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ボランティアが避難生活の支援を

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東日本巨大地震の被災者や、東京電力福島第1原発事故で上越市が受け入れいている被災者の生活を支えようと、市内の避難所では市民によるボランティア活動が活発化している。21日、頸城区のユートピア頸城希望館では接骨師によるケアや保育士による活動が行われた。
 同市災害対策本部によると21日午後3時現在、同市は身障者体育館(木田1)と希望館の2か所に避難所を開設し計310人を受け入れており、市の募集により登録したボランティアが順次、避難所の運営補助などを行っている。
 このうち県を通じて福島県南相馬市の住民188人を受け入れている希望館望では21日、23人のボランティアが活動。接骨師による無料のケアや、市の保育士による保育ボランティア、住民有志などによる炊き出しなども行われた。
 このうち接骨師による活動は、県接骨師会上越支部(茂野恵智郎支部長)の休みを利用するなどして3人が参加。2時間半にわたり、被災者30人以上を、一人ずつ体の状況を尋ねながら丁寧にケアした。
 「硬い床などで寝ているので腰や肩凝り、ひざなどの悩みを訴えてこられる方が多い。困っている方の助けになれば」と田中公彦副支部長(44)。「今週末に再度来ることも考えたい」と話す。
 ケアを受けていた南相馬市の大内章さん(59)は「心がほっとして体もすっきりした。ありがたい事」と話しながら「ここの避難所では想像していたのとは違い、普段と変りない生活ができる。自分たちも甘えることなくできることは自分たちでやっていきたい」と話していた。
写真=県接骨師会上越支部が被災者の体のケアを行った