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高校生らしい自由な発想で 高田商高、ビジネスグランプリに挑戦

高田商業3.jpg写真=自ら考えたビジネスプランを説明する生徒たち

県立高田商業高校(山本久校長)総合ビジネス科の3年生14人が、ビジネスプランを競う「高校生ビジネスグランプリ」(日本政策金融公庫主催)に挑戦する。10日、グループごとに考えたビジネスプランを同公庫の講師や担当教員などにプレゼンテーションした。

同グランプリは、高校生ならではの自由な発想で、人々の生活や仕組みを良いものに変えたり、地域の課題や社会問題を解決するビジネスプランを競う。商品やサービス、ターゲットとする顧客だけでなく、売上や利益などの収支も考える。日本政策金融公庫が起業教育の推進を目的に毎年開催している。

同高では、3年生の課題研究で「観光実務」を選択している14人の生徒が4つのグループに分かれて応募する。ビジネスプラン作成に向け、これまで同公庫の出張授業として、国民生活事業北関東信越創業支援センター所長代理の山口修平さんからビジネスアイデアの考え方やプランの作成方法の指導を受けてきた。

プレゼンテーションでは、あるグループは、通学に使う電車の混雑を分散させるため、早朝や夕方の電車の時間に合わせて、駅でパンやクレープ、化粧品を販売したり塾を開講したりするプランを発表。駅からの交通手段がない観光客のために、企業スポンサー付きの1時間200円のレンタサイクルを設置し、利用金額に応じたポイントでスポンサーの商品や観光施設の割引券がプレゼントされるプランを考えたグループもあった。

山口さんは「具体的な価格設定があっていい」「宣伝方法をもっとよく考えると完成度が高くなる」などと、グループごとにアドバイスした。

シニア向けの旅行プランを市内の高齢者が考え、観光客と地元のシニア同士の交流の場を提供するプランを考案した飯吉七瀬さん(18)は「利益を出す方法がなかなか思いつかなかった。改善点も指摘されたので、もっと具体的なプランにしていきたい」と話していた。

生徒たちは、10月の応募締め切りまで、更に検討を重ねていくことにしている。

大潟フェニックスが連覇 読売学童野球上越支部大会

読売旗大潟連覇.jpg写真=上越支部大会連覇を喜ぶ大潟フェニックス

第33回読売学童野球上越支部大会(読売新聞社、新潟南部読売会など主催)は9日、上越市富岡の少年野球場で準決勝、決勝を行い、大潟フェニックスが大和ツインズを9─4で下し、2年連続2度目の優勝を果たした。

上越市勢同士となった決勝は初回、大和が2点を先制したが、その裏に大潟が4点を入れて逆転。大潟はその後も得点を重ねて、堂々の連覇を果たした。

大潟の山川敏雄監督は「春先からなかなか勝てなかったが、今年のスローガン『ひたむきに挑戦』の通りに負けても諦めず取り組んできた結果、徐々に実力が上がってきた」と話した。

上野迅三郎主将は「連覇できてうれしい。県大会でも優勝したい」と話した。

表彰式では読売新聞新潟支局の中島慎一郎支局長が、大潟フェニックスに賞状、優勝旗、優勝杯を手渡した。準優勝は大和ツインズ、3位は田尻ファイターズ(柏崎)と吉川ウィングスだった。

優勝した大潟は、8月26日に長岡市で開催される県大会に出場する。

県ヘリ2機が初参加 上越北消防署が水難事故に備え合同訓練

20170708県ヘリ①.jpg写真=患者をドクターヘリへと移動させる消防隊員ら

水難事故の増える夏のレジャーシーズンを前に、上越北消防署(國弘泰昌署長)などは8日、上越地域では初めてとなる県防災ヘリと県西部ドクターヘリを使用した合同訓練を、上越市のたにはま海水浴場周辺で実施した。消防隊員ら約40人が参加し、万が一の事態に備えて、海で溺れた人の救助から搬送までの過程を確認した。

上越北消防署主催。同海水浴場では2014年8月、長野市の66歳男性が溺死する事故が発生している。水難事故の対応訓練は毎年実施しているが、今年は初めて県の防災ヘリ1機とドクターヘリ1機が参加した。関係機関の連携強化や水難救助の知識習得などが目的。上越南消防署の水難救助隊も参加した。

