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関川・姫川水防連絡会が防災設備などを点検

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写真=藤巻災害対策車格納庫で照明車の設備を確認する消防団員ら

本格的な降水期を前に、国交省高田河川国道事務所や上越市などで構成される「関川・姫川水防連絡会」は9日、上越市などを流れる関川の下流域で、堤防や備蓄資材の点検を行う合同巡視を行った。大雨や洪水などの事態に備え、河川の危険箇所などを見て回った。

同連絡会は毎年6月、降水により関川の水位が上がった際などを想定し、合同巡視を行っている。

この日は高田河川国道事務所の職員や市職員、消防団員ら20人が参加。藤巻の「藤巻災害対策車格納庫」では、同事務所の職員が災害時に使用する排水ポンプ車や照明車を市職員や消防団員らに紹介。機能や操作の仕方などを説明した。

関川で水位が上がった際に川の水があふれる危険性のある場所では、周辺の地形などについて確認。排水ポンプ車の動線を確保できるかなどを見て回った。

同事務所の池田博明副所長は「災害時には関係機関の情報共有を図り、万全を期したい」と話していた。

遊心堂で芸術家10人が絵画や陶芸などの合同展

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写真=合同展を開いている増谷さん(前列右から2番目)ら

上越市本町4のアートサロン遊心堂で8日から、上越教育大学名誉教授で妙高市杉野沢に絵画のアトリエを構える増谷直樹さん(70)ら芸術家10人による作品展が始まった。絵画、陶芸作品、銅版画、バッグなど300点以上が並ぶ。13日まで。入場無料。

陶芸、布作品、工芸、絵画の4分野の作品が並ぶ。メンバーは70歳前後が中心で、陶芸は江塚聖子さん(上越市)と小川喜久枝さん(同)、奥野義嗣さん(妙高市)が展示する。布作品は奥野かおる子さん(妙高市)、中川由美子さん(東京都)、丸山道雄さん(上越市)、工芸作品は滝尾絹子さん(奈良県)、絵画は増谷さんと山崎和代さん(妙高市)、山本加代子さん(千葉県)が飾る。

奥野義嗣さんが呼び掛け、芸術家同士で集まるようになり、妙高市の山崎さんが京都市立芸術大学出身であることから、同大学のOBや上越地域の芸術家らで交流を深めるようになった。メンバーでの合同展は4回目。

このうち増谷さんはインドやトルコなど海外を訪れた時の風景画などを飾っている。このほかにも、それぞれのメンバーの力作が展示されている。

増谷さんは「それぞれ違うジャンルで活躍している人が作品を並べている。ぜひ見に来てほしい」と話している。

展示時間は午前10時から午後6時。最終日は午後4時まで。問い合わせは遊心堂526・4887。

正善寺工房森遊会が秋の販売に向け薪割り作業

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写真=薪づくりを行う正善寺工房森遊会メンバーたち

上越市正善寺地区の管理放棄地で除伐されたナラの木が冬場の薪ストーブ用の薪として注目を集めている。ナラの木で作られた薪は「火力が強く火持ちが良い」と好評で、今年は秋の販売開始を予定しており、現在予約を受け付けている。

薪を作るのは正善寺地区の山林を生かした原木キノコ栽培などに取り組む団体 「正善寺工房森遊会」(山下洋会長)。同団体は2010年に設立。森林資源を見直し、"昔のような森の甦生"を願いながら、原木キノコ栽培と販売、地元小学生への森林学習指導などを行ってきた。当初、地元住民のみで組織していたが、年々、地域外からの会員が増えてきている。

薪販売は4年前からスタートした。原木キノコ栽培で使用に適さないナラの木の根本の部分などで薪を作る。今年は4日に同市下正善寺の正善寺工房へ会員が集まり、薪割り機を使い、薪づくりを行った。4人で作業したが、今後も数回薪割り作業を実施し、薪を乾燥させてから10月に販売するという。

