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城ケ峰砦跡に記念碑

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 戦国時代に使われたとされる、春日山城から桑取地区に抜ける古道「桑取道」の途中に設けられた城ケ峰砦跡に、近くの谷浜や桑取の住民らが市の地域活動支援事業を活用して記念碑を設置し、除幕式が8日、上越市中桑取の中桑取集落開発センターで行われた。式の出席者は「多くの人に伝えていきたい」と話している。
 城ケ峰砦跡は春日山城周辺砦群の一つで、春日山城から桑取道を通って西に約4k、中桑取集落開発センター近くの林道から東側に2・7kの地点にある。前市文化財調査審議会委員長の植木宏さんによると、戦国時代には上杉謙信らが桑取地区の住民を視察したり、軍需物資の運搬する際にこの砦を通ったとみられる。
 植木さんの話を聞いた地元住民らが約15年前に「谷浜地域づくり協議会」を立ち上げ、城ケ峰砦跡周辺の整備を開始。その後2007年に木製の記念碑を作り、今回新たに石碑を設置した。
 石碑は幅、奥行き約30cmで高さは2m。谷浜観光協会の田中弘邦会長が書いた「城ケ峰砦跡」が彫られている。また石碑付近には看板が設置される。6月下旬に市の地域活動支援事業の採択を受けて、約2か月で完成した。事業費は整備費などを含め74万5855円で、そのうち市の補助は70万円。
 当初は現地での予定していた除幕式が雨のため集落開発センターに会場を移して行われた。約40人が出席する中、神事や玉串奉典を実施。現地の記念碑と同型のレプリカを、協議会の久保田光男会長や村山秀幸市長らが除幕した。
 村山市長は「地域を思う皆さんの思いがつながった。これ機に地域がまとまり、次の世代に残してほしい」と話した。
 久保田会長は「設置されて地元も喜んでいる。城ケ峰砦跡は景色が良く見通しのいいところ。これからも記念碑を中心に継続的に整備活動を続けたい」と意気込んだ。
写真=雨のため近くの集落開発センターで記念碑のレプリカを除幕した久保田会長(右から2人目)や村山市長(左から2人目)

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