伝」は、選手輸送用の市バスの使用が東日本大震災の対応で見込めないとして、中止された。そのため昨年よりも参加者は300人余り減少した。
 コースが一部変更されたハーフマラソンには約833人が出場した。スタート30分前の午前9時には気温23・7度、湿度61%を記録し初夏の陽気。強い日差しを避けるためサングラスを着用してレースに臨む参加者が数多く見られた。
 ハーフマラソンを1時間11分53秒で走り、男子の「高校生~49歳」で上越市勢最高の3位に入った岩木の会社員、岩崎照儀さん(41)は「蒸し暑い中でのレースだった。1週間前に腰を痛めたわりに満足できる内容だったと思う」と爽やかな表情を見せた。
写真=833人が走ったハーフマラソンのスタート

「居酒屋みなと」7品の定食に満足満腹

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 上越市港町1の居酒屋「みなと」は、主に昼は定食屋、夜は居酒屋として営業する。定食は和食中心で、飲み物やフルーツも付いて合計7品とお得。夜も晩酌にぴったりなセットメニューを提供し、地域で親しまれる店を目指している。
 5月にオープンし、1か月を迎えた。昼の部は午前11時~午後2時。定食メニューはサバのみそ煮、筑前煮、ソースカツ丼など。メイン料理のほかご飯、みそ汁、小鉢3点、お新香、日替わりのフルーツとドリンクが付いて、価格は650~850円ほど。おすすめは煮魚定食(750円から)で、取れたての旬の魚が日替わりで楽しめる。
 夜の部は午後5~10時。生ビール、日本酒、ウイスキー、焼酎を取りそろえる。「店に足を運ぶきっかけになるような、お得なメニューを作りたい」と主人の今泉辰則さんが考案した「晩酌セット」は、生ビール1杯、焼酎1杯、突き出し3点がセットになって980円だ。
 みなとは港町1・24・18。古城公園プール側。座席20席ほど。不定休。「6月4日の上越よみうりを見た」と言うと、生ビール1杯が無料になる。問い合わせは今泉さん080・5140・5986。
写真=「みなと」を営む今泉さん夫婦

NPO越後青苧の会が栽培地で焼畑を実施

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 戦国時代に上杉謙信公の財政を支えた繊維「青苧」を後世に伝えようと活動しているNPO法人「越後青苧の会」が3日、青苧の原料となる植物カラムシを栽培している愛宕谷公園で焼畑を行った。市民向け体験会も開く計画で、理事長の中戸正子さんは「約500年の伝統がある青苧を、若い人に知ってもらいたい」と話している。
 青苧はイラクサ科の多年草木、カラムシから取り出した繊維。古くから越後上布の原料として珍重された。戦国時代には謙信公が青苧商人や港に出入りする船から税を徴収し、軍事などの財政を支えていたとされる。同NPOは越後の失われつつある文化を後世に伝えようと、青苧の原料となるカラムシの栽培を行うなどしている。
 同公園では、管理する市の許可を得て2009年、225平方メートルの土地に市内の山地などに生えている野生のカラムシの根を移植して栽培を始めた。青苧の先進地、福島県昭和村の方法などを参考に試行錯誤して栽培。焼畑は、カラムシの生育を同等にして、より質の良いものを栽培するために行う。害虫の卵や雑草の種を駆除し、灰が肥料になる利点もあるという。
 同日は春日山城跡のふもとにある同公園の畑にメンバーや地域住民など10人が出て作業。わらを使って着火すると瞬く間に燃え広がった。
 今後は小中学生も交えて、まっすぐに伸びるよう風除けを設置する計画。順調に育てば8月ごろに刈り取りができ、一般市民らを対象に、カラムシから繊維を取り出す「苧引き」の体験を行い、青苧について紹介する催しを行う予定だ。
 中戸さんは「いずれ地元で栽培した青苧で布を織ったり、謙信公ゆかりのものとして土産品を開発することができたら」と話していた。
写真=青苧の原料「カラムシ」の栽培地で焼畑を行った(愛宕谷公園)

「長養館」旬の味覚をお得価格で

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 上越市寺町2の長養館は、旬の味覚をお得な価格で楽しめる料理企画「水無月の味暦」プランを実施している。提供は15日までの平日限定で、現在予約を受け付けている。
 プランは、料理5品に食事、甘味が付くもので、季節の前菜、にいがた和牛たたき、若鮎の塩焼、夏野菜鱶ひれあんかけ、鯛ご飯、豆乳抹茶ぷりんなど。通常6300円相当の内容をこの期間に限り一人3500円で提供する。
 プラン実施は今月15日までの平日昼で、個室を午後2時まで利用できる(午後1時までに入館)。利用日前日の午後6時までに予約すること。
 予約、問い合わせは長養館523・5481。
写真=水無月の味暦