作業に参加していた山下会長は「薪販売は地域の山林を生かした取り組みの一つ。この地域だけではなく、他地域にも活動が広がれば森は再生していく。薪は販売開始後、毎年早く売り切れてしまうので、予約をしていただければ」と話している。価格は軽トラック1台1万円。予約は正善寺工房523・0621(月曜、木曜休館)。

直江津小4年生が地元海岸でキス釣り大会

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写真=直江津海岸で釣りをする直江津小児童

上越市立直江津小学校(吉田光夫校長、児童152人)は6日、地元の直江津海岸でキス釣り大会を行った。4年生児童25人が大物を釣り上げようと、約2時間にわたって釣りに挑戦した。

同校では毎年4年生が総合学習の一環で、地元の直江津の海について学び親しもうと、釣りを行っている。この日は、釣具店「フィッシング木島」(港町2)の木島隆さん(66)と伊藤恒夫さん(66)が児童の指導にあたった。

体操着に長靴姿となった児童は午前9時頃、釣りを開始。木島さんらによると直江津海岸ではキス釣りのシーズンを迎えており、児童は3か所のスポットに分かれて釣り糸を垂らした。釣りの経験がないという児童も多く、隣の児童の糸と絡まるなど苦労する姿も見られたが、木島さんらから教わりながら釣りを楽しんでいた。

児童は釣りざおを握りながら、当たりが来るまで辛抱強く我慢。途中で魚に餌を持って行かれたり、糸が切れてしまうなどのハプニングも起きたせいか、約2時間の活動でキスを釣り上げることはできなかった。しかし、フグやモクズガニなど3種類、計7匹を釣り上げることに成功した。

長年、直江津海岸で釣りを楽しんでいる伊藤さんによると、4日に降った雨の影響で海が荒れたため、キスを釣ることができなかったのではないかという。児童は2学期にも釣りを行う予定。

体長約20㌢のモクズガニを釣り上げた田中涼太郎君(9)は「カニが引っ掛かった時は、釣りざおが重くなった。釣れるまで待っていた甲斐があった」と喜びを口にした。

釣り大会終了後には、海に感謝の気持ちを込めてごみ拾い活動を行った。

河川敷を色鮮やかに 稲田橋花いっぱい実行委員会が花の植栽

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写真=河川敷の花壇に花を植える児童

地元有志で構成される「稲田橋花いっぱい実行委員会」(前波勇会長)は5日、稲田橋右岸の稲田橋公園で、毎年恒例の花の植栽を行った。上越市立稲田小学校(村山学校長、児童390人)の6年生56人も参加し、河川敷に色鮮やかな花を植えていった。

夏の上越まつりで「みこしの川下り」の会場となる同公園を花で飾ろうと、稲田1〜4の町内会長や有志らで構成される実行委が、2001年から毎年実施している。地元地域のために活躍する人について学ぼうと、稲田小児童も10年以上前から活動に参加するようになった。

花は国交省高田河川国道事務所(村下剛所長)が毎年提供しており、今年はベゴニア、ペチュニア、マリーゴールドを計2600鉢用意。実行委のメンバー約50人と6年生56人、高田河川国道事務所の職員7人が花壇に花を植えていった。

花壇の面積は約236平方㍍。児童らはスコップなどを手に、赤や白、黄色といった色とりどりの花を植えた。実行委のメンバーは、上越まつりで同公園を訪れる人に地元の町の名前を広く発信しようと、花で「いなだ」の文字を作り上げた。

白又大幹君(12)は「(稲田橋公園は)上越まつりなどで多くの人が訪れる場所。この場所に花を植えることができてうれしい」と感想を語った。前波会長(69)は「上越まつりでみこしが集まる特別な場所に、今年も多くの人の協力で花を植えることができて良かった」と話していた。

雨の中力走 高田城ロードレースに過去最多2445人がエントリー

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写真=午前8時50分、陸上競技場前を一斉にスタートするハーフマラソンのランナーたち

「第18回高田城ロードレース大会」(上越市など主催)が4日、高田公園陸上競技場付近などを発着点に開催された。今大会には24都府県から過去最多の2445人がエントリー。冷たい雨の中スタートしたランナーたちは沿道の声援を受けながら完走を目指した。

