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今月末でいちご牧場閉鎖

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 障害者らに馬を通したふれあい事業を行っているNPO法人あにまるネットワークポニーズ(早津薫理事長)は、今月30日に運営する上越市岡原のいちご牧場を今月末で閉鎖する。所在地の使用期限が過ぎたためで馬は県外の牧場に預けられることになった。29日に高田公園で行われるみどりのフェスティバルでのポニーの体験乗馬が閉鎖前最後の活動となる。
 同法人は2005年8月にスタート。障害者や子供に馬を通してふれあい事業を行ってきた。
 元々牧場の土地は県の許可を受けて農地を一時転用したもので、使用期限は08年8月末。同法人は県や市、関係機関に相談し存続の道を探ってきた。
 だが使用期限の延長は法律上難しく、土地を買い取って農園化する方法もあったが「消防法など法律の基準に満たすのに数百万程度かかる」(早津理事長)として現在地での運営を断念。また市の施設内に移る案もあったが、進展がないまま現在に至っている。活動を評価している県の好意で期限後も牧場を運営してきたが同法人は「現在は違法占拠状態。いつまでも居て良いわけではない」と牧場閉鎖を決めた。
 閉鎖後は牧場内の5頭の馬はすべて静岡や山梨、長野など県外の牧場に預けられることになった。29日のみどりのフェスティバルで行われるポニーの体験乗馬が閉鎖前最後の活動。早津理事長は「多くの人に足を運んでほしい」と話している。
 今後は5月末にも市や学識経験者などで構成される「新ポニー牧場建設準備委員会」を設立し、新牧場の候補地や今後のあり方を検討。早津理事長は「馬を一時的に預かってもらい私たちは場所を見つけるために頑張る。1年後には絶対、市内のどこかで牧場を再開させる」と意気込んでいる。
 みどりのフェスティバルで行われるポニーの体験乗馬は午前10時~11時30分と午後1時~2時30分の2回。それぞれ子供対象で先着80人ずつ。料金は1人500円。
写真=みどりのフェスティバルで最後の体験乗馬を行うポニー