開店11周年で粗品進呈「軽食・喫茶あひる」

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 上越市石橋2の軽食・喫茶「あひる」は6、7の両日、開店11周年記念として、来店者に粗品を進呈する。
 同店は2000年6月6日に開店。店主の六川誠子さんが心を込めて作るランチは、魚料理や煮物、おひたし、漬物などの「おふくろの味」。コーヒー付きで500円という安さもあり、我が家の食卓のように利用する常連客が多い。ヘルシーであることから、女性にも好評。
 喫茶タイムには、気さくで話し好きな店主との世間話を楽しみにしている客も多い。
 ランチの大盛り、コーヒーのお代わりはプラス50円。
 営業時間は午前10時~午後7時。電話545・9898。
写真=あひるの看板が目印

痛くない傷まない脱毛サロンがキャンペーン「スプリーム」

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 子供でもできる安全性と肌も傷まないという「ハイパースキン脱毛」を導入している「脱毛美容サロン スプリーム」(植木みのり代表)は、脱毛メニューの料金が半額以上になるキャンペーンを実施している。期間は、7月末まで。「ハイパースキン脱毛」は、毛を作り出すタイミングをとらえ、特殊な光を照射して、発毛因子の細胞分裂を減退させるという方法。
 同キャンペーンは、人気の脱毛メニュー「両わき脱毛」の料金6万円が半額以上割り引きで1万9800円になる。このほか「ひじ下脱毛」の料金12万円が3万6000円、「ひざ含むひざ下脱毛」の料金18万円が3万6000円になる。いずれも12回保証付き。指や口周り、へそ下などの脱毛は、1ショット(1.5㌢×3㌢)90円から受け付けている。詳細は同店。
 上越市春日新田1横山ビル2階、横川酒店隣り。営業時間は、午前10時~午後7時。完全予約制。不定休。フリーダイヤル0120・980・411。
写真=「薄着になる前にぜひどうぞ」と話す代表の植木さん。

緑のカーテンで涼しく節電

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 上越市はゴーヤやアサガオなどつる性の植物を建物外壁に沿って育てることで冷房の電気使用量を減らそうという取り組みを今年も始めた。1日、プレハブの第2庁舎の壁に沿って職員がボランティアでゴーヤやアサガオの苗をプランターに植えた。また同様の取り組みを希望する市民にもゴーヤやアサガオの種を無料で配布する。
 「壁面緑化」による室内の温度上昇を抑制する取り組みは今年で5年目。市によると外壁の温度はつる性植物のない場所に比べ約10度下がり、冷房の使用もそれに伴って減らすことができたという。これまでアサガオを中心に植えてきたが、今回は県が実施している「グリーンカーテンプロジェクト」に参加しゴーヤを中心に植えた。
 この日は約20人でゴーヤの苗60株とアサガオの苗20鉢をプランターに植えて、庁舎の壁沿いに配置した。
 市環境保全課の村山斉課長は「気温が実際に下がることに加え、見た目にも涼しい。壁面緑化などいろいろなものを組み合わせて省エネに努める取り組みを市民にも広げていきたい」と話している。
 市では希望する市民にゴーヤとアサガオの種を無料で配布する。申し込みは電話526・5111内線1559。
写真=*プランターにゴーヤの苗を植えて第2庁舎の壁面配置した

浜茶屋の建設作業進む

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 海開きに向けて、上越市内のなおえつ、たにはま両海水浴場で浜茶屋の建設が進められている。東日本大震災の影響で電力不足が懸念される今夏、「節電のためにもぜひ海に来て涼をとってほしい」と関係者はピーアールしている。
 このうち、8つの浜茶屋が立つなおえつ海水浴場では浜茶屋建設が始まったばかり。従業員らが骨組みを組み立てたり、重機を使って砂浜をならす作業などを行い、建設が着々と進められている。「原発事故や震災で、海水浴も自粛するのではという懸念はあるにはあるが、『自粛は自粛しましょう』というのが合言葉」と話すのは直江津浜茶屋組合の秋山祐成組合長。
 同組合では加盟する8つ全ての浜茶屋で営業期間中、上越市のご当地グルメとして開発された「謙信公義の塩ホワイト焼きそば」を提供、長野県や群馬県などの海水浴客にピーアールし、ご当地グルメの発信や自粛ムード解消へ盛り上げていく考えだ。
 秋山組合長は「今年の夏は暑くなるという予想。節電のためにもエアコンを使わず、手ごろに楽しめる海へ来て、大いに楽しんでもらいたい」と話している。
 市内海水浴場の海開きは、たにはまが6月26日、なおえつと鵜の浜が7月1日、柿崎中央が同2日。
写真=浜茶屋の建設が進むたにはま海水浴場(1日)