今年は3㌔、5㌔、10㌔、ハーフマラソンの4コースに男子1795人、女子650人の計2445人(前年比16人増)がエントリー。県内は2086人、地元上越市からは1423人がエントリーした。

この日は朝から雨に見舞われ、高田の午前9時の気温は13・6度と肌寒い天候となった。午前8時50分に陸上競技場前の県道からハーフマラソンがスタートした。続いて同9時に残りの選手たちがスタートした。

ハーフマラソンのコースは、陸上競技場前から仲町通りを北上して、上越市役所を通り、謙信公大通りから山麓線を南下。寺町から本町商店街を通り、高田公園にゴールするコース。沿道では市民が声援を送り、ランナーたちは懸命にゴールを目指した。スタートから約1時間後には雨もやみ、ハーフの選手たちがゴールするころには青空が広がった。

主催者によるとハーフマラソンは2118人が完走した。

3㌔の部に一緒に出場した市立高田西小5年の小出風芽君(5年連続出場)と同級生の大塚嘉君(4年連続出場)は「毎年晴れていたのに、今年は雨ですごく疲れたけど、完走できてよかった」と話していた。

新緑の庭をのんびり散策 戸野目の保阪邸で展示

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写真=食器や古布などを展示販売している客殿の怡顔亭

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写真=蔵ではトールペイント作品を展示

上越市戸野目の保阪邸の一般公開が3〜5日、開かれた。花展を中心に各種作品の展示販売、フリーマーケットなどが行われ、初日は朝から多くの人たちが訪れ、新緑の庭散策や趣ある建物をじっくり鑑賞した。

江戸中期から明治にかけて県内屈指の豪農として知られた保阪家の母屋と蔵をはじめ、客殿の怡顔亭、庭を春、秋ごとに一般公開している。今回のテーマは「花散歩」。

会場には同所の蔵で毎月1回活動している「花・あやの会」のメンバー14人による季節の緑や花を使った生け花作品を母屋、蔵、怡顔亭で展示しているほか、怡顔亭では食器や花器、古布、着物をリメイクした洋服作品などを販売。蔵では柿崎区の倉橋明代さんが制作したトールペイント作品を展示販売している。母屋の和室からは庭を見ることができるため、新緑を楽しみながら抹茶やコーヒーを飲んでゆったりと過ごすことができる。

初日の3日はやや肌寒い日となったが、新潟市から約40人を乗せたツアーバスをはじめ、女性グループなどが朝から訪れ、花作品や庭の散策を楽しんだ。当主の保阪洋子さん(64)は「庭、作品などを楽しんでいただければ」と話している。

直江津菓子組合が直江津南小児童にPR用シールプレゼント

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写真=児童にシールをプレゼントする重原さん(右)

上越市直江津地区の「直江津菓子組合」などは、来年春オープン予定の新水族博物館(同市五智2)を通じて直江津の町を盛り上げようと、新商品の開発やピーアール用シールの製作などに取り組んでいる。2日には、市立直江津南小学校(横山正夫校長、児童326人)を訪問。6年生46人にこれまでの活動を紹介したほか、ピーアール用シールをプレゼントした。

同組合は、市民有志を中心とした「新水族博物館を核とした地域活性化検討会」の事業の一環として今年3月、市民団体「ぐるわ〜ず♪」と協力してペンギンのイラストを取り入れたシールを作成。商品にシールを貼って、新水族博物館を広く発信してきた。

直江津南小は、昨年度の6年生が同検討会事業として直江津駅から新水族博物館までの道中を飾る「街なかベンチ」を作成。本年度の6年生も総合学習の一環として、直江津の町のピーアールを行うことになった。今後、児童はどんなことをして地域を盛り上げるかを考え、実践していく予定。

