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流しのギター歌手清川さんと市民交流

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 半世紀にわたり上越市の高田公園観桜会場で、流しのギター歌手として花見客を楽しませてきた清川洋一さん(79)が20日、南本町3の住民らと交流。清川さんのギターに合わせて住民が歌うなど、にぎやかなひとときを過ごした。
 清川さんはギターとアンプを携え全国の観桜会場などを行脚、高田公園には1960(昭和35)年ごろから毎年通っている。同町住民有志が集まった花見で清川さんと出会い、「素晴らしい歌をぜひ住民に」と交流会が実現。約50人の住民が会場の南三世代交流プラザに集まった。
 小千谷市生まれという清川さんは生い立ちや、流しの歌手として全国を回るようになったいきさつや苦労話を交えながら、高田バージョンにアレンジした「あゝ上野駅」や、「風雪ながれ旅」などを披露。住民らは清川さんの語りに大爆笑しながら、手拍子しながら歌を聞いたり、伴奏に合わせて歌ったりと、にぎやかな1時間半を過ごした。
 「体力の限界」と今年で全国行脚から引退する清川さんは「今日は本当に最高。流し冥利(みょうり)に尽きる。高田は雪国の人情があり温かい。みなさんの笑いに私もパワーをもらった、思い出深い時間だった」と感慨深そうな様子。今後は自宅がある静岡県浜松市でボランティアで慰問などを行う予定という。
 婦人会長の渡辺正子さん(65)は「しゃべりもうまいし声量があっていい。また呼ぶ機会があれば」と話していた。
写真=清川さん(左)の伴奏に合わせて住民が気持ちよく熱唱