訓練は、たにはま海水浴場で午前9時にスタート。海水浴に訪れていた20〜30代の男性4人組が、海岸の波打ち際から沖合へと向かって発生する「離岸流」に流され、このうち1人が自力で岸に上がり、残り3人の救助を求めてきた場面を想定して実施した。

駆けつけた消防隊員は、波打ち際付近にいた2人を救助した後、沖へ流された残り1人の救助を開始。水難救助艇などで捜索を行った。

20170708県ヘリ②.jpg写真=沖に流された男性を引き上げる防災ヘリ

消防の通報を受け、県の防災ヘリは午前9時30分に新潟空港を出発。同10時頃、たにはま海水浴場へと到着した。防災ヘリに乗った航空隊員は上空約70㍍の位置から、沖合80㍍まで流された男性を引き上げると、たにはま公園へと移動。広場に着陸し、待機していたドクターヘリへと男性を移し替えた。ドクターヘリが男性を病院へと搬送した。

指揮を執った國弘署長(56)は「関係機関で連携することができた。訓練で課題も出た。いつどんなことがあるか分からないので、気を引き締めていく」と話していた。

謙信など描き加え華やかに 大和5・6の新幹線看板リニューアル 

20170706新幹線看板.jpg写真=大和5・6町内会館の外壁に設置された新しい看板

上越市大和5・6町内会館の外壁に設置されている北陸新幹線の車両を描いた看板がこのほど、リニューアルされた。これまで描かれていた新幹線車両の周辺に、地元の小学生が上杉謙信や高田城など上越を連想させるものを描き加え、華やかなイラストを完成させた。

看板は北陸新幹線開業直前の2014年12月、地域住民の有志が作成。2・7×7・2㍍の看板にE7系車両を描いた。その後、有志の一部メンバーが「みんなの会」(古澤孝治会長)を発足させ、昨年10月には看板を新しくしようと、地元の市立大和小学校(井上光廣校長、児童210人)の児童や、上越教育大学大学院芸術系コースの伊藤将和准教授に協力を依頼。今年5月下旬に児童がイラストのアイディアを出し、伊藤准教授の研究室の大学院生が下書きを担当した。6月から大和小の全児童がペンキで色を塗り、完成させた。

看板にはこれまで新幹線車両のみが描かれていたが、新たに高田公園の桜や三重櫓をはじめ、上杉謙信やレルヒ少佐、笹団子、市立水族博物館のマゼランペンギンなど、上越の名物や名所などが加わった。看板の大きさも2・7㍍×8・6㍍へと拡大されており、1日に町内会館の外壁に設置された。

古澤会長は「素晴らしい看板に仕上がった。上越妙高駅西口のテラスからも見えるので、観光客に上越をピーアールできる」と話している。

大和5・6町内会館の場所は、上越妙高駅西口から徒歩3分の釜蓋遺跡ガイダンス近く。

謙信公祭をピーアール 春日中学校美術部 手作りポスターを制作中 

20170705手作りポスター.jpg写真=色塗りを行う美術部員

上越市立春日中学校(濵口正巳校長、生徒518人)の美術部は6月下旬から、今年の謙信公祭をピーアールするためのポスター作りに励んでいる。上杉謙信や高田の桜、上杉家の家紋などを取り入れたデザインで制作を進めており、5日には色塗りを開始。14日までの完成を目指し、作業に取り組んでいる。

同校生徒は地元の祭りを盛り上げようと、昨年の謙信公祭では献納米合戦に参加したほか、ちょうちんを制作。8月25、26日に開かれる今年の謙信公祭では、ピーアール用のポスター制作をはじめ、本番当日の出陣行列に参加することになった。活動内容は同校生徒会が提案した。謙信公祭協賛会事務局によると、謙信公祭のポスターを中学生が描くのは今回が初めて。同協賛会によるポスターとは別に、春日中生徒が手作りで制作する。

ポスター制作は美術部が請け負うことになり、部員9人のうち、3年生で部長の梨本佳さん(15)と副部長の今井紅葉さん(14)、2年生の平賀加乃さん(14)と渡邉瑠美さん(13)の4人が絵を描くことになった。

