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謙信公ゆかりの武術奉納

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 上杉謙信公を祭る上越市大豆の春日山神社で16日、第85回謙信公祭(21、22日開催)に先立ち祭典が開かれた。祭りの関係者ら約60人が参列し神事が行われた後、金沢工業大学の正伝長尾流(せいでんながおりゅう)躰術部が謙信公ゆかりの古武術の奉納演舞を行った。
 長尾流躰術は武田信玄方の武将、馬場信春が使う「刺刀(さすが)」の術を攻略するため、謙信公が親族の長尾監物為明公に命じて考案させたといわれる合戦での組討武術。1801年に加賀藩に伝わり、近年になって古文書を元に復元された。現在この武術を伝え継いでいるのは全国でも同部のみで、毎年同祭典で奉納演舞をしている。
 16日の祭典では神事の後、3年生5人が同神社の拝殿で抜刀術や、素手で相手の刀から身を守る躰術、刀を持つ相手に対し懐に入れた鉄板のような道具で戦う鐵貫術(てっかんじゅつ)などを披露した。監督で師範の新井真二さん(46)は「毎年春日山神社で奉納演舞をすることは意味深いものがある」、主将の林宏忠さん(21)は「とても緊張した。発祥の地で演舞をし、改めて武術をやる気持ちが引き締まった」と話していた。
写真=抜刀術などを披露する金沢工業大学の正伝長尾流躰術部

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