初検査うるち米はすべて2等米

JAえちご上越による本年度産米の初検査が7日、上越市吉川区大滝の梶検査場所で行われた。初日の検査は1等級比率が72・5%と平年に比べ低い数字で、特にうるち米2種類は、すべて2等米。同JAではこの夏の猛暑の影響とみており、今月中旬に収穫が予定される「コシヒカリ」の状態も心配している。
この日に検査されたのは吉川、大潟の両区の生産者20人が出荷した玄米83t余り。内訳は醸造用玄米「五百万石」が60t。水稲もち玄米の「わたぼうし」が15t。水稲うるち玄米の「こしいぶき」が3・2t、「あきたこまち」が5・5t。 倉庫内には玄米30k入りの袋が重ねられ、同JAの農産物検査員が各袋から抜き取った米の粒を見ながら、害虫の有無や形、色などを注意深く調べていた。
検査の結果、五百万石の89%、わたぼうしの52%が1等米だったが、あきたこまちとこしいぶきのうるち米はすべて2等米だった。1等比率は平年8割以上なので、この日の検査結果について同JAで検査を担当する営農指導部販売課の佐藤清課長補佐は「近年にない悪い数字が出た」と話している。
同JAは、うるち米2種類は、米全体が白っぽく見えて、平年よりは品質が劣るとしている。一方、五百万石については胴割粒と呼ばれるひびが入った米、茶色っぽく変色したものなどが見られたが、概ね形質は良く平年並みの品質とみている。わたぼうしは細身で胴割粒の発生に注意が必要としている。
今月15日に収穫適期を迎えるコシヒカリについては「非常に心配だ」と不安そうな表情を見せた。
検査は管内27か所で10月末ごろまで行われる。同JAでは68万俵(4万800t)の出荷を目標にしている。
写真=生産者(左端)も注目した初検査







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