4人は6月下旬に制作を開始。謙信公祭や上越の町をピーアールすることのできるデザイン案を練り、画用紙に下書きを描いた。ポスターは四季ごとに色の変わる桜を背景に、中央には上杉謙信、左上には上杉家の家紋、右上には兜や刀をモチーフにした「義」の文字を配置する予定。背景は梨本さん、上杉謙信は今井さん、家紋は平賀さん、義の文字は渡邉さんが担当する。それぞれが画用紙にイラストを描き、梨本さんの描いた背景に切り貼りして1枚の絵を完成させる。

部員4人はこの日、水彩絵の具などを使って下書きのイラストに色を塗っていった。完成後は、謙信公祭協賛会がB1サイズで450枚を印刷し、周辺地区の町内会や協賛企業に配布して、掲示してもらう予定。

梨本さんは「多くの人に見てもらえるポスターを作るということで、責任を感じている。最高のポスターにしたい」と話している。

そばや天ぷらが食べ放題 妙高高原池の平の手打ちそば「芭蕉苑」

芭蕉苑.JPG写真=そばや天ぷら、総菜が食べ放題

妙高高原池の平のいもり池のほとりにある手打ちそば「芭蕉苑」。そばや天ぷらなどの食べ放題で知られる人気店で、晴天時は眼前の妙高山を眺めながらそばを堪能できるとして多くの観光客でにぎわっている。

食べ放題メニューは、十割そば、二八そば、うどんのほか、ご飯やカレー、天ぷら、総菜まで幅広く用意。そばは手打ちのもので、天ぷらは揚げたてでサクサクだ。1枚のざるに十割そば、二八そばを盛りつけて食べ比べたり、ご飯に天ぷらを乗せて天丼を作ったりと、さまざまな形で心ゆくまで楽しめる。

料金は税込みで大人1458円、小学生1080円、幼児540円。3歳以下は無料。雨天の日に来店すると、ソフトドリンクの1杯サービスがある。

なお、7日付け上越よみうりに掲載される芭蕉苑広告に付いているクーポンを切り取って持参すると、大人は1080円で食べ放題になる(7月20日まで)。

「毎朝手打ちしている自慢のそばです。ぜひ心ゆくまで味わってほしい」と同店では話している。

妙高市関川。営業時間は午前8時〜午後4時。不定休(冬季休業)。問い合わせは0255・86・4727。

極楽橋たもとで行田蓮開花 上越市と行田市の架け橋の花 

20170703行田蓮開花.jpg=写真 極楽橋たもとで開花した行田蓮(3日午前)

上越市高田公園の極楽橋たもとに植えられている「行田蓮」が2日朝、一輪の花を咲かせた。ハスで有名な埼玉県行田市から今年4月、上越市に寄贈されたもの。同公園管理事務所によると、花の開花を見ることができるのは「風や雨など、天候にもよるがあと1日くらい」という。

行田蓮は行田市で天然記念物に指定されている。両市の友好の架け橋として今年4月4日、ハスを題材にした人形制作を行う行田市の人形作家で、「行田市蓮の大使」を務める木暮照子さんが高田公園を訪れ、2株を寄贈したもの。

開花した花はピンク色で一重の花が美しく、風にそよそよ揺れている。もう一つ、つぼみも膨らんできた。

木暮さんは4月の贈呈式で、「今年7月はじめにはきれいな花が咲くでしょう」と語っていた。今回の開花は地元の蓮愛好家から木暮さんに伝えられたという。木暮さんは「上越の方が大切に育ててくださり、感謝。とても感激しています。上越と行田は距離もあるが、同じ花でつながっていることで友好が続くと思います」と開花を喜んでいた。

主役は留守ですが 第2回マゼランペンギンクラフトフェスタ

クラフト2.JPG写真=使用済みのペットボトルを利用した模型飛行機が人気

飼育数日本一を誇る上越市立水族博物館のマゼランペンギンをテーマにした野外型手作り市「クラフトフェスタ」が2日、上越市西本町4の海浜公園で開かれた。県内外のクラフト作家によるペンギンにちなむ作品や、創作に参加できるブースなどが並び、親子らで一日中にぎわった。