この日は直江津菓子組合に所属する「三野屋菓子店」(同市中央1)の重原稔さん(45)と、「ぐるわ〜ず♪」の坂詰つぐみ代表が同校を訪問した。

重原さんは、児童が取り組む今後の活動の参考になるようにと、菓子組合として取り組んできたこれまでの活動を紹介。シール製作のほか、えちごトキめき鉄道のイベントや市立水族博物館で菓子の詰め合わせを販売したことを伝えた。この日はペンギンのシールも持参し、重原さんと坂詰代表が児童1人に1シート(10枚)をプレゼントした。

山崎大護君(11)は「地域の人たちの仲が良いことが、直江津の町の良さだと思う。この町を発信できるよう頑張りたい」と話していた。重原さんは「子供たちの頑張りが、地域の頑張りにつながるはず」と期待を口にした。

かもめ~る購入でプレゼント 上越・妙高の郵便局が風景シール作成

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写真=地元の風景をプリントしたシールは3種類作成

上越、妙高両市内71郵便局は、暑中見舞い、残暑見舞いとして使えるくじ付きのはがき「かもめ〜る」を購入した人に、上越、妙高の風景をプリントしたシールをプレゼントしている。両市の代表的な観光地や植物などがデザインされている。限定4000枚。なくなり次第終了。

無地のはがきにシールを貼り、絵はがきとして使うこともできることから、県内外に上越の魅力を広くピーアールしようと昨年からスタートした企画。昨年はかもめ~るのほか年賀はがきでもシールプレゼントを行い、高田郵便局総務部によると「シールだけの購入希望の声もあったほど。とても好評だった」。

シールは高田公園の桜や蓮、上越まつりの花火、前島記念館などがプリントされた上越市バージョン、艸原祭、苗名滝、いもり池と妙高山、スカイケーブルなどがプリントされた妙高市バージョン、上越市・妙高市バージョンの3種類を用意した。1シートには9種類の風景などを名刺サイズの大きさでプリントした。画像は県や両市、上越観光コンベンション協会、妙高市観光協会から提供を受けた。

同局は「はがきにシールを貼って投函すれば、気軽にふるさとの良さをピーアールできる。ぜひ利用していただきたい」と話している。かもめ~る10枚購入にシール1シートを進呈。1人5シートまで。

ふわふわしていてかわいいよ 有田保育園児が犬と触れ合う

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写真=「かわいいね」と犬をなでる園児

上越市立有田保育園(植木美奈子園長・139人)で31日、犬とのふれあい会が行われ、4歳児の31人が3匹の犬と楽しいひと時を過ごした。園児たちは「ふわふわしていてとてもかわいい」などと言って犬をなでた。

同市富岡のペットショップ「ワンラブMEGAドン・キホーテ上越インター店」の初企画。同店は今年6月に開店2周年を迎えることから、地域貢献事業を計画。犬と触れ合うことで、動物の命の大切さや尊さを子供たちから学んでほしいという願いが込められている。

同日はパグの三郎(8か月・オス)、ミニチュアダックスフントのフェアリー(11・メス)、シベリアンハスキーのブリッツ(2・オス)の3匹が同店スタッフに連れられて来園。まずはスタッフ手製の紙芝居が子供たちに披露された。この中で「犬も人間も同じ命。大切にかわいがってあげてくださいね」とスタッフが呼びかけると、園児たちは大きな返事をした。

犬との触れ合いは3班に分かれ、園児たちは犬を触る際の注意点を聞いた。かわいらしい犬に早く触りたい子供たちのほか、今回初めて犬に触るドキドキした様子の子供たちの姿も見られた。パグやミニチュアダックスは子供たちも気軽になでていたが、シベリアンハスキーの大きさに子供たちは「大きくて怖いよ」。

時間が経ち、慣れていくと背中をなでたり、「ふかふかしていてかわいい」と園児たち。佐藤叶望ちゃん(4)は「わんちゃんはおりこうだった。ふわふわでかわいくて、気持ちよかったよ」と笑顔を浮かべた。

同店の長嶺武店長代理は「思っていたよりも子供たちが喜んでくれた。こういう機会に動物のかわいさや命の大切さを伝えていきたいし、伝えていくことが私たちの使命だと思っている」と話していた。