来春の新水族博物館オープンに向けて機運を高めようと、有志による実行委が昨年に続き開催した。126匹のペンギンは現在、横浜の"仮住まい"で過ごしているが、主役は不在でも、今年もクラフト作家による40店をメインに、企業ブースや飲食店など計80店が並んだ。昨年より20店増え、にぎわいが増した。

会場には色とりどりのブースが並び、マゼランペンギンをデザインしたアクセサリーや小物、雑貨、日用品、Tシャツ、ペーパークラフトなどが販売された。作家の指導で制作体験できるブースもあり、粘土製の生地に彩色してクッキーのように見えるアクセサリー作りなどが人気を集めていた。

市外、県外からの出店者も多く、長野市の片桐サナエさんは、洗濯ばさみを使った猫のアクセサリー「おねがいネコちゃん」の発案者。「カーテンの合せ目などに使うとかわいいですよ」と話していた。

直江津南小6年の静谷龍斗君(11)は、使用済みのペットボトル、パソコンの部品、菓子のラベルなどの廃品を使った飛行機を購入。「かっこいいので自分の部屋に飾りたい。夏休みの自由研究でも作ってみたい」と話していた。

実行委員会の新井和人さんは「昨年は3400人が来場した。今年は開場した午前10時に、いきなり昨年の人出のピークが来た感じ」と手応えを話していた。

2500株が間もなく見頃 板倉区玄藤寺新田のあやめ 

【1面】20170630あやめ見頃.jpg写真=アヤメが間もなく見頃を迎える玄藤寺あやめの里(30日午前)

上越市板倉区玄藤寺新田の玄藤寺池湖畔にある「玄藤寺あやめの里」で2500株のアヤメが咲き、山あいを美しく彩り始めた。同所を管理運営する「あやめを愛する会」によると、見頃は来週頃という。入場無料。

同所は集落の耕作放棄地を地元有志の「あやめを愛する会」(下鳥市次会長)が、地域の新たな観光スポット、地元の憩いの場として再生した場所。現在は50㌃の敷地に、約30㌃、2500株のアヤメが咲く。

花が咲いてから今年で5年目を迎え、年々入場者も増加。地元に限らず、県内各地からも観賞に訪れるスポットとなっている。

会員らは同所の整備や草刈り、花摘みなど日頃の管理にも力を入れる。来場者の要望で昨年からベンチも設置し、観賞の途中で休憩ができるようになった。

今年も紫、白、ピンクといった美しい花が徐々に咲き、下鳥会長(76)は「雨上がりは特に色鮮やかで美しいんです。(花を)見ていただき、『きれいだった』と言ってもらえると嬉しいですね」。また、「日増しに花が咲いていく。天気にもよるが、7月中旬まで鑑賞できるのでは」と話している。

板倉区の針交差点から光ヶ原高原方面へ向かって約6・5㌔。同区総合事務所から車で15〜20分。途中2か所に「玄藤寺あやめの里」と書かれた看板が設置されている。駐車場、トイレもある。問い合わせは下鳥さん090・1930・2458。

いっぱい遊ぼうね 黒田小学校でヤギの飼育開始

20170628ヤギ.jpg写真=ヤギと触れ合う1年生児童

上越市立黒田小学校(宮川高広校長、児童196人)の1年生35人は28日、同校中庭でヤギ1頭の飼育を開始した。この日はヤギを迎えるための「入学式」を実施。オリジナルソングを歌ったり、プレゼントをあげるなどして、ヤギを歓迎した。

同校1年生は生活科の学習の一環で命の大切さについて学ぼうと、動物を飼育することが多い。本年度の1年生はヤギを飼うことになり、浦川原区の「ファーミーランド」から生後3か月のメス1頭を借り受けた。積雪前の11月まで飼育する予定。

この日は中庭でヤギの入学式を実施。ヤギのために作った替え歌を全員で合唱したほか、学校近くの山林で採れた葛の葉を使って作成した首飾りをプレゼントした。

児童はヤギを小屋へ入れると、餌となるワラを協力して運び入れたり、さっそく餌をあげてみるなどして触れ合った。

今後は11月まで、付近の山林で葛の葉や笹の葉を採取して食べさせたり、小屋の掃除をするなどして、ヤギを飼育していく。夏休み中も当番でヤギの世話をする。

斉藤乙哉君(7)は「ヤギが来てうれしい。お休みの日も学校に来てお世話がしたい」と話していた。